トレイルの足跡https://toreashi.fun足でつなぐ新たな冒険Sun, 19 Oct 2025 08:34:20 +0000jahourly1https://toreashi.fun/wp-content/uploads/2024/05/トレイルの足跡 ロゴ-150x150.jpgトレイルの足跡https://toreashi.fun3232 【入門】トレイルランニングにおすすめの腕時計!選び方とおすすめモデルhttps://toreashi.fun/trail-running-watches-and-recommended-models/Sun, 19 Oct 2025 08:34:11 +0000https://toreashi.fun/?p=1386

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トレイルランニングを始めると、「距離の誤差」や「高低差」「コースナビ」が気になりませんか?

そんなときに頼りになるのが、トレイルランニング向けの腕時計です。

とはいえ、いざ探してみると種類が多くて、「何を基準に選べばいいの?」と迷う人も多いはず。

この記事では、失敗しないための時計の選び方と、おすすめモデルを紹介します。

アシタカ
アシタカ

ライターの『アシタカ』です。

トレラン歴12年の会社員ランナー

年間10大会程度出走、上位10%をキープ目指してトレーニングしています!

実体験を元に、トレランのギアを紹介しています。

トレイルランニング用時計を知るQ&A

まずは、トレラン用の時計を購入するときに、気になる疑問をまとめて紹介します。

ロード用GPS時計で代用できる?

短い距離や低山レベルなら代用できますが、本格的な山ではトレイル用がおすすめ

ロード用GPSウォッチでも「距離・ペース・心拍」は計測できます。
しかし、山では標高差や天候の変化が大きく、気圧計・高度計・コンパスなどがないと現在地や天候の把握が難しくなります。

また、トレイルでは木々の陰や谷間などGPSが途切れやすい環境も多いため、複数衛星(GPS+GLONASS+Galileoなど)に対応したトレイル向けモデルのほうが精度が安定します。

アシタカ
アシタカ

安全面と快適さを考えると、トレイル対応モデルがおすすめです。

GPS・心拍・高度計など機能はどれだけ必要?

COROS VERTIX 2S 地図とアクティビティ画面
COROS VERTIX 2S 地図とアクティビティ画面

トレイルでは「標高」と「位置情報」が命。基本のGPSに加えて、高度計・気圧計・コンパスがあると、山中で現在地を把握しやすくなります。ただし、最初はGPSと防水機能があればOK。少しずつ機能を増やしていきましょう。

アシタカ
アシタカ

高価なマッピング機能やトレーニング解析も、慣れてからでも遅くありません。

サイズ(重さ・バンド長さ)はどう選ぶ?

COROS VERTIX 2S ディスプレイとベルト
COROS VERTIX 2S ディスプレイとベルト

長時間のトレイルでは、たった数グラムの違いでも腕への負担になります。軽量モデル(70g程度)なら装着していても気になりにくいです。バンドは通気性の良いものがおすすめです。

アシタカ
アシタカ

長時間・不整地・着けっぱなしになる環境を想定して選ぶのが大切です。

どこで購入できる?

スポーツ用品店やアウトドアショップでも購入できますが、モデル数が限られている場合も。
ネット通販なら、国内正規品の保証付きモデルを選ぶのが安心です。

予算はいくらぐらい必要?

目安としては、ざっくり以下の通りです。

クラス価格帯特徴
入門モデル4〜6万円前後GPS・心拍・防水機能あり
中級モデル
6〜9万円前後
GPS・心拍・防水機能あり
高度計・気圧計・ナビ機能付き
上級モデル
9万円〜
GPS・心拍・防水機能あり
高度計・気圧計・ナビ機能付き
長時間バッテリー
アシタカ
アシタカ

最初の1本なら、5〜6万円台で必要十分なモデルが揃います。

トレイルランニング向け時計の特徴

トレイルランで時計を使うときにチェックしておきたいのは次の6点です。

  • 防水性
  • 耐久性
  • バッテリー持ち
  • GPS精度
  • 軽さと見やすさ
  • 高度計・気圧計・温度計

防水性

雨・汗・沢渡りなどもあるため、50m防水以上が安心。レース中に雨が降っても安心。

耐久性

山道では、転倒したり、枝に引っかけたり、岩にぶつけたりすることもあります。
そのため、強いガラスやチタン・樹脂ケースなど、壊れにくい素材の時計が安心です。

バッテリー持ち

長いトレイルでは、ゴールまで何時間もかかることも。
GPSを使いながら20〜40時間動くモデルなら、100kmクラスの大会にも対応できます。
普段使いだけなら、1週間以上持つタイプもあります。

GPS精度

山の中では電波が届きにくく、GPSがズレることがあります。
そのため、「複数の衛星(GPS・GLONASS・Galileoなど)に対応した時計」を選ぶと、位置がより正確に分かります。

軽さと見やすさ

トレイルでは長時間走るため、軽さは大事。
また、強い日差しの下や薄暗い森の中でも見やすいよう、反射防止加工やサンライト可読ディスプレイ(反射しにくい画面や明るいディスプレイ)を選ぶと便利です。

高度計・気圧計・温度計

山では「今どのくらい登っているか」「天気が変わりそうか」を知るのが大切です。
高度計や気圧計が付いていると、標高の変化や天候の崩れを早めに察知でき、安全につながります。

アシタカ
アシタカ

この6つを意識して選べば、「走っている途中の電池切れ」「表示が見えない」「ぶつけて壊れた」といったトラブルを防ぎやすくなります。

初心者向け!時計の選び方5つのポイント

トレイルランニング用の時計を選ぶときに大事なのは、自分の走り方に合った1本を選ぶことです。
ここでは、失敗しないための5つのポイントをわかりやすく紹介します。

  • 使用目的をはっきりさせる
  • 機能と重量のバランス
  • ブランド・サポート体制
  • ナビ・地図表示機能
  • スマホ連携・データ管理

使用目的をはっきりさせる

「近くの低山を1〜2時間走る」人と、「100kmのロングレースに挑戦する」人では、必要な機能がまったく違います。
たとえば、

  • 週末に里山を走る程度 → GPSと距離・心拍が分かれば十分
  • 長時間レースや登山もしたい → 高度計・ナビ機能・長時間バッテリーが安心

機能と重さのバランスを考える

時計は、機能が増えるほど重くなります。
長時間のトレイルでは、たった10gでも「手首が疲れる」「重く感じる」ことがあります。「この機能、本当に使うかな?」と考えて、必要な機能だけを備えた軽めのモデルを選ぶのがおすすめです。

 信頼できるブランドを選

初心者のうちは、操作や設定で迷うことも多いです。
そんなときに日本語サポートやスマホアプリが使いやすいブランドを選ぶと安心。

  • COROS(カロス):軽くて電池が長持ち。アプリもシンプルでわかりやすい。
  • Garmin(ガーミン):ナビ機能やデータ管理が充実。登山やロードとの併用にも◎。

ナビ・地図表示機能があると安心

初めての山や大会では、「あれ?分岐を間違えたかも」と不安になることがあります。

地図表示やルートナビ機能があると、画面上で道を確認できるので安心です。「道迷い防止」という安全面でも大きなメリットがあります。

スマホ連携・データ管理で楽しさアップ

走ったデータをスマホアプリで見ると、累積距離や高低差、走ったルートがひと目で分かります。

「この坂を前より速く登れた!」など、成長を感じられてモチベーションもアップ。

また、日常のウォーキングや睡眠ログも取れるモデルなら、健康管理にも活かせます

アシタカ
アシタカ

トレイル時計選びで迷ったら、この3つを意識してみてください!

  • 自分がどんなコースを走るかを考える
  • 必要な機能だけを選ぶ
  • サポートがしっかりしたブランドを選ぶ

トレランおすすめのモデルは?

トレイルランナーに人気の高い3モデルを紹介します。

COROS APEX 4:基本的な精度やバッテリーは妥協したくない

COROS APEX 4 は、「初めてのトレイルでも安心して使いたい」「基本的な精度やバッテリーは妥協したくない」という人にぴったりのモデルです。「信頼性・軽さ・コスパ」のバランスが取れたモデルです。

2025年10月下旬から11月上旬に発売予定です。

道迷い防止・耐久性・軽さという3つの安心ポイントがそろっており、「初トレイル時計」としてバランスが◎。

モデル名特徴価格おすすめタイプ
COROS APEX 4
2025年10月下旬発売
高耐久性
高精度GPS
長時間バッテリー
オフライン地図
軽量

42mm:63,800円(税込)
46mm:63,800円(税込)
山でもロードでも使いたい人

COROS VERTIX 2S:将来的に長距離・山岳トレイルをやってみたい

COROS VERTIX 2Sアクティビティ画面
COROS VERTIX 2Sアクティビティ画面

COROS VERTIX 2Sは、初心者でも「将来的に長距離・山岳トレイルをやってみたい」「機能も性能も妥協したくない」という方向けにおすすめの選択肢です。「信頼性・軽さ・耐久性」のバランスが取れたモデルです。

モデル名特徴価格おすすめタイプ
COROS VERTIX 2S超ロングバッテリー
耐環境性能
多衛星+高精度GPS対応
ナビ/地図機能充実
豊富なセンサーとデータ追跡
93,500円(税込)長距離・山岳志向の人

▼COROS VERTIX 2Sの使用感はこちらで紹介しています。

COROS VERTIX 2S 地図とアクティビティ画面 【レビュー】COROS VERTIX 2S|トレイルランナー必見!100マイル対応バッテリーと高精度GPS

Garmin Fenix 8 Sapphire Dual Power:日常もトレランも高機能な1本

Garmin fēnix 7
Garmin fēnix 7

Garmin fēnix 8 Sapphire Dual Power は、日常に加えてトレイルランニングだけでなく山岳・アウトドアを本格的に楽しみたい人にとって頼もしい1本です。

モデル名特徴価格おすすめタイプ
Garmin Fenix 8
Dual Power
デュアルパワー充電対応
アウトドア機能が充実
GPS精度・衛星多対応
スピーカー、マイク、音声操作
198,000円(税込)日常もトレランも高機能で全て完結させたい人
アシタカ
アシタカ

結局、どれを選べばいいの?

  • 扱いやすさとコスパ重視ならCOROS APEX 4
  • 長距離、山岳志向なら、COROS VERTIX 2S
  • 山から日常使いまで高機能にこだわるなら、Garmin  Fenix 8

私はこれまでGarminの「Fenix 7」を使用していました。しかし、上位モデルの価格が上がったことや、周囲でCOROSを使う人が増えてきたこともあり、2025年からCOROS VERTIX 2Sを使っています。使い勝手は思った以上によく気に入っています。

まぁ、正直見た目は、Garmin Fenixシリーズの方が好みではありますが。

おわり:トレイル時計選びは「安心+快適+長く使える』がカギ

トレランの時計は、単なるタイムを測る道具ではなく、山の中で自分を守るための頼れるパートナーです。

防水性やGPS精度などの基本性能はもちろん、長時間の装着でもストレスにならない軽さやフィット感も重要なポイントです。

自分の走る距離や環境に合わせて、無理なく使い続けられるモデルを選ぶことが、結果的にトレーニングやレースの安心感につながります。

アシタカ
アシタカ

お気に入りの一本を見つけて、山を走る楽しさをさらに広げていきましょう。

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【レビュー】COROS VERTIX 2S|トレイルランナー必見!100マイル対応バッテリーと高精度GPShttps://toreashi.fun/coros-vertix-2s-review/Sun, 07 Sep 2025 10:30:18 +0000https://toreashi.fun/?p=1330

この記事はプロモーションを含みます。 そんなトレイルランナーの悩みを解決するのが COROS VERTIX 2S(カロス バーティクス2S) です。 バッテリー持続時間は業界トップクラス、耐久性は軍用レベル。Garmin ... ]]>

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  • 山でバッテリー切れの心配をしたくない
  • もっと正確なGPSで走りを記録したい

そんなトレイルランナーの悩みを解決するのが COROS VERTIX 2S(カロス バーティクス2S) です。

バッテリー持続時間は業界トップクラス、耐久性は軍用レベル。Garminと比べてシンプルな操作性も魅力です。実際に使ってみた感想を交えながら、その実力をレビューします。

アシタカ
アシタカ

ライターの『アシタカ』です。

トレラン歴12年の会社員ランナー

年間10大会程度出走、上位10%目標に日々トレーニングしています。

実体験を元に、ギアの紹介をしています。

COROS(カロス)とは?

COROS VERTIX 2Sアクティビティ画面
COROS VERTIX 2Sアクティビティ画面

COROS(カロス)はアメリカ発のGPSウォッチブランドです。Garminと並び、世界中のトップアスリートに支持されています。特に「バッテリー性能」と「GPS精度」で高い評価を得ており、トレイルランナーに人気のブランドです。

COROS VERTIX 2S(カロス バーティクス2S)の特徴

COROSの最上位モデルに位置づけられる「VERTIX 2S」。その大きな特徴は「冒険で頼れるタフネス性能」と「アスリートのためのトレーニング機能」を高次元で両立している点です。

項目内容
サイズ50.3 × 50.3 × 16 mm
重量87g
(シリコンバンド込み)
ディスプレイ1.4型
サファイアガラス
バッテリー最大118時間(GPS)
36日間(通常使用)
防水性能10ATM
センサー光学式心拍、SpO2、気圧・高度、コンパス等
価格93,500円
アシタカ
アシタカ

一言でまとめると「過酷な環境でもバッテリー切れを心配せず、正確なデータを取り続けられる」時計です。

COROS VERTIX 2S ディスプレイとベルト
COROS VERTIX 2S ディスプレイとベルト
セット内容
  • COROS VERTIX 2S 本体(GPSウォッチ)
  • 充電用ケーブル(従来のCOROS充電ケーブルを使用)
  • ナイロンバンド(軽量)
  • シリコンバンド(耐汗・防水性重視)
COROS VERTIX 2S画像
COROS VERTIX 2S画像
COROS VERTIX 2S 地図とアクティビティ画面
COROS VERTIX 2S 地図とアクティビティ画面
COROS VERTIX 2S重量
COROS VERTIX 2S重量
ナイロンバンド(軽量タイプ)
  • 重量:71g(本体込み)
  • 軽くて通気性が良く、長時間の装着でも快適。
  • トレイルランニングで汗をかいても重さを感じにくく、乾きも早い。
  • アウトドア感のあるデザインで、見た目にも自然に馴染む。
シリコンバンド(耐汗・防水タイプ)
  • 重量:88g(本体込み)
  • 撥水性・耐久性に優れ、汗や雨など日常の水分に強い設計。
  • 装着感がしっかりしており、激しい動きでも安定したフィット感。
  • 丈夫で、岩場や泥濘といった過酷な環境にも耐えられる仕様。
アシタカ
アシタカ

軽快さを求めるならナイロン安定感と耐久性を重視するならシリコン、と選ぶとわかりやすいですね。

VERTIX 2Sと他モデル比較

COROSのGPSウォッチシリーズ「VERTIX 2S」「APEX 2 Pro」「PACE3」の特徴を比較し、用途別のおすすめをまとめました。

モデルVERTIX 2SAPEX 2 ProPACE3
サイズ50.3mm46.1mm41.9mm
重量
(シリコンバンド装着時)
87g66g39g
バッテリー
(標準フルGPS)
118時間66時間38時間
ディスプレイ1.4型1.3型1.2型
価格93500円68200円33000円
主な用途トレラン
ウルトラマラソン
ランニング
トレラン
ランニング
日常

【トレラン、ウルトラマラソン、登山:VERTIX 2S】

【トレイルランニングやハイキング:バランスの取れた性能を持つ「APEX 2 Pro」】

【日常やランニング「PACE3」】

【体験レビュー】GarminからCOROS VERTIX 2Sへ乗り換えてみた感想

私はこれまでGarminの「Fenix 7」を使用していました。しかし、上位モデルの価格が上がったことや、周囲でCOROSを使う人が増えてきたこともあり、今回VERTIX 2Sを試してみることにしました。

Garminの「Fenix 7」と比べての使用感になります。

ダイヤル操作に慣れが必要

COROS VERTIX 2Sアクティビティ画面
COROS VERTIX 2Sアクティビティ画面

最初は手首に当たって思わぬところでストップしてしまうことがありました。ダイヤルの位置は「手首側」と「肩側」に切り替えられますが、肩側だと親指で操作することになりやや不便。結局、私は「手首側」で使う方が自然でした。慣れれば問題なく、今のところは「時間が解決するポイント」と感じています。

COROS VERTIX 2Sダイヤルボタン
COROS VERTIX 2Sアクティビティ画面

デザインはカジュアル寄り

COROS VERTIX 2S ディスプレイとベルト
COROS VERTIX 2S ディスプレイとベルト
ガーミンフェニックス7

見た目は好みが分かれると思います。Garmin Fenix 7の方が「仕事でも使える時計感」が強く、COROSはカジュアル。

ただし、フォーマルでなければ着けても違和感はないレベルです。

バッテリーの持ちに満足

バッテリーの持ちは、とても満足しています。

朝から晩まで着けっぱなしにしていても、ほとんど減っていないレベル。日常使いだけなら、充電を気にせずに1か月以上持ちます。さらにトレイルランニング中にGPSやナビを使ってみても、2時間半でわずか2.5%程度の消費

「充分バッテリーを気にせずトレーニングやアウトドアを楽しめる時計だと」

バッテリーについては、Garminの「Fenix 7」と比べて同等と感じています。

VERTIX 2Sこんな人におすすめ

  • トレラン初心者〜上級者
    → 地図表示や離脱アラートで迷子や遭難防止に役立つ
  • 本格的に挑戦する人
    → 高耐久・超ロングバッテリーで数日間のトレランも安心

購入前によくある疑問(FAQ)

ここからは、私自身がCOROSを実際に使って感じたことをもとに、購入前によくある疑問に答えていきます。あくまで個人の体験談ですが、検討中の方の参考になれば嬉しいです。

Q1. GarminやSuuntoと比べてどう違うの?

A. COROSは「軽量で操作が直感的」「バッテリーが長い」点が特徴です。Garminは機能が豊富でSuuntoは耐久性に強みがありますが、COROSは必要な機能をシンプルに揃えつつ、長時間のトレイルやウルトラでも安心して使えます。

Q2. 自分のランニングスタイルに合うモデルはどれ?

 A. 日常ランやトレイルなら APEX 2、長時間・長距離・ウルトラトレイルなら VERTIX 2VERTIX 2Sがおすすめです。

Q3. GPSの精度は本当に高いの?

A. デュアルバンドGNSSを搭載しており、山岳や峡谷、都市部でも安定した測位が可能です。トレイルでの使用でも誤差はほとんどなく、Garminと同等の精度を実感しています。※個人の感想です。

Q4.バッテリーの持ちは100マイルレース(約40時間)に対応できますか?

A:モデルによっては十分対応できます。

  • COROS VERTIX 2 / 2S → 標準GPS連続使用で最大118時間。100マイルレースは余裕で対応。
  • APEX 2 Pro → 標準GPS連続使用で最大66時間。こちらも問題なく対応。

Q5. サイズや重さは手首に合うか?

VERTIX 2は大きめですが88gと軽量登山時計としては問題ありません。

Q6. 操作方法は直感的か?

 A. ダイヤル式操作は手袋をしたままでも可能でした。ランニング中でも誤操作が少なく使いやすいです。VERTIX 2Sではダイヤル位置を手首側・肩側に変更でき、自分に合った操作方法が選べます。

私は、最初手首に当たって思わぬところでストップしてしまうことがありました。ダイヤルの位置は「手首側」と「肩側」に切り替えられますが、肩側だと親指で操作することになりやや不便。結局、私は「手首側」で使う方が自然でした。慣れれば問題なく、今のところは「時間が解決するポイント」と感じています。

Q7. Garminからのデータ移行は簡単か?

A. ガーミンからカロスへのデータ移行はとても簡単でした。ガーミンのデータをPCでエクスポートし、そのファイルをカロスの公式サイトのマイページからインポートするだけで完了し迷うことはありませんでした。

Q8. スマートウォッチとしての機能は十分?

A. 通知、音楽再生、心拍・SpO2・睡眠計測など基本的なスマートウォッチ機能は搭載済み。Apple WatchやGarminのフル機能には及びませんが、ランニングやアウトドア用途には十分です。

Q9. 耐久性や防水性能は大丈夫?

A. VERTIXシリーズはサファイアガラス+チタンケースで非常に堅牢。10ATM(100m防水)なので雨や汗、シャワー程度では問題なし。過酷な登山や雨天のトレイルでも安心して使用できます。

Q10. 価格に見合う価値はあるの?

A. 長時間バッテリー、GPS精度、耐久性を考えると、特にウルトラランナーや山岳ランナーにとってはコスパが高いです。フラッグシップモデルのVERTIX 2Sでも10万円切っているのはありがたいです。

まとめ

COROS VERTIX 2S は、

  • 圧倒的なバッテリー性能
  • 高精度なマルチバンドGPS
  • タフで壊れにくい設計

を兼ね備えたフラッグシップモデルです。

Garminから乗り換えて感じたのは、ダイヤル操作に慣れが必要という点とデザインがややカジュアル」という点。ただ、それを補って余りあるバッテリー性能とGPS精度があるため、アウトドアや長距離ランには最適だと感じました。

アシタカ
アシタカ

「長距離を走るたびに充電に悩まされている人」や「山奥でも正確なルートを知りたい人」には、間違いなくおすすめできる1本です。

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2025年モデルTHE NORTH FACE「TR ROCKET」徹底レビュー|軽くて快適!使いやすさ抜群人気のトレランザックhttps://toreashi.fun/2review-of-the-2025-the-north-face-tr-rocket/Sat, 16 Aug 2025 05:42:05 +0000https://toreashi.fun/?p=1274

この記事はプロモーションを含みます。 THE NORTH FACEの人気のトレランザック「TR ROCKET」(ティーアールロケット)が2025年モデルでさらに進化しました! 軽量で通気性が良く、収納力も抜群。私も前モデ ... ]]>

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THE NORTH FACEの人気のトレランザック「TR ROCKET」(ティーアールロケット)が2025年モデルでさらに進化しました!

軽量で通気性が良く、収納力も抜群。私も前モデルから通勤ランやウルトラトレイルでお世話になっているザックです。

今回は、2025年モデルの特徴や使い心地、おすすめポイントをわかりやすくご紹介します!

アシタカ
アシタカ

ライターの『アシタカ』です。

トレラン歴12年の会社員ランナー

年間10大会程度出走、上位10%目標に日々トレーニングしています。

TRロケットは通勤ランでかなりお世話になっているザックです!

TR ROCKET(ティーアールロケット)とは

THE NORTH FACEのTR ROCKET(ティーアールロケット)は、トレイルランニングやウルトラトレイル向けに作られたザックです。

項目内容
ブランドTHE NORTH FACE
(ザ・ノースフェイス)
商品名TR ROCKET
NM62511
サイズ・容量S:約13L
M:約14L
L:約15L
カラーブラック
TNFホワイト
ギャバングレー
価格27500円(税込)
アシタカ
アシタカ

商品名は前モデルから変わらずTR ROCKET。最新版を探すときは「TR ROCKET 2025年モデル」と入力すると、最新情報にスムーズにたどり着けます。

2025年モデルも前モデル同様、フラスクはついていません。フラスクは別途購入する必要があります。

使いやすさ抜群!「TR ROCKET」の収納力と機能をチェック

2025年モデルTR rocket
2025年モデルTR Rocket

TR ROCKETは、収納が充実しています。ロールトップ式のメイン収納や多機能ポケットで荷物の量や種類に応じて柔軟に収納できます。特に、頻繁にアクセスしたいものと、そうでないものを使い分けることで、効率的に使える設計です。

TR ROCKET 背面、サイド収納
TR ROCKET 背面、サイド収納

【背面・サイドの収納】

  • ①:ロールトップ式メイン収納
  • ②:外側ファスナー収納
  • ③:ストレッチポケット
  • ④:下部ポケット
  • ⑤:サイドポケット

TR ROCKETのメイン収納は、開口部が広く衣類や靴など大きめの荷物も入れやすい設計です。

2025年モデルTR rocket メイン収納
2025年モデルTR ROCKET メイン収納

メイン収納のアクセスは、トップと背中側のファスナーからの2箇所あり、ロープアップ部分を開閉しなくてもアクセスすることができます。

メイン収納入り口
メイン収納入り口

トップのロールアップ式開口部は、両手で持ってくるくると2~3回巻き両サイドのバックルで固定します。

2025年モデルTR rocket ロールアップ式収納
2025年モデルTR ROCKET ロールアップ式収納

背面の外側に、ファスナー収納があります。前面に入れるほどではない、後半用の補給食などを入れるのに便利です。

TR ROCKET 背面ファスナー収納
TR ROCKET 背面ファスナー収納

TR ROCKETの背面には、伸縮性のあるストレッチポケットが配置されています。

TR ROCKET ストレッチポケット
TR ROCKET ストレッチポケット

背面のストレッチポケットは「すぐに出し入れしたいもの」「かさばるけど軽いもの」を入れるのにぴったりで、行動中の使いやすさをしっかりサポートしてくれます。

背面下部は「走りながらでも手を伸ばしてアクセスできる位置」なので、今すぐ使わないけど途中で出し入れしそうなものを入れます。

TR ROCKET 下部収納
TR ROCKET 下部収納
アシタカ
アシタカ

補給や脱いだウェアの一時置き場として、動きを止めずにアクセスできるポケットはありがたいです!

【前面収納】

  • ①:ボトルポケット(左右)
  • ②:オープンポケット(左右)
  • ③:ファスナー付きポケット(フォイッスル付き)オープンポケット右内
  • ④:滑り止め付きポケット:オープンポケット左内
  • ⑤:メイン収納につながるファスナー
2025年モデルTR rocket 収納前面
2025年モデルTR ROCKET 収納前面

前面下部には前モデル同様、左右に手がすっぽり入る大きさの収納、②オープンポケットがあります。左右同じポケットに見えますが、右には内側にファスナー付きのポケット、左には滑り止め付きのポケットがあります。

TRロケットスマホポケット
TR ROCKET スマホポケット

左の滑り止め付きのポケットにスマホを収納することが多いです。トレイル中に写真を撮ったりすることが多いためなるべくスマホは手元に置いておきたいです。滑りどめのおかげで揺れもさほど感じません。

ファスナー付きのポケットは小さく収納力があるとは言えませんが、家の鍵などを収納するのに便利です。収納後は滅多にファスナーを開けることもないため落とす心配がありません。ファスナー部分はホイッスルになっています。実用的ではありませんが、トレランの大会では、ホイッスルが必携品になっていることが多いためザックについていると忘れることがなくありがたいです。

TR ROCKETの通気性!快適な走りをサポート

背中や肩に触れる部分に『モノメッシュ』という素材が使われています。

モノメッシュは、細かい網のような生地で水を弾きやすく、濡れてもすぐに乾くのが特徴です。

柔らかいけどハリがある素材で体にピッタリとフットしずれにくいです。前モデルでは、素材の硬さが多少気になっていましたが今回の素材は気になりません。肩、首周りの肌に直接あたる部分の生地の端には縫い目が肌にあたっても痛くなりにくいように布で包む加工がされています。

TR ROCKET モノメッシュ
TR ROCKET モノメッシュ
アシタカ
アシタカ

スケスケで戸惑いましたが、汗をかいてもベタつきにくく、すぐにサラッとした状態に戻っていい感じです。

モノメッシュには、抗菌加工がされていてニオイが気になりにくくなっているらしい。

TR ROCKETのサイズ感

TR ROCKETは、サイズによって容量が異なります。

サイズ・重量容量
S:約345g
(着丈42.5 身幅35.5 裾幅29.5)
13L
M:約375g
(着丈45.5 身幅37 裾幅31)
14L
L:約395g
(着丈47 身幅40 裾幅32.5)
15L

体型に合わせて細かく調整できるハーネスで、体にしっかりフィット。

アシタカ
アシタカ

前モデルのTR ROCKETでは、素材の硬さが気になりMサイズを使用していました。

素材が柔らかくなったので、Sサイズで違和感なくピッタリです。(身長約167cm 体重55kg)

【比較】TR ROCKET 2025年モデルと前モデルの違いは?改善された収納

前モデルは、背面の素材が硬くしっかりしていましたがその分、ロールアップ式の開け閉めに抵抗がありましたが、2025年モデルは、素材が柔らかく変更されておりロールアップしやすく開け閉めしやすなりました。また、両サイドのバックルで固定できるようになりました。

2025年モデルTR rocket 
2025年モデルTR ROCKET 

メイン収納の入り口が2箇所になり、小物の取り出しが簡単になりました。この点は前モデルでは少し使いにくかった部分なので使いやすさが大幅にアップしました。

左)2025年モデル 右)旧モデル

背面やショルダーハーネスには通気性の良いモノメッシュ素材を使っていて、汗をかいても蒸れにくく快適さがUP。

アシタカ
アシタカ

TR ROCKETは、年々素材や使い勝手がよくなっている印象!

物価高の中、リサイクル素材など環境に配慮しつつ価格も抑える努力をしてくれているのでありがたい。

こんな方におすすめ!TR ROCKETがぴったりなランナーのタイプ

実際に愛用している私が思う、TR ROCKETがおすすめなランナーは以下の通りです。

  • ウルトラトレイルやロングレースに挑戦する方
  • 登山やトレイルランニングを両方楽しみたい方
  • 収納が多くてフィット感の良いザックをお探しの方
  • 通勤ラン用のザックが欲しい方

まとめ|軽くて使いやすいTR ROCKETはトレイルランニングの心強い味方!

2025年モデルのTHE NORTH FACE「TR ROCKET」は、軽量化と素材のアップデートでさらに快適に、収納も充実して使い勝手がアップ。通勤ランやロングトレイルまで幅広く使えて、快適な走りをサポートしてくれる頼れるザックです。

この記事で紹介したアイテム

【2025年モデル TR ROCKET】

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【レビュー】Teton Bros. ELV1000|汗を弾く!超快適ノースリーブ&Tシャツhttps://toreashi.fun/review-teton-bros-elv1000-sleeveless-top-t-shirt/Mon, 11 Aug 2025 08:08:04 +0000https://toreashi.fun/?p=1256

この記事はプロモーションを含みます。 夏のランニング、Tシャツが汗でベタベタして不快ですよね。。 汗を吸って重くなるTシャツ。登りで噴き出した汗が肌に張りつき、ベタつき…。 今まで、汗を吸収してすぐに乾くウェアがトレラン ... ]]>

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夏のランニング、Tシャツが汗でベタベタして不快ですよね。。

汗を吸って重くなるTシャツ。登りで噴き出した汗が肌に張りつき、ベタつき…。

今まで、汗を吸収してすぐに乾くウェアがトレランに向いていると思っていましたが、その考えを覆すアイテムに出会いました。それが、Teton Bros.(ティートンブロス)のELV1000シリーズです。

この記事では、実際にELV1000シリーズを着用して感じた特徴、使用感について詳しくレビューします。

アシタカ
アシタカ

ライターの『アシタカ』です。トレラン歴12年の会社員ランナーです。

購入は全て実費。忖度なしに使用感を紹介。トレランを楽しむ参考になったら嬉しいです。

Teton Bros.とは?

日本生まれのアウトドアブランド「Teton Bros.(ティートンブロス)」は、登山やトレイルランなど、過酷な環境下で快適に動ける機能性ウェアを展開しています。

中でも「ELV1000シリーズ」は、“汗を吸わない”という新しい発想のベースレイヤーとして注目されています。

ELV1000 ノースリーブ&Tシャツの基本情報

ELV1000シリーズでは、Tシャツ、ノースリーブ、ショートパンツと展開しています。

項目ノースリーブTシャツ
商品名ELV1000 Non SleeveELV1000 S/S Tee
価格(税込)約8,800円約9,900円
重量約70g(Mサイズ)約90g前後
素材ポリエステル(Dry Action加工)ポリエステル(Dry Action加工)
特徴涼しさ・軽量性重視日焼け対策・汎用性重視
サイズ展開S~XLS~XL
着用シーズン真夏メイン春〜秋まで幅広く
アシタカ
アシタカ

ノースリーブは、品切れが続出中!公式オンラインショップだとまだ購入できそうです。

ハイブリットショーツ前面 【レビュー】ティートンブロスのハイブリッドショーツの特徴と使用感。街も山もこれ1枚!

ELV1000シリーズ素材の特徴|Dry Action加工がスゴい!

ELV1000シリーズのキモは、独自の「Dry Action」加工です。

これは、汗を吸うのではなく“弾く”撥水処理で、以下のような使用感があります。

  • 汗を含まない → 生地が重くならない
  • 肌離れが良い → ベタつかずサラサラが持続
  • 高通気 → 風が抜けるような快適さ

生地は、凹凸のあるグリッド構造

これにより、肌と生地の接触面が少なく、通気性もさらにアップしています。

特に肩周りの設計(ラグラン+オフセット縫製)が工夫されています。

ELV1000 ノースリーブを実際に着て走ってみた!使用レビュー

着心地:とにかく軽い

最初に感じたのは「とにかく軽い」。大丈夫か?と思うくらいの軽さです。

細かいことですが、肩周りの設計(ラグラン+オフセット縫製)も縫い目がザックと重ならず気になりません。

アシタカ
アシタカ

ノースリーブは、品切れが続出中!公式オンラインショップだとまだ購入できそうです。

汗処理性能:サラサラが続く神仕様

Dry Action加工は、本当に秀逸。
汗をかいた瞬間に肌から離れて下に流れ落ちていく感覚です。

吸汗速乾タイプとはまったく違い、「汗を着ていない感覚」に近いです。

アシタカ
アシタカ

常に汗をかいているトレランでは、吸収速乾タイプでも乾くのが追いつかない。

汗を吸収すると重くなり、エイドでTシャツを絞ることも。

このシャツは、そもそも汗を吸わないから常にさらさらです。

ただ、汗が流れ落ちた先のパンツがいつもより濡れる印象です。

私は、アンダーウェアは、T8機能性アンダーウェアコマンドーランニングアンダーウェアを着用しています。比較的サラッとしていて、汗で濡れても快適さを保ってくれるので気に入っています。

アンダーウェアについては、こちらの記事で紹介しています▼

機能性アンダーウェア トレラン・ランニングにおすすめのアンダーウェア!機能性インナーの種類と選び方

ELV1000 ノースリーブ&Tシャツのメリット・デメリットまとめ

私が思う、ELV1000(ノースリーブ & Tシャツ共通)メリットは、

  • 超軽量で着用感ほぼゼロ
    Mサイズでノースリーブ約65〜71g、Tシャツでも約90〜100gと非常に軽い。
  • 高い通気性と快適さ
    グリッド状(ワッフル構造)の生地で蒸れにくく、肌離れも良い。
  • 撥水性・速乾性に優れる
    汗や水を弾くため濡れにくく、濡れてもすぐ乾く。多少の雨も快適。
  • 汗冷えしにくい
    吸水せず発散するため、大量の汗でも“濡れたまま冷える”感覚が少ない。
  • 耐久性の高い撥水加工
    100回の洗濯でも性能を維持。縫製も摩擦を抑えて長時間快適。

私が思う、ELV1000(ノースリーブ & Tシャツ共通)デメリットは、

  • 汗が流れやすい
    吸水しないため滝汗時は腕や体に汗が伝う感覚がある。
  • 汗冷えの感じ方に個人差
    肌に直接水分が触れる感覚が苦手な人も。下着との組み合わせが必要な場合あり。
  • サイズ感に注意
  • 価格が高め・品薄
    8,000円台で流通量が少なく、シーズン途中で品切れになることも。
  • 撥水性維持のため柔軟剤や漂白剤は不可。


番外編:ノースリーブ+アームカバーもおすすめ!

直射日光対策や疲労軽減には、ノースリーブとアームカバーの組み合わせも◎。

最近の強い日差しには、自分もアームカバーを併用するようになりました。
トレイルは日陰も多いため、着脱しやすいアームカバーはとても便利です。

よくある質問(FAQ)

Q. 汗を吸わないと不快じゃない?

 → 逆です。弾くことで肌から離れ、風とともに蒸発していくので快適です。

Q. 洗濯で撥水が落ちませんか?

メーカー公称で「100回洗っても撥水力80%以上維持」とのこと。

まだ、100回は洗っていませんが、撥水力はしっかり残っています。

Q. サイズ感は?

→ ややフィット感強め。

ノースリーブは首元が少し詰まった感じ、ワンサイズアップでもいい感じです。Sサイズです。Mでも良かったかなと・・・。

まとめ|汗を弾く新感覚ベースレイヤーで、夏のランを快適に

Teton Bros.のELV1000シリーズ(ノースリーブ&Tシャツ)は、汗を吸わず弾く”という新しい選択肢を与えてくれる革新的なベースレイヤー。

  • 汗をかいても軽くて快適
  • 肌触りが良く、ザックとの相性も◎

暑い時期のランニングをもっと快適にしたいなら、ぜひ試してみてください!

この記事で紹介したアイテム一覧

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【サロモン ウルトラグライド3 レビュー】長距離トレイルランがもっと快適になる新定番シューズhttps://toreashi.fun/salomon-ultraglide-3-review/Mon, 21 Jul 2025 12:41:55 +0000https://toreashi.fun/?p=1222

この記事がプロモーションを含みます。 長距離トレイルで「もっと楽に走りたい」でも、 私も、ウルトラトレイルで足が残らず後半で潰れることが悩みでした。そんな私が試して「これは長距離トレイルの相棒になる」と感じたのがサロモン ... ]]>

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長距離トレイルで「もっと楽に走りたい」でも、

  • 長距離を走ると足が痛くて最後まで集中できない
  • クッション性のある靴で脚の疲れを軽減したい
  • 舗装路から山道まで一足で済ませたい
  • 下りの衝撃が怖い、脚が残らない

私も、ウルトラトレイルで足が残らず後半で潰れることが悩みでした。そんな私が試して「これは長距離トレイルの相棒になる」と感じたのがサロモン ウルトラグライド3

今回は、実体験をもとにサロモン ウルトラグライド3の特徴と使用感を紹介します。

サロモンとは?トレイルランナー御用達ブランド

サロモンは1947年にフランスで生まれたアウトドアブランド。

もともとはスキーブーツで有名ですが、今ではトレランシューズでも知らない人はいないといっても過言ではない存在です。

足をしっかり包み込む「センシフィット™構造」や、素早くフィットできる「クイックレースシステム」など、走る人に寄り添った工夫が詰まっています。

サロモン ウルトラグライド3
サロモン ウルトラグライド3

ウルトラグライド3の基本スペック

項目内容
ブランドサロモン
重量290g
かかと高さ
前足高さ
41mm
35mm
ドロップ6mm
シューレースクイックレース

このスペックを見るだけでも、ウルトラグライド3が「かなりの厚底モデル」だということがわかります。
でも、ただ分厚いだけじゃなくて、ドロップは6mmとほどよく、登りでも下りでもバランスよく走れるように設計されています。

実際に履いてわかったウルトラグライド3の魅力

サロモン ウルトラグライド3
サロモン ウルトラグライド3

ここからは実際にウルトラトレイル(70km・累積標高3000m)で履いて走った経験を元に、リアルな使用感をお伝えします。

クッション性と反発性:厚底なのに走りやすい

マシュマロのような柔らかさなのに反発力もある感覚で、ロングトレイルの最後まで走り切る体力を残せました。

「厚底って、ふかふかしすぎて逆に走りにくいんじゃないの?」
そんなイメージをくつがえしてくれたのが、エナジーフォーム(energyFOAM)を使ったミッドソール。

サロモン ウルトラグライド3
サロモン ウルトラグライド3

適度に柔らかくて、ちゃんと反発もある。そのバランスが絶妙なんです。

  • 下りでは衝撃をしっかり吸収してくれて、脚が残る
  • 平地では沈み込みすぎず、リズムよく走れる
  • 長距離の後半でも脚のダメージが少ない

マシュマロみたいなやさしいクッションですが、しっかり反発も感じられる。

アシタカ
アシタカ

ロングトレイルの最後まで体力を温存しながら走り切れました!

厚底でも安定感バッチリ

サロモン ウルトラグライド3
サロモン ウルトラグライド3

厚底シューズって、横にグラつきそうでちょっと怖い…と思いませんか?
そんな不安を感じている人でも安心なのが、ウルトラグライド3のセンシフィット™構造す。足全体をやさしく包み込んでくれるので、下りやガレ場でもしっかり安定。

  • 接地面が広めで、岩場でもグラつきにくい
  • 下りでスピードを出しても足元がブレにくい
  • タイトすぎない自然なフィット感でストレスなし
アシタカ
アシタカ

下りも思いきって攻められる、安心感のある履き心地でした!

クイックレースで脱ぎ履きが楽

ウルトラグライド3
ウルトラグライド3

サロモン独自のクイックレースシステムは走行中でも締め直しが一瞬。

エイドで靴紐を結び直すストレスがなく、むくみやフィット感の調整も簡単にできます。

グリップ力と対応路面:どんな道でも頼れる!

ウルトラグライド3
ウルトラグライド3

アウトソールにはコンタグリップ(Contragrip®)と4mmのラグを採用。
乾いたトレイルはもちろん、ぬかるみや濡れた岩場でもしっかり路面をキャッチしてくれます。

  • 下り坂のブレーキでも滑りにくい
  • 泥道でも安心して踏み込める
  • 舗装路もゴツゴツせず、快適に走れる

実際のトレイルでは、「ドライな岩場」→「泥でぬかるんだ林道」→「舗装路での移動」と路面がコロコロ変わる場面でも、一足で全部カバーできました。履き替えいらずの頼れる相棒です!

トレイルラン初心者にもおすすめな理由

ウルトラグライド3は「トレイルランの入口シューズ」としても最適です。

  • 足への負担を減らすクッション性
  • フィット感が高く安定して走れる
  • 舗装路・トレイル両方走れて一本化できる

「トレイルランを始めたいけど、何を履けば良いか迷っている」方にも安心しておすすめできます。

ウルトラグライド3は、こんな人におすすめ

  • 100km以上のウルトラトレイルを走る人
  • トレイルランを始めたい初心者
  • 舗装路から山道まで一足で済ませたい人
  • 脚へのダメージを抑えて長く走りたい人

「快適に長く走りたい」人にとって、ウルトラグライド3は頼れる相棒になってくれること間違いなし!

ウルトラグライド3とスピードゴート6の使用感の比較

今回紹介したサロモン ウルトラグライド3は、やわらかめのクッションが特徴で、「舗装路+トレイルを1足で走りたい」という人にも人気のモデルです。
愛用中のホカ スピードゴート6と比べてみると、違いがはっきりしていて面白かったので、それぞれの特徴をまとめてみました。

クッション性の比較

ウルトラグライド3、スピードゴート6比較
ウルトラグライド3、スピードゴート6比較
ウルトラグライド3:ふわっと沈む、マシュマロ感覚

ウルトラグライド3は、全体的にやわらかく沈み込むようなクッション感が特徴。
とくに前足部(つま先側)までやわらかさを感じられるので、足全体を包み込むような感触があります。

一部では「やわらかすぎる」と感じる人も。
昔のHOKA(ホカオネオネ)にあったようなマシュマロクッションに近い印象です。
舗装路も気持ちよく走れるので、「普段使い+トレイル」にも◎。

スピードゴート6:しっかり感とクッションのバランス

一方のスピードゴート6は、クッション性は高いものの沈み込みすぎない、安定感のある履き心地
やわらかいけれど、ウルトラグライドほどの「ふわふわ感」はなく、程よい反発もあるので登りや下りでも安定して走れます

フィット感の違い:包まれる vs あっさり

ウルトラグライド3、スピードゴート6比較
ウルトラグライド3、スピードゴート6比較
ウルトラグライド3

シュータン(ベロ)や踵まわりにしっかり厚みがあり、足全体が包み込まれるようなフィット感があります。クッション感とホールド感のバランスが良く、特に踵のホールドが安心。

スピードゴート6

シュータンが薄めであっさりした作り。ボディは通気性がよく、足当たりも軽やかです。

アシタカ
アシタカ

サロモンの方が全体的に厚みがあり、フィット感は高い反面、通気性ではやや劣る印象もあります。
このあたりは好みが分かれるポイントです。

グリップ力の違い:意外と効く vs 信頼の定番

ウルトラグライド3
ウルトラグライド3
ウルトラグライド3(サロモン):意外と効く

アウトソールのラグ(突起)は浅めで一見グリップが弱そうに見えるのですが、
実際に走ってみると意外としっかりグリップしてくれて驚きます。
地面にしっかり食いつく感覚はあり、ドライなトレイルや林道では十分な安心感

スピードゴート6:ラグ
スピードゴート6:ラグ
スピードゴート6(ホカ):信頼の定番

定番のVibramメガグリップ搭載で、濡れた岩場・ぬかるみ・急斜面にも強い
実績もあり、「とにかく安心して下りたい」派にはこちらが◎
テクニカルな路面でも不安なく走れます。

スピードゴート6 【レビュー】頼れるトレランシューズ!HOKAスピードゴート6の特徴と使用感

【まとめ】サロモン ウルトラグライド3は「新しい定番」

サロモン ウルトラグライド3は、以下を兼ね備えた「トレイルランの新しい定番シューズ」です。

  • 高いクッション性と反発力
  • 安定感のある履き心地
  • 幅広い路面対応力
  • 長時間走っても疲れにくい

私自身、このシューズに変えてから「長距離後半でも脚が残る感覚」を得られ、ウルトラトレイル完走率が大きく向上しました。ホカオネオネのスピードゴートに並び、頼もしい相棒になっています。

これから長距離トレイルを快適に楽しみたい方、ロードからトレイルへステップアップしたい方は、ぜひ「サロモン ウルトラグライド3」を試してみてください!

この記事で紹介したアイテム

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トレイルランナー必見!Shokz OpenRun Pro 2レビュー|高音質・安全・ロングバッテリーで快適https://toreashi.fun/shokz-openrun-pro-2-reviews/Sun, 06 Jul 2025 08:20:02 +0000https://toreashi.fun/?p=1169

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トレイルを走っていると、耳元の音楽が最後の一歩を後押ししてくれる瞬間、ありますよね。音楽は最高の相棒。でもその一方で、こんな悩みもありませんか?

  • 音楽に集中しすぎて、後ろから来るランナーに気づかずヒヤッとした
  • 自然の音や鳥の声も一緒に聞きたいのに、イヤホンでかき消されてしまう
  • 「楽しさ」と「安全」を両立するのが難しい

私自身も同じように感じてきました。トレイルだけでなく普段のランニングでも、周囲の音をきちんと聞くことはとても大切です。

そんなランナーのジレンマを解決してくれるのが、Shokzの最新フラッグシップモデル「OpenRun Pro 2です。これまで数々のイヤホンを試し、Shokzの旧モデルも愛用してきた私が、実際の使い心地を忖度なしで徹底レビューします。

この記事でわかること
  • OpenRun Pro 2の特徴
  • 実際に使ってみた感想
  • こんな人におすすめ
アシタカ
アシタカ

ライターの『アシタカ』です。 トレラン歴12年の会社員ランナー 。

年間10大会程度出走、上位10%目標に日々トレーニングしています。

使ってみて便利だったアイテムなど実際使用したもののみ紹介しています。

Shokz OpenRun Pro 2 サイドデザイン
Shokz OpenRun Pro 2

Shokz OpenRun Pro 2 は、骨伝導イヤホンのリーディングブランド「Shokz」が手がける最新のモデルです。

Shokzとは

Shokz(ショックス) は骨伝導イヤホンのブランドです。
「耳を塞がずに音を楽しむ」というスタイルを広め、ランナーを中心に支持されています。もともとは AfterShokz(アフターショックス) という名前でしたが、2021年に「Shokz」へとリブランドしました。

OpenRun Pro シリーズについて

Shokzにはエントリーモデルから本格派まで複数のシリーズがありますが、OpenRun Pro シリーズは最上位ラインです。
従来の骨伝導イヤホンが苦手だった低音を補強し、スポーツシーンだけでなく普段の音楽鑑賞でも満足できる音質を実現しています。今回の OpenRun Pro 2 は、その最新モデルにあたります。

mini版はこちら

OpenRun Pro 2基本スペック紹介

Shokz OpenRun Pro 2 収納
Shokz OpenRun Pro 2
項目内容
ブランドShokz(ショックス)
商品名OpenRun Pro 2(オープンラン プロ 2)
音響技術Shokz DualPitch™
(骨伝導+空気伝導のハイブリッド)
再生時間最大12時間
急速充電5分で約2.5時間再生可能
充電ポートUSB-C対応(便利!)
防水防塵規格IP55(汗や小雨でも安心)
重量わずか30.3g(長時間でも軽快)
Bluetoothバージョン5.3(安定接続&省エネ)
価格定価 27,880円

これまで骨伝導イヤホンの弱点といえば「低音の物足りなさ」でした。中高音はクリアでも、ベースやドラムが軽く聞こえてしまい、音楽好きには少し寂しい…。そんな経験をした方も多いと思います。

OpenRun Pro 2で使われている 「Shokz DualPitch™ では、

  • 中高音域(人の声・シンバルなどの繊細な音) → 骨伝導ドライバー
  • 低音域(ベース・ドラムなどの迫力ある音) → 空気伝導ドライバー

という役割分担を実現。これにより、今までの骨伝導では得られなかった 厚みのある低音 を楽しめます。

アシタカ
アシタカ

純粋な骨伝導イヤホンではなくなったけど、音がよくなってるので問題なし!

今までの安全に周囲の音を聞けるイヤホンだけでなく、安全+高音質を両立したイヤホン へと進化してます。

さらに使い勝手も良くなりました。

  • 軽量設計で長時間のランでもストレスなし
  • 物理ボタンで操作が直感的(走りながらでも安心)
  • メーカー保証2年付きで安心

OpenRun Pro 2は、軽量設計(約31g)で長時間のランでもストレスを感じません。

Shokz OpenRun Pro 2 電源
Shokz OpenRun Pro 2 再生ボタン
Shokz OpenRun Pro 2 重量
Shokz OpenRun Pro 2 重量

物理ボタンで直感的に操作できるので、走りながらでも音量調整や曲送りがスムーズ。汗や雨でも誤作動が起きにくいのは、タッチ式にはない安心感です。

Shokz OpenRun Pro 2 音量
Shokz OpenRun Pro 2 電源と音量ボタン

OpenRun Pro 2 実際の使用感|5つの特徴

ここからは、僕が実際にランニングで使ってみて「これはいい!」と感じたポイントを5つに絞ってご紹介します。カタログスペックではなく、リアルな使用感をベースにまとめています。

軽いのにズレない装着感

Shokz OpenRun Pro 2 着画
Shokz OpenRun Pro 2 着画

最初に驚いたのが装着感。わずか31gしかないので、つけているのを忘れるほど軽いです。それでいて、走ってもほとんど揺れないのがすごい。ロードでもトレイルでも耳元が安定していて、メガネやサングラスとの干渉も気になりませんでした。

Shokz OpenRun Pro 2 着画2
Shokz OpenRun Pro 2 着画2

インナーイヤー型(耳の穴に入れるタイプ)の場合、普段使いには良いのですが、特に、夏場など汗を多くかいてしまった場合、耳の穴に汗が入ってくるので格段にフィット感が落ちてきて、イヤフォンが外れそうになるのが走ってる際に気になるんですよね。

しかし、OpenRun Pro 2は、柔軟性と強度を両立したフレームが頭を優しく、しかし確実にホールドしてくれており、ズレることなく確実なフィット感を達成してくれています。

カナル型イヤホンだと30分くらいで耳が蒸れてきたり、圧迫感が気になることがあります。でもOpenRun Pro 2は耳の穴を塞がないので、とにかく快適。2時間ほど走った日も耳周りのストレスを全く感じませんでした。夏場の蒸れ対策としても優秀です。

アシタカ
アシタカ

トレイル走ってる際にイヤフォンが耳から外れて、踏み砕いたことがあります。。。

骨伝導のイメージを超えた音質と快適さ

カナル型(耳栓のようなタイプ)、インナーイヤー型(耳の入り口付近でひっかけるタイプ)の高級イヤフォンと比べれば音質は落ちるかもしれませんが、そこそこよいお値段のこれらイヤホンと同等以上の音質を実現しています。

某サイトの商品のレビューにおいても、「AMモノラルからFMステレオになったかのよう」とも称されていました。

OpenRun Pro 2は、音質がすごくよいのもそうなんですが、骨伝導特有のこめかみの「ブルブル」問題をほぼ解決した点がもっとも特筆すべき点といえます。

振動の大きい低音域を空気伝導ドライバーに任せたことによる恩恵であり、この改良によって音質向上と快適性の両立を見事に実現しています。

アシタカ
アシタカ

以前のモデルでは、耳のプルプルが気になってたんですよね。

外音が自然に聞こえる安心感

骨伝導タイプなので、周囲の音がちゃんと聞こえます。

ロードを走っているときに、後ろから車や自転車が来てもすぐに気づけるのは大きな安心感がある。実際、ランのときに後ろから自転車が近づいてきたのを音で察知でき、「あ、これは安全面でも強いな」と実感しました。

これらの重要な音の情報を逃さないことは、トレイルでの安全確保に不可欠です。

カナル型イヤホンのように外界から遮断されるのではなく、常に周囲と繋がっていられる安心感は、何物にも代えがたいものがあります。

もちろん、仲間と会話する際もイヤホンを外す必要はありません。

アシタカ
アシタカ

これはトレイルランナーにとって最大の価値

バッテリーがタフ

フル充電で約10時間持つので、ロング走でも安心です。

私は、普段5時間前後のトレランが多いのですが、2回に1回の充電で持てているのはありがたいです。

さらに急速充電対応で、たった5分充電するだけで約2.5時間使えるのもありがたい。

アシタカ
アシタカ

走りに行く直前に「あ、バッテリー切れてる!」という時も助かります。

Shokz OpenRun Pro 2 充電口
Shokz OpenRun Pro 2 充電口

こういった類のガジェットは独自企画の充電ケーブルだったりするのですが、OpenRun Pro 2は使いやすいUSB-Cポートなのが嬉しいです。

アシタカ
アシタカ

スマホと同じUSB-Cで充電できるのは助かる!

汗と雨に負けない:IP55防塵・防水性能

ランニングに汗はつきもの。

突然の雨に降られることも日常茶飯事ですし、たとえ雨の中でも走るようなシリアスランナーにとっては必須の防水機能。

OpenRun Pro 2は、IP55等級の防塵・防水性能を備えており、汗や雨、水しぶきを気にすることなく使用できます

本体は二重構造のメッシュとナノ疎水性コーティングによって保護されており、過酷な環境下でも高い耐久性を発揮します。

アシタカ
アシタカ

汗をかいた直後など、USB-Cポートが濡れている状態での充電は故障の原因になるので注意!カバーもしっかりしめて!

OpenRun Pro 2の気になる点(デメリット):購入前に知っておきたいこと

どんなに優れた製品でも、「完璧!」とは言い切れない部分があります。
OpenRun Pro 2も例外ではなく、実際に使ってみて「ここは人によって合う・合わないがあるな」と感じた点がありました。

おすすめできる製品だからこそ、購入前にあらかじめ知っておいてほしいポイントを正直にお伝えします。

音漏れはゼロではない

正直、音漏れは避けられません。

特に静かなオフィスや電車内で音量を上げると、周囲に「シャカシャカ」と音が聞こえてしまう可能性があります。ジョギングや屋外での使用では気になりませんが、公共の場では音量を少し抑える意識が必要です。

価格はやや高め

定価27,880円という価格は、イヤホン全体で見れば安い部類ではありません。

正直、購入時には「ちょっと高いな」と思いました。ただ、その分、長時間の快適さや安全性、音質のバランスを考えると「投資する価値はあった」と今は感じています。

音楽への没入感は弱め

耳をふさがないオープンイヤー型のため、カナル型イヤホンのように音楽だけに没頭する感覚は得にくいです。

交通量の多い道路や電車内などでは、外の音に音楽がかき消されることも。逆に「外音を聞きながら走れる安心感」を取るか、「音楽の没入感」を取るかは好みが分かれるポイントです。

携帯性は微妙

ネックバンド一体型なので、完全ワイヤレスイヤホンのようにケースに入れてポケットへ…という使い方はできません。

私は基本「耳にかけっぱなしスタイル」で使っています。軽いので走っていても気にならないですが、携帯性重視の人にはやや不便かもしれません。

Miniサイズもある!自分に合うサイズを選ぼう

ネックバンド一体型なので、携帯性は高くありません。しかし、自分の頭のサイズに合ったモデルを選ぶことで、装着時の快適性は大きく向上します。

OpenRun Pro 2には通常モデルに加え、バンド部分が短い「Miniモデル」も用意されています。

Miniモデルがおすすめな人
  • 頭が小さめの方
  • 車や新幹線のヘッドレストにもたれかかって使いたい方(バンドが邪魔になりにくい)

OpenRun Pro 2は、こんなトレイルランナーにおすすめ!

今回の徹底検証を経て、OpenRun Pro 2は特に以下のようなランナーに強くおすすめです!

  • 安全性を最優先しつつ、音質にも妥協したくないランナー これまで骨伝導イヤホンを試したことがない人にはぜひ試してほしいです。安全性と高音質を両立した、理想の体験が待っています。
  • 長時間のトレーニングに挑むランナー 12時間のバッテリー、長時間の装着でも快適なフィット感、そしてタフな耐久性。まさに長距離トレイルランナーの要望に答える商品です。
  • 走りに集中したいランナー 激しい下でも抜群のフィット感。ずっと装着しても頭が痛くなることもないし、走りに集中できます。

おわりに:デメリットを理解した上で、それでも最高の投資である理由

OpenRun Pro 2には、確かにいくつかの弱点があります。例えば、フルカバー型イヤホンほどの低音は出ませんし、強風の中では外音取り込みの性質上、音がかき消される場面もあります。

しかし、それらを差し引いても「日常やランニングが一段階アップグレードされる感覚」を味わえるのが、この製品の最大の魅力です。
安全性と快適性、そしてモチベーションを支える音質のバランスは、他のイヤホンにはないものです。

ランニングが習慣の人にとっては、単なるガジェットではなく「自己投資」に近い存在。
私自身も「もうこれなしでは走れない」と思えるほど信頼しています。

もしあなたが「音楽と共に快適に走りたい」と考えているなら、OpenRun Pro 2は間違いなくその期待に応えてくれる相棒になるはずです。

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【レビュー】T8ウルトラシェルパショーツ徹底解説:トレランレースに収納力抜群のショートパンツhttps://toreashi.fun/review-t8-ultra-sherpa-shorts/Tue, 10 Jun 2025 23:55:33 +0000https://toreashi.fun/?p=1136

この記事はプロモーションを含みます。 トレイルランニング用のショートパンツを探していて、 「収納力が足りない」「揺れが気になる」「ザックを使いたくない」 そんな悩みを持ったことはありませんか? 私自身、たくさんのトレラン ... ]]>

この記事はプロモーションを含みます。

トレイルランニング用のショートパンツを探していて、

「収納力が足りない」「揺れが気になる」「ザックを使いたくない」

そんな悩みを持ったことはありませんか?

私自身、たくさんのトレランショートパンツを試してきましたが、「軽量性」、「収納性」、「快適性」を両立できるパンツはなかなか見つかりませんでした。

この記事では、ミニマルな装備で走りたいランナーに人気の、T8(ティーエイト)ウルトラシェルパショーツについて詳しく紹介します。

T8(ティーエイト)とは?人気の香港発ブランド

T8(ティーエイト)は、香港のトレイルランニング用の高性能ウェアブランドです。

年間6カ月の平均気温30℃の香港、高温多湿な香港の気候に対応するため、超軽量で通気性に優れた素材で、速乾性と擦れにくい快適な着心地を追求しています。

アシタカ
アシタカ

香港のウルトラトレイルランナーが、自身の経験から「超軽量・超涼しく・擦れない」ランニングウェアを開発しているそうです。

シェルパーツショーツ2とウルトラシェルパショーツの違い

T8のショートパンツには、『シェルパーツショーツ2』、『ウルトラシェルパショーツ』があります。

項目シェルパーツショーツ2ウルトラシェルパショーツ
価格12,000円(税込)15,000円(税込)
重量約88g
(Mサイズ)
約122g
(Mサイズ)
収納4つ5つ
特徴ベーシックな収納ショーツ超軽量・収納力アップモデル

ウルトラシェルパーツショーツは、より軽量かつ収納性能が強化された上位モデルになり、長距離・ウルトラトレイルやファストパッキングなど、収納力や軽量性をさらに重視したい方に向いています。

アシタカ
アシタカ

私は、100キロや100マイルレース用でお世話になっています。

T8(ティーエイト)ウルトラシェルパショーツの特徴

以下は、T8ウルトラシェルパーツショーツの主なスペックと特徴です。

項目ウルトラシェルパ
ショーツ
価格15,000円(税込)
インナー
収納ウエストバンド
ポールホルダー
ビブスホルダー
サイズXS,S,S/M,M,L,XL
ユニセックス
カラーブラック
重量約122g(Mサイズ)
T8 Ultra Sherpa Shorts
T8 Ultra Sherpa Shorts 前後

T8(ティーエイト)ウルトラシェルパショーツは、10センチの幅広のウエストと裾広がりのデザインです。T8ロゴ、マーク部分は夜間ランでも視認性を高めるリフレクターが施されています。

T8 Ultra Sherpa Shorts 収納
T8 Ultra Sherpa Shorts 収納

ウエスト周りには、360度メッシュポケットが配置されています。前面・背面・左右側面の4つのメッシュポケットがあり、スマホやエナジージェルなど荷物を揺れずに収納できます。

T8 Ultra Sherpa Shorts
T8 Ultra Sherpa Shorts ウエストドローコード

ウエストサイズ調整用のドローコードは、外側・内側どちらでも結べる特殊な縫製が特徴です。

T8 Ultra Sherpa Shorts
T8 Ultra Sherpa Shorts 素材

高温多湿の香港を拠点に開発されているため、通気性・速乾性・蒸れにくさが特徴です。メインの素材は、小さな穴が開いています。

T8 Ultra Sherpa Shorts
T8 Ultra Sherpa Shorts 股下の素材

股部分はメッシュ素材になっており、より通気性がよく蒸れにくくなっています。

T8 Ultra Sherpa Shorts レース用ビブスホルダー
T8 Ultra Sherpa Shorts レース用ビブスホルダー

前面にアスリートビブス(ナンバーカード)を装着できるビブスホルダーがあります。付属品の専用ゴム紐で使って固定できます。

T8(ティーエイト)ウルトラシェルパーツショーツ使用感レビュー

股のメッシュ素材が涼しくて蒸れなくて快適です。他のブランドのショートパンツに比べても通気性はT8が一番だと思います。

T8 Ultra Sherpa Shorts3 収納
T8 Ultra Sherpa Shorts3 収納

高さ10センチのウエストメッシュポケットの収納力は想像以上に便利でした。他のパンツの収納は工夫しながら詰め込む感じですが、T8は充分な収納量。ウエストにしっかりフィットして揺れもパンツが下がる感じもありません。

T8 Ultra Sherpa Shorts4 収納
T8 Ultra Sherpa Shorts4 収納

股のメッシュの肌触りもですが、本体の素材も気持ちがいい。軽くてサラッとしていて快適です。裾の始末や縫い目も肌あたりが優しく気に入っています。

T8別売りのインナー着用画

インナーが付いていないので、私は別売りのインナーショーツ「コマンドー(Commandos)」と組み合わせて使っています。もちろん、他のアンダーウェアでも代用は可能ですが、このT8のインナーは通気性が良く、肌ざわりも快適なのでとてもおすすめです。

インナーとアウターが分かれていると、どちらか一方が先に傷んでしまったときにも、その部分だけ買い替えられるのが便利なポイントです。気温が低いときには、インナーやアウターをタイツに替えるなど、状況に応じた使い方もできます。

インナーあり派とインナーなし派は、好みや慣れによるところもありますが、T8のように別々になっているタイプは、自由度が高くて使いやすいと感じています。

アンダーウェアについては、こちらの記事でも紹介しています。

機能性アンダーウェア トレラン・ランニングにおすすめのアンダーウェア!機能性インナーの種類と選び方
T8 Ultra Sherpa Shorts2 ポール
T8 Ultra Sherpa Shorts2 ポール

ウエスト背面にポールホルダーとパッドが付いていて、トレランポールを安全かつ快適に持ち運べます。

ポールはショーツ背面のバンジーコードに差し込んで固定するスタイル。まだ実際のレースやトレイルでは使っていませんが、試着した段階でもしっかりホールドされている印象で、走っている最中も揺れにくく、必要なときにはサッと取り出せそうです。

特に感動したのが、ポールが体に当たる部分に内蔵された薄いパッド。長時間走っても擦れにくく、不快感を感じにくい工夫がされています。

ウルトラシェルパショーツは、正直、価格はやや高めに感じるかもしれませんが、縫製や機能面を見ても、ユーザー目線でしっかり作られていると感じました。同価格帯のデザイン重視のショーツと比べても、レースなど本気の場面で頼れる一本だと思います。

実際の使用感については、ポールを装着して走ったあとにあらためて追記したいと思っています。

使用感については、デメリットは感じていませんが、一点だけ、色についてはもう少し選べたらよかったと思ってしまいます。(ブラック&グリーン)

アシタカ
アシタカ

ウエスト周りの収納が欲しい人にとっては、かなりおすすめのパンツだと思います。

T8(ティーエイト)ウルトラシェルパーツショーツはこんな人におすすめ

T8ウルトラシェルパーツショーツが、おすすめな人は以下のような人です。

  • ミニマル装備でトレランを楽しみたい人
  • ザックなしで10〜30kmのトレイルを走りたい人
  • 汗による不快感が気になる人
  • トレランレース用の軽量パンツを探している人
  • 収納力とフィット感の両方を求める人

まとめ

T8(ティーエイト)ウルトラシェルパーツショーツは、超軽量、吸汗速乾性に優れ、ウルトラマラソンや、ロングトレイル、ロング練習で必要な補給食やギアを携帯しても揺れを感じさせずに走れておすすめのショートパンツです。

気になった方はぜひ試してみてください!

この記事で紹介したアイテム一覧

ウルトラシェルパショーツ

コマンドー(Commandos)

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阿蘇を駆け抜けろ!ASO VOLCANO TRAIL 2025(112kmの激走記)https://toreashi.fun/aso-volcano-trail-2025/Sun, 01 Jun 2025 09:55:47 +0000https://toreashi.fun/?p=1086

この記事はプロモーションを含みます。 スタート当日の朝はひんやりとした空気。ただ、スタート地点のASO MILK FACTORYは、独特の熱気に包まれていました。 前日の土砂降りから一転、待望の晴天!…とはいかず、空はど ... ]]>

この記事はプロモーションを含みます。

はじめに:号砲、そして阿蘇の大地へ

2025年阿蘇ボルケーノ
2025年阿蘇ボルケーノトレイル

スタート当日の朝はひんやりとした空気。ただ、スタート地点のASO MILK FACTORYは、独特の熱気に包まれていました。

前日の土砂降りから一転、待望の晴天!…とはいかず、空はどんよりとした雲に覆われています。

それでも、雨が降っていないだけマシか…? これから始まる壮大な旅路への期待と、「足元、大丈夫かな…」というわずかな不安が交錯します。

今回で3度目のボルケーノトレイルですが、スタート前のあの独特の雰囲気は、何度経験しても特別なものです。

「ASO VOLCANO TRAIL」その名前を聞いただけで、心が躍ります。

阿蘇の外輪山を舞台にした、総距離約112km、累積標高差は5,000mを超える、まさにウルトラなトレイルランニング 。

スタート前のブリーフィングでは、コースコンディションの情報に加え、この雄大な阿蘇の自然や文化への敬意、そして数えきれないほどのボランティアの方々によってこの大会が支えられていることなどが丁寧に説明されました。

その言葉一つひとつが胸に響き、レースへの心構えが一層深まります。

そして、コースディレクターである森本幸司さんが「3kmくらいしたら渋滞しますよ!」と何度も繰り返されていたのが印象的でした。

この一言で、「急ぎすぎは禁物だが、あの渋滞だけは絶対に回避したい…!」と心に誓い、スタートの号砲を待ちました。

コースは毎年、牧野の放牧状況などで少し変更されることもあります。

そのため、完璧なコース予習というよりは、その場の状況に対応する柔軟性(路面状況、気温、天候の変化)こそが、このレースを楽しむ上で最も重要なのかもしれません。

実際、私の過去の経験を振り返っても、1年目は土砂降り、2年目はこれ以上ないほどの晴天、そして3年目の今年は曇り、と毎年異なる顔を見せてくれます。

それもまた、この阿蘇ボルケーノトレイルの大きな醍醐味と言えるでしょう。

2025年阿蘇ボルケーノスタート
2025年阿蘇ボルケーノスタート

神々が宿る?世界最大級カルデラと”牧野”を走るということ

阿蘇といえば、まず思い浮かぶのが、息をのむほどに巨大なカルデラ。

東西18km、南北25kmという、まさに世界最大級の窪地です。

数万年前の巨大噴火が生み出したこのダイナミックな地形ですが、現在の阿蘇は荒々しさよりも、どこか牧歌的で、訪れる者を優しく包み込むような風景が広がっています。

2024年阿蘇ボルケーノトレイル
2024年阿蘇ボルケーノトレイル

ただ、残念ながら今年に関しては、スタートから続くどんよりとした天気と立ち込めるガスによって、あの荘厳なる景色に出会うことは叶いませんでした。

正直、少し残念な気持ちは否めません。

2025年阿蘇ボルケーノ
2025年阿蘇ボルケーノ

しかし、このレースの最大の魅力は、天候に左右されるものではありません。

それは、通常では立ち入ることが絶対に許可されていない広大な草原「牧野(ぼくや)」を、自らの足で駆け抜けることができるという、本当に特別な体験ができる点です。

この大会は、「走るを通じて草原応援!」という熱いコンセプトを掲げ、参加費の一部が草原再生のために寄付される仕組みを取り入れています。

また、コースに入る前の靴の消毒や、自然への負荷を考慮したトレッキングポールの使用禁止といったルールも、この貴重な自然環境への深い配慮を示すものです

序盤戦:絶景なき試練、それでも前へ

号砲とともに、一斉にスタート! 熱気ともに多くのランナーが勢いよく飛び出していきます。

ASO MILK FACTORYを後にして、しばらくは川沿いの道や田んぼのあぜ道、そして静かな集落の中を駆け抜けていきます。

意外とロード区間も長いのですが、これもまた阿蘇の日常の風景を感じられる貴重な時間です。

森本さんの「渋滞します」という言葉を踏まえ、周囲のペースを見ながら、冷静に、しかし確実に前方の位置をキープし、淡々と足を運びます。

2025年阿蘇ボルケーノ
トンネルの下の通路は軽い池のように・・・

そして、最初の本格的な登り、通称「田子山(だんごやま)」へ 。

ここをクリアすると、いよいよ阿蘇らしい雄大な景色が目の前に広がり始める…はずでした。

かぶと岩展望所付近の牧野に出た瞬間、思わず感嘆の声が漏れるような絶景が待って…いませんでした

本来ならば360度の息をのむパノラマが広がり、遠くには阿蘇五岳や外輪山の勇壮な姿、そしてどこまでも続く緑の絨毯と青い空のコントラストが拝めるはずなのですが… 。

2024年の大会では、これ以上ないほどの最高の天気に恵まれ、その絶景を心ゆくまで満喫できたのですが、今年は残念ながらお預け。

ただ、2023年の大会はスタートから「雨」と「風」と「ガス」の三重苦だったことを思えば、今年の「風」と「ガス」だけなら、まだマシなコンディションだ!と自分に言い聞かせ、前を向きます。

この序盤のコースは一部周回ルートとなっており、田子山周辺の牧野や変化に富んだトレイルを巡った後、約20km地点で再びスタート地点であるASO MILK FACTORYに戻ってきます。

ここが最初のエイドステーション(A1)です。スタートから約2時間半、最初の大きな山場を越えて戻ってきたランナーたちを、ボランティアスタッフの方々が満面の笑みで温かく迎えてくれます。

ここでは、水やスポーツドリンク、バナナやパンといった軽食が用意されており、短い休憩を取りながら補給を行い、次のセクションへと備えます。

まだレースは始まったばかりですが、この最初のエイドでの心温まるサポートは、精神的にも大きな力となります。 A1を出発すると、再び阿蘇の雄大な(はずの)自然の中へと分け入っていきます。ここからA2(第2エイド)の国造神社までは約17kmの道のりです 。

コース前半には牧野区間が3回あり、再び広大な草原を駆け抜けるチャンスが訪れます。

天気が良ければ、どこまでも続く緑の丘陵とどこまでも青い空のコントラスト、そして遠くに見える山々の壮大な景色に心を奪われることでしょう。

ただ、今回のレースにおいては…その絶景は、また来年、2026年大会の楽しみに取っておくことにしましょう!

火山灰土壌のトレイルは、ひとたび雨水を含むと非常に滑りやすくなり、特に下りはコントロールが格段に難しくなります。

時には、走るというよりは滑りながら降るような状況になり、体力を無駄に消耗し、精神的にもタフな区間となります。

幸い、私は下りをそれほど苦手にしていないので、結果的にこの区間で周囲のランナーに追いつき、少し順位を上げることができましたが、ぬかるんだ急坂に足を取られ、苦戦しているランナーの姿も多く見受けられました。

そして、様々な表情を見せるトレイルを乗り越え、約37km地点でA2の国造神社に到着します。

神社の荘厳な境内がエイドステーションとなっており、その神聖な雰囲気の中で休憩できるのも、この大会ならではの大きな魅力です。

ここでは、地元熊本が誇る銘菓「黒糖ドーナツ棒」や、冷えた体に染み渡る温かい「ちゃんこスープ」などが振る舞われ、ランナーたちの疲れた心と体を優しく癒してくれます。

本当はもっとゆっくりとエイドの味覚を堪能したいところですが、先を急ぐため、そうもいきません。

それでも、食べられるものはしっかりと胃に収め、ボランティアの方々からの「頑張って!」という温かい声援をエネルギーに変えて、テキパキとエイドを出発します。

2025年阿蘇ボルケーノ
国造神社はいつみても神々しい

中盤戦:泥濘と強風との格闘、そして自分との対話

A2の国造神社を後にすると、レースはいよいよ中盤戦へと突入します。

ここからは、阿蘇の自然が持つ多様な表情と、それに伴う試練がランナーを容赦なく待ち受けます。距離にして約51km地点にあるA3(坂梨公民館)、そして約68km地点のA4(旧紙色見小学校)を目指すこの区間は、蓄積した疲労と刻々と変化するコース状況への対応力が問われる、まさに正念場と言えるでしょう。

A2からA3への道のりは、約14km。引き続きアップダウンのあるテクニカルなトレイルや、時に開けた牧野を繋いでいきます。

2025年阿蘇ボルケーノ
阿蘇の雄大な風景

A3エイドは、そんな厳しい道のりを乗り越えてきたランナーたちにとって、まさに砂漠の中に現れたオアシスのような存在。

エイドに到着すると、賑やかな雰囲気とボランティアの皆さんの温かい声援に迎えられ、張り詰めていた気持ちが少し和らぎます。

ここでは、具沢山の温かいのっぺい汁や、エネルギーになるおにぎり、そして疲れた体に嬉しい甘いものなどが提供され、心身ともにエネルギーをしっかりと補給できます。

同じように頑張る仲間たちと健闘を称え合ったり、コース状況について情報を交換したりするのも、このエイドでの貴重な時間となるでしょう。

しかし、先はまだ長い。長居は禁物です。必要な補給と休息を済ませたら、感謝の言葉を伝え、再びコースへと戻ります。

A3からA4へは約17km。昨年(2024年)の大会では、この区間でライトチェックを受けましましたが、今年(2025年)はスタートが2時間早い朝の7時スタートとなったこともあり、ノーチェックで再出発(A4エイドでチェックあり)。

2025年阿蘇ボルケーノ
草原と赤牛

阿蘇のトレイルは、時に九州自然歩道の一部も利用しており、よく整備された気持ちの良い登山道を進む区間もありますが、前日までの雨の影響で、依然として滑りやすいコンディションであることに変わりはありません。

ランナーたちは、これまでの経験と知識を総動員し、刻々と変わる足元の状況に細心の注意を払いながら進みます。

そして、相変わらず吹き止まない暴風と格闘しながらタフなトレイルを乗り越え、ようやくA4エイド(旧紙色見小学校)に到着します。

ここはレースもいよいよ後半戦へと向かう、非常に重要な拠点。ここで預けていたドロップバッグを受け取り、ザックの中身を整理しつつ、残りの距離に必要なジェルを補充します。

そして、エイド名物の「根子岳カレー」でしっかりとエネルギー補給! スパイシーな香りが食欲をそそり、疲れた体に活力を与えてくれます。

根子岳カレーうまし。写真を撮り忘れたため、公式サイトの「大会ギャラリー」より

残りの約50kmを走り抜くために、ここで万全の準備を整えます。

このエイドでしっかりと体勢を立て直し、これから待ち受けるであろう更なる試練へと挑む覚悟を新たにします。

阿蘇の自然は、その圧倒的な美しさだけでなく、時として厳しい牙を剥き、ランナーに試練を与えます。

しかし、それを乗り越えた先にある達成感と深い感動は、言葉では到底言い表せないものがあります。

その特別な瞬間を味わうために、私たちは一歩また一歩と、足を前に進め続けるのです。

深まる闇、そしてゴールへのカウントダウン:A5・A6への道程

A4エイドを出発すると、しばらくはゆるい下り坂のロードを淡々と走ります。

A4からA5(高森峠、約80km地点)までの約12kmは、精神的にも肉体的にも非常にタフな区間です。

A4を出発するとしばらく下り又はフラットなロード区間になります。

そのため、登り区間に比べれば楽な区間になるのですが、走るとなるとそれはそれできつい。

ただ、ここで楽をするわけにはいかないと心を無にして走り続けます。

トレイル区間に入っても、まだ日は落ちていなかったため、比較的走りやすくはありましたが、それでも疲れからか集中力が散漫になりやすく、木の根や浮石などの障害物に苦しめられました。

A5エイド(高森峠)に到着すると、温かい飲み物や食べ物、そして何よりもボランティアスタッフの方々の心からの励ましの声が、心と体を温めてくれます。

ここでスタッフの方から「まだ全然顔が元気そうですね!」と声をかけられました。

内心では、膝も痛いし、腰も痛い。決して万全とは言えないような状態でしたが、その一言で「そうなのか?いや、そうに違いない!」と自分に檄を飛ばし、再び走り出す力を得ることができました。

2025年阿蘇ボルケーノ エイド
高森峠(エイド5)

A5からA6(熊本ゼミナール童夢館、約93km地点)までの約13kmは、このレース最大の正念場と言っても過言ではないでしょう。

コースレイアウトは、経験者たちが口を揃えて「坂は終わらない」と表現するように、登り基調の細かなアップダウンがこれでもかと延々と続きます。

一つ一つの標高差自体はそれほど大きくなくても、80km以上走ってきた疲労困憊の脚には、その一つ一つの登りがまるで壁のように重くのしかかります。

そして、幾重にも続く試練のような登りを終えると、ようやくエイドに向かって下り始めます。

「ようやく上り坂も終わり」と、気分的には軽快に下っていきたいところですが、疲労のたまった脚、ツルツルの路面、そして、時にガレた路面によって、思うようにペースが上がらず、なかなかエイドに辿り着けません。

ただ、2022年の大会ではもっと地面がツルツルで、本当に危険な状態だったな…と過去の過酷な経験を思い出し、「それに比べればまだマシだ!」と自分に言い聞かせ、一歩一歩慎重に、しかし確実に足を前に進め続けます。

この暗闇の中、A6エイドの灯りを見つけた時の安堵感は言葉にできません。

ここまで来れば、ゴールはもう目前。

エイドで提供された温かいシチューをいただき、最後のエネルギーをチャージ。

スタッフの方々からの力強い激励を胸に、フィニッシュ地点のアスペクタを目指し、最後の力を振り絞って走り出します。

シチューうまし。疲れてきて写真も取れず。。公式サイトの「大会ギャラリー」より
シチューうまし。疲れてきて写真も取れず。。公式サイトの「大会ギャラリー」より

ゴールへ:感動のフィナーレ、土曜の夜に刻んだ軌跡

A6エイドを出発すると、いよいよ最終盤。

ゴールのアスペクタまでは、あと約15km強といったところでしょうか。

周囲は完全な夜の闇に包まれ、静寂の中、頼りになるのは自分のヘッドライトとウエストライトの光のみ。

一歩一歩、確実に前へ進みます。

しかし、やはり阿蘇は最後までランナーに試練を与え続けます。

ここからも、決して楽ではない地味なアップダウンが続き、最後の最後まで脚力と精神力が試されます。

加えて、地蔵峠までの道のりはガスがひどく、ヘッドライトの灯りが乱反射してしまい、数メートル先すら見通しがきかない状況。

ウエストライトで辛うじて足元を照らしつつ進みますが、自分が今登っているのか、それとも下っているのかさえもよく分からないほどです。

地蔵峠が近づくにつれて、500mごとに設置された距離表示の看板が現れます。「あと4.5km…4km…3.5km…」いや、全然地蔵峠に辿り着かないじゃないか!と心が折れそうになります。

が、しかし、その長く苦しい登りを登りきったとき、ついに長く過酷だったこの壮大な旅路の終わりが、ぼんやりとですが見えてきました。

しばらく続く下りを必死に走り続けると、遠くにフィニッシュゲートの温かい灯りが見え始めます。

MCの力強い声や、先にゴールした仲間たちの応援の音が風に乗って聞こえてきた時の、あの何とも言えない高揚感は、何度経験しても言葉では言い表せません。

様々な感情が胸に去来し、自然と目頭が熱くなるのを感じながら、最後の力を振り絞ってフィニッシュラインへと向かいます。

そして、ついにアスペクタのフィニッシュゲートを駆け抜けます!

ゴールテープを掲げる瞬間、なんともいえない感覚、達成感と帰ってきたという安堵感が込み上げてきます。

目標としていた「土曜日のうちに完走する」というミッションをコンプリートできた喜びと、この素晴らしい大会を支えてくれた全ての人への感謝の気持ちで、胸がいっぱいになります。

長く厳しい、しかし感動に満ち溢れた冒険も、これにて幕切れです。

2025年阿蘇ボルケーノ
何度走ってもゴールゲートが見えた瞬間の感動は言葉にできないです。

激闘の記録:阿蘇での相棒

100kmを超えるウルトラトレイル、しかも気まぐれな阿蘇の天候とテクニカルな路面。完走のためには、戦略的な装備選びが不可欠でした。今回の私の相棒たちを紹介します。

ウエアリング戦略:変化への対応と快適性の追求

今回の阿蘇は、スタートこそ曇り空で比較的穏やかでしたが、日中は風が強く、夜間は冷え込みも予想されました。そのため、レイヤリングによる温度調整と、汗冷え対策が鍵となりました。

  • ベースレイヤー: 「ファイントラック/ドライレイヤークールタンクトップ」汗を素早く吸い上げ、肌面をドライに保つ速乾性の高いタンクトップを選択。これにより、風による体温低下と、運動量が落ちた際の汗冷えを軽減しました。
  • アームカバー:「ファイントラック/ドライレイヤーウォームアームカバー」気温が高くないことが予想されたので、半袖にプラスしてアームカバーを着用。風がないときは暑いと感じることもありましたが、風があると寒さを感じることもあったので、アームカバーの上げ下げで体温を調節していました。
  • ミドルレイヤー: 「ティートンブロス/WIND RIVER HOODY 」スタート時とA6からゴールまで着用。身体が冷えるのを防止するため、薄手の軽量ウィンドシェルを準備しました。軽量(100g)でコンパクトに収納できるので、ザックの中にしまっていても苦にはなりません。
  • アウターシェル: 「ノースフェイス/ストライクトレイルシリーズ(上・下)」必携品でもあるレインウェア上下 。当日の降水確率が低かったため、軽量でコンパクトに収納できるものを選択。当日、着用することはありませんでした。
  • ボトムス: 「ノースフェイス/エンデュリストレイルショーツ」動きやすさと収納力を重視したランニングショーツ。ウエスト周りにジェル等を入れれるので重宝してます。

ライト戦略:闇とガスを切り裂く光

夜間走が長く、しかもガスが発生する可能性が高い阿蘇では、ライトの選択が非常に重要です。

  • メインライト: 「Ledlenser(レッドレンザー) /H8R」最大600ルーメンのヘッドライトを使用 。10時間のバッテリーがあったため、余裕でゴールまで持ちました。
  • サブライト(ウエストライト): 「UltrAspire(ウルトラスパイア)/ルーメン600 4.0」ちょっとお値段が高いけど、あると便利な1品。ヘッドライトだけでは足元の影ができやすく、特にテクニカルな下りやガスの中では視認性が低下します。異なる角度からの照射で、路面の凹凸を立体的に捉えることができ、安全性が格段に向上しました。終盤のガス区間では、ヘッドライトが反射して見えにくい中、このウエストライトが足元を確実に照らしてくれ、大きな助けとなりました。

その他重要アイテム

  • シューズ: 「ホカオネ /スピードゴート6」前日までの雨でぬかるんだ路面や、滑りやすい火山灰土壌に対応するため、グリップ力の高いトレイルランニングシューズを選択。クッション性と安定性のバランスも重視し、長距離でも足への負担を軽減できるものを選びました。
  • ザック: 「サロモン/ADV 12」12L程度の容量で、体にフィットし揺れにくいものを使用。必携品や補給食、水分を効率よく収納し、レース中の出し入れもスムーズに行えるよう工夫しました。
個人的に役立ったもの
  • ワセリン: 擦れやすい箇所に事前に塗布し、皮膚トラブルを予防。
  • 日焼け止め: 曇りでも紫外線は強いため、こまめに塗り直し。

まとめ:経験と準備が完走への鍵

阿蘇ボルケーノトレイルのような過酷なレースでは、自分の体力や経験、そして当日のコンディションに合わせた装備選びが、完走を左右すると言っても過言ではありません。

今回の経験を活かし、さらに快適で安全なレース運びができるよう、今後も装備の研究を続けていきたいと思います。

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トレラン・ランニングにおすすめのアンダーウェア!機能性インナーの種類と選び方https://toreashi.fun/recommended-underwear-for-trail-running/Thu, 29 May 2025 08:35:24 +0000https://toreashi.fun/?p=1081

この記事はプロモーションを含みます。 トレイルランニングやランニングを快適に楽しむために、実は重要なのが「アンダーウェア(機能性インナー)」 汗をかいてもべたつかず、パフォーマンスもコンディションも大きく変わります。 と ... ]]>

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トレイルランニングやランニングを快適に楽しむために、実は重要なのが「アンダーウェア(機能性インナー)」

汗をかいてもべたつかず、パフォーマンスもコンディションも大きく変わります。

とはいえ、「どれがいいの?」っと選び方に迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、トレランやランニングにぴったりの機能性アンダーウェアの種類や選び方のポイント、おすすめの人気モデルまでをわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • トレラン・ランニングに適した機能性アンダーウェアの種類と特徴
  • 初心者が失敗しないためのインナー選びのコツ
  • おすすめ機能性アンダーウェア(ブランド・モデル)紹介
アシタカ
アシタカ

ライターの『アシタカ』です。

トレラン歴10年の会社員ランナー

年間10大会程度出走、上位10%をキープ(大体)

実体験をもとに、トレランのギアを紹介しています!

スポーツ専用の機能性アンダーウェアを知るQ&A

まずは、機能性アンダーウェアについてよくある疑問をざっくりチェックしていきましょう。

機能性アンダーウェアじゃないとダメ?

ダメではない!

でも、スポーツ専用の機能性アンダーウェアを使ったほうが快適でトラブルも減ります

アシタカ
アシタカ

実際に使い比べてみると、快適さが段違いです

特に夏場やトレイルなど汗や動きが多い場面では、一度は試してみる価値ありです。

どんな機能性アンダーウェアを選べばいい?

スポーツ用機能性アンダーウェアを選ぶときは、「素材」「フィット感」「形状」「縫い目やタグの処理」の4つがポイントです。

少なくとも、「速乾性+ズレにくさ+擦れにくさ」この3つがクリアできていればOK

どんなタイプの機能性アンダーウェアがある?

  • ボクサーブリーフタイプ(最も定番)
  • ブリーフタイプ(股下が短め)
  • ロングタイプ(ロングボクサー/タイツに近い)
  • シームレス/メッシュタイプ(通気性重視)

トレランや長時間のランには、好みによりますが、「ロングタイプ+メッシュタイプ」がおすすめです。

どこで購入できる?

スポーツ用アンダーウェアは、以下のような場所で購入できます。

  • スポーツ用品店
  • オンラインショップ
  • 大手ECサイト

いくらぐらいの予算が必要?

ハイエンドモデル(高機能・耐久性重視)のアンダーウェアだと、3,000円から6,000円くらいまであります。

5,000円前後で考えておくと比較選びやすいと思います。

これで迷わない!スポーツ用アンダーウェア選びのコツ4つ

「スポーツ用のアンダーウェアって、結局どれを選べばいいの?」

ここでは、失敗しないためのアンダーウェア選びのコツを4つに絞って、解説します。

  • 吸汗速乾素材を選ぶ
  • フィット感をチェック(ズレないかどうか)
  • 縫い目の少ないタイプを選ぶ
  • 用途に合ったタイプを選ぶ

汗冷え対策:吸汗速乾素材を選ぶ

機能性アンダーウェア 速乾性
機能性アンダーウェア 生地感

機能性アンダーウェアを選ぶ際に、最も重要なのが、汗をすぐに吸って、素早く乾く素材かどうかです。

トレイルランでは標高差が大きく、天候も変わりやすいため、汗への対策がとても重要です。

濡れた下着をそのままにしておくと、汗が蒸発する際に体温を奪い、「汗冷え」を引き起こします。特に風が強い日や標高の高い山の中では、体が冷えすぎて体調を崩すリスクがあり、場合によっては命に関わることも。

アシタカ
アシタカ

汗で下着が濡れたままだと、生地が肌に擦れて炎症や痛みの原因になります。

特に股間や太もも、お尻まわりなどのデリケートな部分は要注意。

速乾素材のアンダーウェアならサラッとした状態を保てるので、長時間のランでも快適です。

フィット感をチェック(ズレないかどうか)

次に、運動中にズレたり食い込んだりしないフィット感も重要です。

ボクサータイプやロング丈は、太ももとの摩擦を防げるので特に初心者におすすめ。

アシタカ
アシタカ

ただ、アンダーウェアは、特性上試着できない物がほとんどです。

サイズ感や使用感はしっかり口コミ、レビューなどで確認しよう!

縫い目の少ないタイプを選ぶ

股間・太もも・お尻などの敏感な部分は、わずかな刺激でも炎症につながります。

縫い目の段差が少ないアンダーウェアなら、そういったトラブルを回避しやすくなります。シームレス加工やフラットシーム仕様のものを選ぶと、肌へのストレスが減って快適です。

  • シームレスとは:縫い目を極力なくしたデザイン。
  • フラットシームとは:縫い目を平らにして段差やごろつき感を減らす縫製方法
アシタカ
アシタカ

機能性アンダーウェアが高価格なのは、縫い目が少ない仕様(シームレス、フラットシーム)だからって言うのも大きいですね。

用途に合ったタイプを選ぶ

ランニングのシーンごとにアンダーウェアを履き分けることで、より快適に走ることができます。

山の中を走るトレランでは、汗冷えが命取りになることも。急な天候変化や長時間の行動を考えると、速乾性、快適性重要です。

また、距離が決まっているマラソンであれが、「擦れ」「ムレ」が後半の敵になります。ロードは一定の動きが続くため、擦れ防止やフィット感が重要になります。

日常のトレーニングやランニングでは、「気軽に洗えて毎回気持ちよく履けること」が大切。通気性やフィット感があればOKです。

  • トレイルランニング:長時間、汗冷え対策、擦れにくさ
  • フルマラソン:擦れにくさ、コンプレッション
  • 日常ランニング:快適さとコスパのバランス

必要に応じて「普段使い」と「勝負レース用」で履き分けると、快適さとコストのバランスがとれておすすめです。

トレラン初心者にも!スポーツ用機能性アンダーウェアおすすめ3選

ここからは、実際に使用したトレランにおすすめのスポーツ用機能性アンダーウェアを4つ紹介します。

【トレランで人気】T8「コマンドーランニングアンダーウェア」

T8機能性アンダーウェア
T8機能性アンダーウェアコマンドーランニングアンダーウェア
コマンドーランニングアンダーウェアはこんな人におすすめ
  • トレイルランで擦れゼロを目指したい
  • 雨や汗で濡れてもサラサラ感を保ちたい
  • 本気で走る日、レース当日の装備を探している
アシタカ
アシタカ

100キロや100マイルレースでは、かなりお世話になっています。

【登山&トレラン両対応】finetrack「ドライレイヤーベーシックボクサー」

ドライレイヤーベーシックボクサー
finetrack ドライレイヤーベーシックボクサー
ドライレイヤーベーシックボクサーはこんな人におすすめ
  • 汗冷えが気になる人
  • 雨や汗で濡れてもサラサラ感を保ちたい
  • 一年中快適なアンダーウェアを探している人

【締めつけ苦手な人に】THE NORTH FACE「エンデュランスブリーフ」

エンデュランスブリーフはこんな人におすすめ
  • 汗冷えが気になる人
  • 雨や汗で濡れてもサラサラ感を保ちたい
  • 一年中快適なアンダーウェアを探している人

私には合わなかったけど試してみる価値ありのアイテム

not完全分離型ボクサーパンツ
not完全分離型ボクサーパンツ

また、私には合わなかったけど試してみる価値がありなのが、notの完全分離型ボクサーパンツです。

他にはないデザインで、上向きにホールドされる感じが面白いです。今までにないスポーツ用アンダーウェアを試したい方におすすめです。

私は、トレラン用として検討しましたが、大きく足あげ(登り想定)をした際に接触する部分があり使用は断念しました。

notの公式ホームページから購入すると、返品することができます。

アシタカ
アシタカ

返品は実際にできました。理由をチャットで伝えると返品方法を教えてもらえます。

返品対応がスピーディ、嫌がられるだろと思いつつ返品依頼をしたので、感じの良さに驚きました。

今後、合う商品があれば利用したいと思いましたね。

商品もホールド感はすごくよかったでの、擦れる部分がなければ、気に入っていたと思います。

まとめ

アンダーウェアは、迷っているなら、一度試す価値あり!

最初は「ちょっと高いかな?」と思うかもしれませんが、実際に使ってみるとその快適さに驚くはずです。

トレイルランや長時間の運動をする方には、まさに“縁の下の力持ち”のようなアイテム

この記事で紹介したアイテム一覧

【T8ティーエイト】

【ファイントラック】

【ザ・ノースフェイス】

【not】

【not公式】

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【徹底レビュー】トレランで人気のマイルストーンナッティーショーツの使用感!ポケット機能の実力と履き心地https://toreashi.fun/milestone-natty-shorts-review/Wed, 21 May 2025 11:30:06 +0000https://toreashi.fun/?p=1024

この記事は、プロモーションを含みます。 最近、トレイルランの大会や山でよく見かけるショートパンツ、milestone(マイルストーン)の「ナッティーショーツ5 inch PLUS」。 どんな感じなのか試してみました。 こ ... ]]>

この記事は、プロモーションを含みます。

最近、トレイルランの大会や山でよく見かけるショートパンツ、milestone(マイルストーン)の「ナッティーショーツ5 inch PLUS

どんな感じなのか試してみました。

この記事では、ナッティーショーツ5 inch PLUSの「ここがすごい!」というポイントから、「正直ここはちょっと…」という気になる点まで、しっかり紹介します。

気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。

この記事でわかること
  • ナッティーショーツ5 inch PLUSの特徴
  • 実際に使ってみた正直な感想
  • メリット・デメリット
アシタカ
アシタカ

ライターの『アシタカ』です。

トレラン歴10年の会社員ランナー です。年間10大会程度出走しています。

実際に使用したギア、おすすめのもアイテムを紹介しています。

ナッティーショーツとは?基本スペックと特徴を解説

マイルストーン(milestone)は、日本発のアウトドアブランドで、特にヘッドランプやキャップなどのアイテムで知られています。

アシタカ
アシタカ

トレイルランナーでは、キャップやショートパンツを履いている人をよく見かけます。

私も、キャップを愛用しています。

ナッティーショーツ
ナッティーショーツ

ナッティーショーツのモデルは、「5 inch」「5 inch 2.0」「5 inch PLUS」とあります。旧モデルと最新モデルはパッと見は同じように見えますが、それぞれ進化しています。

簡単に違いをまとめたので、ぜひ参考にしてください。

モデル名特徴
5 inch2022年発売
価格:9,900円(税込)
サイズ:XS〜L
初代モデル。
通気性・ストレッチ性・撥水性に優れたポリエステル素材。
5 inch 2.02023年発売
価格:12,100円(税込)
サイズ:XS〜L
生地が進化!
シワ加工で肌に張り付きにくく、よりサラッとした肌触りに。
5 inch PLUS2025年発売
価格:12,100円(税込)
サイズ:XS〜XL
最新モデル!
通気性・ストレッチ性・撥水性がさらに向上。
XLサイズが追加。

ナッティーショーツは、全体のデザイン、ポケットはあまり変わっていませんが、モデルを重ねるごとに生地の快適さ、通気性、ストレッチ性、そしてフィット感が良くなっています。

アシタカ
アシタカ

見た目は同じなので、購入時にモデルを間違わないように注意しましょう。

ナッティーショーツ5 inch PLUSの基本スペック

項目ナッティーショーツ5 inch PLUS
価格12,100円(税込)
インナー有無なし
股下5インチ
収納ポケット3
素材ポリエステル100% / polyester 100%
サイズXS,S,M,L,XL(ユニセックス)

独特のポケットデザイン・収納力

まずはデザインです。※画像はナッティーショーツ5 inch PLUS最新モデルです。

左側には反射材のロゴがあります。

ナッティーショーツ
ナッティーショーツ5 inch PLUS

前デザイン。両サイドにあるジッパー式ポケットが配置されています、ポケットは、後側(矢印方向)に収納するスタイルです。

サイドポケット
ナッティーショーツ5 inch PLUS サイドポケット

ウエストは、ドローコードでサイズ調整が可能です。

ナッティーショーツ5 inch PLUS ウエスト
ナッティーショーツ5 inch PLUS ウエストドローコード

続いて、背面のデザイン。腰の部分にジッパー式ポケットがあります。サイドにロゴとブランド名があります。

ナッティーショーツ5 inch PLUS 背面
ナッティーショーツ5 inch PLUS

実際に使ってみた!ナッティーショーツ5 inch PLUS正直レビュー

収納力を検証:ポケットにスマホやシェルは入る?

ナッティーショーツ5 inch PLUSの最大の特徴でもあるサイドポケット。

一般的なサイドポケットは太ももに沿って垂直に荷物を収納しますが、こちらはウエストに沿って背面方向に水平に収納します。

ナッティーショーツ 5 inch PLUS
ナッティーショーツ 5 inch PLUS サイド

iPhone 16はちょうど収まるサイズです。もちろん、エナジージェルなども収納することができます。

水平に収納するスタイルは思ったより出し入れしやすく、前ももに干渉しないため走りやすく感じました。ジッパー付きなので、中身が飛び出す心配はありませんが、ジッパーの閉めにくさが少し気になります。

サイドポケットは、スマホやジェルを収納するには適していますが、ボトル収納はできません。

アシタカ
アシタカ

鍵は背面のポケットに収納すると揺れが気になってしまい向きません。

ナッティーショーツ 5 inch PLUS 背面

背面のジップポケットは、奥行きが広く、レインウエアがすっぽり入ります。尾てい骨あたりまでポケットがあるためたくさん入りますが、収納する物によっては動きにくさを感じます。また、柔らかい物の収納に適していますが、小さく重量があるものを入れるとポケットの中で動いてしまい気になります。

ナッティーショーツ 5 inch PLUS 背面裏側

ポケットに収納して走っても揺れにくい?

ナッティーショーツ5 inch PLUSのバックポケットは、奥行きがあり大きめです、鍵などの小さな物だけをポケットに入れて、速いペースで走るとポケット内の荷物が揺れてしまいます。シェルやレインなどの布ものは揺れることはないため安心してバックポケットに収納することができます。

スマホはサイドポケットにピッタリ収納できますが、やはり速く走ると揺れを感じます。軽く走る程度であれば問題ないです。

フィット感と履き心地

ナッティーショーツ5inch PLUSの履き心地は、動きやすく通気性もよく快適です。真夏は体験していませんが、汗をかいて足にまとわりつく感じはなくさらっとしています。

サイズは、ユニセックスのため少し迷いましたが、Sサイズを選びました。私は、身長168cm、体重56kgの痩せ型のランナーです。Sサイズでも問題ないですが、Mサイズでも良かったかなと思います。ウエスト周りはピッタリですが、足を上げた際に、前太ももあたりに少し余裕がほしいなとも思います。

ナッティーショーツ 5 inch PLUS
ナッティーショーツ 5 inch PLUS
ナッティーショーツ 5 inch PLUS
ナッティーショーツ 5 inch PLUS

ナッティーショーツ5 inch PLUSは、以下の5サイズ展開です。

サイズウエストヒップ股上股下裾幅
XS5999241124.5
S6310225.51226
M67105261327.5
L7210826.51429
XL76112271530.5

肌触りについては、申し分ありませんが、裏側の縫製が、同価格帯のパンツに比べて気になりました。あえて比較しなければ気にならないのでしょうが、比較してしまったがゆえに、気になってしまいましたね。。。。。

ナッティーショーツ 5 inch PLUS
上)ナッティショーツ 下)ティートンブロスハイブリットショーツ
ウエスト部分の比較

ナッティーショーツ5 inch PLUSのメリット・デメリットまとめ

ナッティーショーツ5 inch PLUSの良い点は、スポーティすぎないデザインで通気性もよく動きやすいところです。収納も充分にあるため、汎用性の高いバランスのいいショートパンツだと思います。下記に私が感じたメリットデメリットをまとめました。

ナッティーショーツ5 inch PLUSのメリット
  • 他にない形状のサイドポケット
  • スポーティすぎないデザインで普段使いも違和感なし
  • 汗をかいても肌に張り付きにくく、暑い時期でも快適な履き心地
  • 足上げ時の突っ張り感がなく、動きやすい
ナッティーショーツ5 inch PLUSのデメリット
  • 小物類の収納時の揺れ
  • 価格がやや高め
  • 同価格帯のパンツの縫製に比べると少し粗い

バックポケットに鍵など小さくて重いものを入れると、中で動いて揺れを感じることがあります。スマホはサイドポケットにぴったり収まるので、安心して持ち運べますが、トレイルを走る際はやはり揺れが気になります。特に下りや平地を走る際は厳しいと感じました。ただ、ガチのトレランの際は、荷物は基本ザックに入れれば問題はないと思います。

まとめ

ナッティーショーツ 5 inch PLUSは、収納力と快適な動きやすさを両立したいランナー向けのショーツです。

一方で、速く走る場合や、小物の揺れや縦長アイテムの収納には注意が必要です。収納と動きやすさを重視する方にはおすすめできるバランスの取れたパンツだと思います。

この記事で紹介したアイテム

アシタカ
アシタカ

ナッティショーツは、街中でもお世話になっています。

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