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トレランのザック選びって迷いますよね。私もトレランを始めたばかりの頃はどのザックにしようか迷いました。
私は、サロモンのアドバンスドスキンシリーズやザ・ノースフェイスのTRシリーズをよく使用しています。
ザ・ノースフェイスのティーアール6(TR6)は、ショートレースやトレーニングでよくお世話になっています。
そこで今回は、実体験をもとにティーアール6(TR6)の特徴と使用感を紹介します。
- ティーアール6(TR6)の特徴
- ティーアール6(TR6)の使用感
- ティーアール6(TR6)が向いている人・向かない人
ザ・ノースフェイスのティーアール6(TR6)の特徴と基本スペック

ザ・ノースフェイスのティーアール6(TR6)は、コンパクトながら必要な装備をしっかり収納できるモデルとして人気です。
ティーアール6(TR6)の基本情報
ザ・ノースフェイスのティーアール6(TR6)の主なスペックは以下の通りです。
項目 | スペック |
---|---|
ブランド | ザ・ノースフェイス |
容量 | 6L・7L・8L サイズによって異なる |
素材 | 耐久性・通気性に優れたナイロン・ポリエステル混合 |
ハイドレーション対応 | 最大1.5Lのリザーバー収納 |
フィット調整機能 | 胸部・脇部分の調整ストラップ付き |
カラーバリエーション | ブラック アルジーブルー ティングレーなど |
揺れにくい設計
位置を調整できるチェストベルトで体に密着、走行中のブレが少なく安定感がある。
収納力とアクセスのしやすさ
背負ったままでバックポケットへのアクセスができ、ギアや行動食の出し入れが簡単です。
通気性の良い素材
背面とショルダー部分にはメッシュ素材を採用し、長時間のランでも蒸れにくく快適です。
ティーアール6(TR6)のサイズ展開
TR6は S・M・Lの3サイズ展開です。サイズによって容量が異なります。
サイズ | 容量 | 身幅 |
---|---|---|
S | 6L | 約36cm |
M | 7L | 約40.5cm |
L | 8L | 約44cm |
- 厚着をするならワンサイズ上を検討(冬場の着用を考慮)
- 迷ったら小さめのサイズを選ぶ(密着感を重視)
- 肩幅や体格も考慮する(胸囲だけでなく、肩の厚みもポイント)
特に、「サイズ感が大きめ/小さめ」などのレビューは参考になる ので、事前に調べておくと失敗が少なくなります。

トレランザックは、ランニング中の揺れを最小限に抑えるため、体にしっかり密着するサイズを選ぶことが大切です。「少しタイトかな?」と感じるくらいがベストサイズ になります。
私は、普段Sサイズを使用していますが、(約167cm 約55kg)他のザックに比べTR6のSサイズは、小さめの作りかな・・・と感じています。※あくまで個人の感想です
ティーアール6(TR6)の収納機能
TR6の収納機能は、フロント、バック、メインポケットととても充実しています。
TR6は、フロントの左右に500mlのフラスクが入るポケットがあります。ストレッチ素材を使用しているため、ボトルをしっかりと収納できます。また、ジェルやおにぎりなどを収納するのに最適な、入り口が大きなポケットも備えています。

ポケットの内部には、左側にメッシュポケット、右側にはジッパー付きポケットがあり、スマートフォンや貴重品を安全に収納するのに便利です。



ジップには、レスキューホイッスルが付いています。
ホイッスルは、必携品にもなっていることが多いので助かります。
ただ、、、ポケットの中にあるので実際に使用することはないのかと・・・。
バックポケットには、ウィンドブレーカーやレインウェアを収納できるストレッチポケットを備えており、左右どちらからでもアクセス可能です。走行中でも簡単に出し入れができるため、スムーズに取り出して使用できます。


メイン収納は、着替えや予備の補給食などを収納できるスペースがあり、ダブルジッパー仕様のため素早く開閉が可能です。さらに、雨蓋のような設計になっており、収納したアイテムを雨から守りながら出し入れできます。

メイン収納内部にも、メッシュポケットと、ジッパー付きポケットが配置されており、細かいものや貴重品をわかりやすく収納するのに便利です。
ティーアール6(TR6)がおすすめな人
TR6は以下のようなランナーに特におすすめです。
ショート~ミドルレースに出場する人
6L〜8Lの容量は、20〜50km程度のレースに適しており、必要最低限の装備をコンパクトにまとめられます。
軽量でフィット感のあるザックを求める人
フィット感が高く、走行中の揺れが気になりにくいため、スピードを重視するランナーに最適。
ロードランニングからトレイルランに移行したい人
初めてトレランザックを購入する人にもおすすめ。過不足ない容量とシンプルな構造で、使いやすさを重視した設計になっています。

TR6は「フィット感・軽量性・収納力」のバランスが取れたモデルです。ショートレースから日常のトレーニングまで、幅広いシーンで活躍する一品なので、迷っている方はぜひ検討してみてください!
TRモデル(TRゼロ、TR10)の違い
TRシリーズには、TR6以外にもTRゼロやTR10といったモデルがあります。それぞれの違いはざっくり以下の通りです。
モデル | 容量 | 重量 | 特徴 |
---|---|---|---|
TRゼロ | 2.5L | 約255g(Mサイズ) | ショートレース 短時間のトレーニング |
TR6 | 6L〜8L | 約300g(Mサイズ) | ショート ミドルレース |
TR10 | 10L | 約330g(Mサイズ) | 長距離レース ロングトレーニング |
トレランザックティーアール6(TR6)の使用感
トレランザックTR6の実際の使用感を紹介します。ここでは、私が実際に使用して感じたメリットを詳しく解説します。
TR6の魅力は、主に以下3つです。
- 走行中の揺れが少なく、かっちりとしたフィット感がある
- 収納力があり、荷物の出し入れがスムーズ
かっちりとしたフィット感
TR6は、ランニング中にザックが大きく揺れないように設計されており、 チェストベルトによって、フィット感が合わせられます。


チェストストラップでしっかり固定できるので、走っていてもブレない。
かっちりとしたフィット感があり長時間背負っても違和感なし!
上半身にしっかりフィットさせるため、肩だけに負担がかからず疲れにくいです。
収納が充実、荷物の出し入れがスムーズ
バックポケットは左右からアクセス可能で、走行中でも簡単に出し入れができるバックポケットは使いやすく便利です。


背面ポケットにレインウェアを収納できるので、天候の変化にも対応しやすいです。
メイン収納のダブルジップが使いやすい
背面収納のファスナーがダブルジップは、ザックの奥(下)にある荷物を取り出すのに便利です。
雨の時は、上部のフラップが気持ち程度ではありますが雨避けになってくれます。

ティーアール6(TR6)のここが惜しい!
一方で、TR6には「ここがちょっと惜しい…」といった部分もあります。
- ザックの素材がやや固め
- 収納容量がやや物足りない場合も
- フラスクが別売り
ザックの素材がやや固め

ザックの素材は、サロモンのアドバンスドスキン12と比べるとやや硬めです。
アドバンスドスキン12が体に柔らかくピタッと沿うようなフィット感なのに対し、TR6はしっかりとホールドする感覚があります。
収納容量がやや物足りない場合も
TR6は、ショート〜ミドルレース向けの容量なので、「ロングレースでは少し足りない」と感じかもしれません。長時間のトレイルやウルトラマラソンには TR10やサロモンのアドバンスドスキン12のほうが適しているかもしれません。

ロングレースでも、必携品やエイドの数次第ではTR6で出走することもあります。

フラスクが別売り
TR6はフラスクが別売りとなっているため、別途購入が必要です。

コストパフォーマンスを重視するなら、サロモンのモデルを検討してみてください!

ハイドレーション収納スペースが少し狭い
TR6は ハイドレーション対応 ですが、収納スペースが少し狭いです。1.5Lのリザーバーは収納できますが、取り出しやすさやチューブの取り回し には少し手間取ります。

私はトレランでは、ハイドレーションは使用しないので問題ありませんが、ハイドレーション派の方は注意してください!
おわり
いかがでしたか?
TR6は、多くのランナーにとって 「軽量でフィット感が良く、必要なものをコンパクトに収納できる万能モデル」 です。ショート〜ミドルレースやトレーニングに最適で、特に 揺れにくさ・快適性を重視するランナー におすすめ。
一方で、ロングレースやウルトラマラソンを走る人には、もう少し容量が大きいTR10などのモデルを検討するのが良いかもしれません。
- ショート~ミドルレース(20〜50km)に出場する人
- 揺れにくくホールド感の良いザックを探している人
- ウルトラトレイルや長時間のトレイルを走る人(10L以上のモデルが◎)
- フラスク付きでコスパを良くしたい人
- かっちりとしたホールド感が苦手
- ハイドレーションの出し入れをスムーズに行いたい人(専用ポケットがやや狭い)