トレイルの足跡https://toreashi.fun九州発・100Kトレイルランの実走検証メディアWed, 07 Oct 2026 04:21:40 +0000jahourly1https://toreashi.fun/wp-content/uploads/2024/05/トレイルの足跡 ロゴ-150x150.jpgトレイルの足跡https://toreashi.fun3232 ナイトトレイル初心者向け|夜の山を走るための装備と準備を解説https://toreashi.fun/night-trail-running/Wed, 07 Oct 2026 04:15:37 +0000https://toreashi.fun/?p=2252

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夜の山を走る前は、こんな不安が出てきます。

  • 夜の山では、何を準備すればいいか
  • ライトは何ルーメン必要なのか
  • 夜をまたぐ大会に向けて、体をどう整えるか

この記事では、夜の練習で意識していること、ライトの使い方、夜の補給、防寒対策、大会前の睡眠と休憩について紹介します。

夜の山を走るために必要な準備が分かり、夜の練習や大会に向けて準備しやすくなります。

アシタカ
アシタカ

ライターの『アシタカ』です。トレラン歴12年の会社員ランナーです。

夜の大会では、震えが止まらなくなったこともあります。

その経験も含めて、準備をまとめました。

結論|夜の山は、慣れとライトの使い分けで走りやすくなる

夜の山を走るなら、昼とは違う環境に慣れておくことが大切です。

  • 知っている山を仲間と走って、夜の環境に慣れる
  • ヘッドライトとウエストライトを使い分ける
  • 補給と防寒を準備し、予備のライトも持つ
  • 夜の大会に出るなら、睡眠と休憩の取り方を決めておく

夜は暗いだけではありません。

路面の見え方が変わり、気温も下がります。補給も昼より取り出しにくく感じます。

練習で夜の環境を経験しておくと、本番でも落ち着いて走りやすくなります。

夜の練習は、知っている山で仲間と走ると慣れやすい

夜の練習は、よく知っている近所の山で始めます。私は夏と大会前に、仲間と夜の練習をしています。

目的は、夜に走ることに慣れることです。

ライトの明るさによる見え方や、昼と夜の違いを、実際に走りながら体で覚えます。

昼間なら見えている木の根や地面の凹凸も、夜はライトの当たり方で見え方が変わります。

初めて行く山を夜に走ることは勧めません。1人で夜の山を走ることも、慣れないうちは避けます。

私は普段の簡単な練習では、2人になることもあります。ただ、夜の山は2人以上、できれば3人以上で走ってほしいと考えています。

3人なら、1人に何かあった場合でも、残った2人で対応できるからです。

特に夜の山が初めての人は、3人以上で行くことをおすすめします。

どうしても1人で行く場合、私は家族に山へ入ることを必ず伝えます。何時までに帰る予定なのかも伝えています。

ただし、どれだけ慣れている山でも、1人で夜の山へ行くことはおすすめしません。

夜の山では、きれいな景色も楽しめる

夜の山には、昼とは違った楽しさがあります。

特に秋や冬は空気が澄んで、夜景がとてもきれいです。

走ってきた体に冷たい空気が当たる感覚もあり、夜景を見ながら走る時間には本当に感動します。

ただし、夜景に見入っていると体が冷えます。

特に冬は、立ち止まっている時間が長くなるほど、体の熱が逃げるので注意が必要です。景色を楽しんだら、体を冷やしすぎないよう動きます。

ライトは2つ持ち、明るさを使い分けると朝まで持つ

夜の山では、ヘッドライトとウエストライトの2つを使います。

私は頭にレッドレンザー H8R、腰にウエストライトをつけています。

大会によっては、2灯のライトが必携です。

頭の高い位置だけから照らすと、地面が平らに見えやすくなります。

腰の低い位置からも照らすと影ができ、路面の凹凸を確認しやすくなります。

100kmで使う装備の全体は、100K・100マイルの装備にまとめました。

100K・100マイル冒険 100K・100マイルの装備|12Lザックと2灯のライト

登りと平らな道は中くらい、下りだけ最大にする

私の使い方では、登りと平らな道は中くらいの明るさにします。

下りでは、足元をしっかり確認するため最大の明るさにします。

すべてを最大にすると、電池が朝まで持ちません。必要な場所だけ明るくします。

レッドレンザー H8Rの数字は、次のとおりです。

場面明るさ持つ時間
登りと平らな道約250lm約13時間
下り約600lm約7.5時間

lm(ルーメン)は、光の量を表す数字です。大きいほど明るく、そのぶん電池は早く減ります。

最近、私はマイルストーンのライトも購入しました。まだ使い始めたばかりなので、実際の夜の山で使いながら、使い方を試しています。

ガスの区間は、ウエストライトだけが頼りだった

夜の山では、霧が濃くなるとライトの使い方も変わります。

阿蘇でガスが濃い区間を走ったときは、ヘッドライトの光が霧に反射しました。

数メートル先も見えないほど視界が悪くなりました。

ヘッドライトをつけているのに、前が見えない状態です。そのときは、ウエストライトだけが頼りになりました。

予備のライトか電池をザックに入れる

夜の山では、ライトが使えなくなる事態にも備えます。

予備のライトか予備の電池をザックに入れます。

夜はライトがなければ、進むのが難しいからです。予備があれば、電池切れにも対応できます。

夜の補給は、取り出しやすさまで考えて準備する

夜の山では、補給を忘れないことも大切です。

レースなら、補給を怠ることで完走が危うくなります。

練習でも、体調を崩せば仲間に迷惑をかけかねません。

夜は暗いため、ザックの中に入れた補給を取り出すのが面倒になります。

私も「あとで食べよう」と思っているうちに、補給をしないこともあります。

そのため、夜の練習では、補給を取りやすい場所に入れておくのが私のやり方です。

普段より多めに準備しておくことも大切です。

固形物を食べるのが難しい場合は、ジェルや、すぐに食べられるタブレットを使う方法もあります。

補給は、準備するだけではなく、実際に食べられる状態にしておくことが大切です。

夜は冷えるので、エマージェンシーシートが命綱になる

夜の山は昼より冷えます。

走っている間は体が温かくても、止まると体の熱が逃げていきます。

2026年の阿蘇では、昼は暑かったのに夜は冷え込みました。

胃腸の調子が悪くなり、エネルギーが取れない状態でした。

そこへ夜の冷気が重なり、震えが止まらなくなりました。

持っていたエマージェンシーシートを体に巻いて、体温を保ちながら進みました。

あのときは、エマージェンシーシートがなければ完走できなかったかもしれません。

エマージェンシーシートは数十グラムほどで、ザックに入れても重さを感じません。

私は夜を走る日は、必ずザックに入れています。夜の山では、防寒用の装備もライトと同じように準備します。

詳しい状況は、阿蘇ボルケーノトレイル2026の完走記にも書いています。

2026 ASO VOLCANO TRAIL 1 阿蘇ボルケーノトレイル2026完走記|膝・胃腸・寒さとの死闘114km

大会の夜を走る人は、睡眠と休憩が大切

夜にかかる大会では、普段と違う時間に走ることになります。

大会前から、夜に走る準備をしておきます。

私は大会の3〜4日前から、寝る時間と起きる時間を1時間ずつ遅くします。

日常生活に大きく影響しない範囲で、体内時計を少しだけ夜に寄せます。

大会直前に、いきなり夜型へ変える必要はありません。数日前から少しずつ時間をずらして、夜に活動する時間へ体を近づけます。

大会前日は、できるだけしっかり睡眠を取るようにしています。

ただ、移動時間やスタート時間によっては、十分な睡眠時間を確保するのが難しいこともあります。

そんなときは、まとまった時間眠れなくても、細切れでもいいので睡眠時間を確保するようにしています。

短い時間でも、できるだけ体を休めておくことを大切にしています。

夜の途中は、エイド以外では休まない

私は夜の途中で、エイド以外では休みません。エイドは大会の補給所で、飲み物や食べ物を受け取れる場所です。

山の中で寝ている人もたまに見かけますが、私は寝ません。

制限時間が長い大会で、あらかじめ寝る計画を立てているなら、途中で寝る方法もあります。

眠気は、思ったより来なかった

夜の大会では眠くなると思っていましたが、レース中は眠気があまり来ませんでした。

レース中はアドレナリンが出ているので、思ったより眠くならないことがあります。

ただし、眠気の出方は、人や体調によって変わるものです。眠くならないと決めつけず、休む方法も含めて準備しておいた方がいいでしょう。

まとめ|練習で慣れ、ライトと防寒を整え、大会の夜に備える

  • 夜の練習は、知っている山を仲間と走って慣れる
  • ヘッドライトとウエストライトを使い分ける
  • 補給を取りやすく準備し、防寒と予備ライトも用意する
  • 大会前は睡眠と休憩の取り方を決めておく

夜の山は、昼とは違う準備が必要です。練習で夜の環境に慣れ、必要な装備をそろえて大会の夜に備えます。

この記事で紹介したアイテム一覧

レッドレンザー H8R

マイルストーンのライト

ウエストライト

エマージェンシーシート

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アルトラ オリンパス7レビュー|サイズ感と濡れた路面でのグリップhttps://toreashi.fun/altra-olympus7-review/Mon, 21 Sep 2026 04:34:28 +0000https://toreashi.fun/?p=2120

この記事はプロモーションを含みます。 アルトラのオリンパス7が気になっている人は、次の点で迷っていませんか。 トレランシューズは決して安くない買い物です。購入前にしっかり確認したいところです。 私はロングレースではスピー ... ]]>

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アルトラのオリンパス7が気になっている人は、次の点で迷っていませんか。

  • 本当に買う価値はあるのか
  • どんな特徴の靴なのか
  • いつも履いているサイズで合うのか

トレランシューズは決して安くない買い物です。購入前にしっかり確認したいところです。

私はロングレースではスピードゴートをメインに履いていました。オリンパスを試すのは今回が初めてです。

早速ショートの大会で、オリンパス7を履いて走ってきました。当日は雨で、濡れた岩も泥も走れたため、使用感をまとめました。

この記事では、実測した重さ、選んだサイズ、濡れた路面でのグリップ、走り終えたあとの足の状態を紹介します。

オリンパス7が自分に合うかどうか、判断の材料になれば幸いです。

結論|オリンパス7は長い距離で力を発揮する靴

オリンパス7は、長い時間を足へのダメージを抑えて進むための靴です。

厚さ33mmのクッションが、着地の衝撃をかなり受け止めてくれます。雨のトレイルを走り終えたあと、足のダメージはいつもより少なく感じました。むしろ、もっと走れたのにと物足りないくらいです。

向いている人

  • 100Kや縦走のように、長い時間を動き続ける人
  • 足の指が窮屈なのが苦手な人

向かない人

  • スピードを出したい人
  • 足裏で路面を感じ取りたい人
  • とにかく軽い靴を探している人

オリンパス7の基本スペック

ALTRA OLYMPUS 7(アルトラ オリンパス7)
ALTRA OLYMPUS 7(アルトラ オリンパス7)
項目内容
価格27,940円(税込)
重量公称325g(28.5cm)/実測317g(26.0cm・片足)
ソールの厚み33mm(前後とも同じ)
ドロップ0mm(ゼロドロップ)
ミッドソールAltra EGO MAX
アウトソールVibram Megagrip+TractionLug
足型Original FootShape(3つの足型の中でいちばん幅広)

メーカーが想定しているのは長時間の快適さ

アルトラはオリンパス7を、ウルトラ・縦走・ロングハイク向けのモデルとして位置づけています。シリーズの中でいちばんクッションが厚く、その7代目にあたります。

スピードを上げるための軽さではなく、長い時間を快適に進むことに振った設計です。

実測重量は26.0cmの片足で317gだった

ALTRA OLYMPUS 7の26.0cmを量った実測重量317g
ALTRA OLYMPUS 7の26.0cmを量った実測重量317g

オリンパス7は、トレイルシューズの中では重い部類に入ります。数字だけを見ると身構えますが、実際に走った印象は後の章に書きます。

前作から変わったのはミッドソールとアウトソール

メーカーの発表によると、ミッドソールがAltra EGO MAXに変わり、フォーム単体で15%軽く、10%やわらかくなりました。靴全体では345gから325gなので、軽くなった割合は約6%です。

アウトソールにはTractionLugが加わり、斜めと横方向のエッジが増えています。

前作のオリンパス6は履いていません。変化を実感として書けるのはここまでです。

アシタカ
アシタカ

オリンパス6から乗り換える人は、ミッドソールの違いを確かめてみてください。

雨のトレイルを走って分かったこと

走ったのは、2026年9月18日の南小国黒川トレイルです。当日は雨で、コースには濡れた岩も泥もありました。

ただし19kmは、長い距離のために作られたオリンパス7の性能がはっきり出る距離ではありません。

泥のついたALTRA OLYMPUS 7を履いてトレイルを走る足元
泥と濡れた落ち葉の上を走りました

足裏の疲れが最後まで少なかった

クッションの厚い靴は、衝撃を受け止める代わりに路面の感触が伝わりにくくなると言われます。

走ってみると、感触の鈍さより疲れの少なさのほうが勝ちました。ゴールしたあと、足の張りが残っていません。

同じアルトラのティンプ6は30mmなので、オリンパス7のほうが3mm厚くなります。並べてみると、ソールの高さの違いがはっきり出ます。

ALTRA TIMP 6とOLYMPUS 7を真横から並べてソールの厚みを比べた写真
ALTRA TIMP 6とOLYMPUS 7を真横から並べてソールの厚みを比べた写真

中敷きにも厚みがあります。足を入れた時点で、ふかふかとした感触が伝わってきました。

中敷きも並べてみました。つま先側の厚みはほとんど変わりません。ただし後ろにいくほど差が出て、指で押すとオリンパス7のほうがやわらかく沈みます。クッションのある中敷きは、水もよく含みます。

ALTRA TIMP 6とOLYMPUS 7の中敷きを表と裏から並べて比べた写真
ALTRA TIMP 6とOLYMPUS 7の中敷きを表と裏から並べて比べた写真
ALTRA TIMP 6とOLYMPUS 7の中敷きを重ねて横から見た厚みの違い
ALTRA TIMP 6とOLYMPUS 7の中敷きを重ねて横から見た厚みの違い
Altra Timp 6 アルトラ ティンプ6レビュー|ローンピークとの違い・GTX版も

濡れた岩の上でもしっかり止まった

雨の日のトレイルで怖いのは、濡れた岩と木の根です。

オリンパス7は、濡れた岩の上でもしっかり止まりました。滑る不安を感じて足の置き場を探す場面はありません。さすがに、Vibram MegagripにTractionLugが加わったソールは、濡れた路面で仕事をします。

ALTRA OLYMPUS 7のVibram Megagripのアウトソール
ALTRA OLYMPUS 7のVibram Megagripのアウトソール
濡れた岩を登るALTRA OLYMPUS 7の足元と泥のついたアウトソール
濡れた岩を登るALTRA OLYMPUS 7の足元と泥のついたアウトソール
アシタカ
アシタカ

雨予報の日にトレイルへ行くなら、このグリップは安心材料になります。

325gという数字ほどには重く感じなかった

買う前にいちばん引っかかっていたのが、325gという重さです。長年履いているスピードゴート7は公称275gなので、数字の上では50g重くなります。

走り出すと、数字から身構えていたほどの重さは感じませんでした。厚いクッションが効いている間は、足を持ち上げる負担よりも着地の楽さのほうが上回ります。ただし履き替えて軽くなったと感じることもありません。

雨で靴が濡れてからは、さすがに重さが出ました。水を含めば重くなるのはどの靴も同じですが、オリンパス7は中敷きにクッションがあるぶん、さらに重さを感じやすい靴です。当日は最後まで雨だったため、乾いた状態での重さは、次に履いたときに書き足します。

【レビュー】HOKA SPEEDGOAT 7(スピードゴート7)の特徴と使用感

甲とかかとに当たりは出なかった

オリンパス7は、タンに厚みを持たせて甲の圧迫を減らしたと発表されています。

靴ひもを締めても、甲が押される感覚はありませんでした。締めつけよりも、包まれている感触のほうが残ります。かかとの浮きや当たりも、19km走って出ていません。

ALTRA OLYMPUS 7のシュータン
ALTRA OLYMPUS 7のシュータン

サイズは足の実測プラス1.0cmでちょうどだった

公式の目安は実測プラス1.0〜1.5cm

アルトラは、実測した足の長さに1.0〜1.5cmを足したサイズを目安として案内しています。

私の足は実測25.0cmです。目安の下限にあたる26.0cm(US8)を選びました。

19km走って、下りでつま先が当たることはありません。足の指まわりもきつくならず、ちょうどよく収まりました。目安の上限まで上げる必要は感じていません。

幅の広さで別のモデルを探す必要はない

アルトラの足型は、Original・Standard・Slimの3つに分かれています。オリンパス7はこのうちいちばん幅の広いOriginal FootShapeで、足の指が自然に広がる空間が最初からあります。

アルトラにはワイド版のあるモデルもありますが、オリンパス7に幅違いの設定は用意されていません。私は幅が足りないと感じる場面がなく、これで困りませんでした。

幅が気になってサイズを上げると、かかとが浮いて別の問題が起きます。幅の問題は、サイズを上げることでは解決しません。

ALTRA OLYMPUS 7(アルトラ オリンパス7)
ALTRA OLYMPUS 7(アルトラ オリンパス7)

ここは気になった|オリンパス7が向かない場面

実測317gは、やはり軽い靴ではありません。走っている間は気になりませんでしたが、1秒でも削りたい人には向きません。特に短いレースでは、重さがそのまま差になります。

33mmのクッションは、足裏で路面を読み取る走り方とも相性がよくありません。岩の細かい形を感じ取りながら足を置きたい人は、もっと薄い靴のほうが走りやすいはずです。

価格も27,940円と安くありません。長年愛用しているスピードゴートの2万円前半と比べても、会社員ランナーとして気軽に出せる額ではありません。

ただし履いたあとは、性能に見合った価格だと納得しました。足のダメージを抑えて長い距離を進む靴として、この値段は妥当です。

アシタカ
アシタカ

100マイルを目指している人には、一度履いてほしい靴です。

そして、ここまで書いたのは19kmを走った時点の話です。オリンパス7が本領を出すのは、100Kや縦走のような長い時間の使用です。その距離で履いたら、また書き足します。

100K・100マイル冒険 100K・100マイルの装備|12Lザックと2灯のライト

おわり

オリンパス7は、足へのダメージを抑えて長く進みたい人のための靴です。雨の岩で止まるグリップと、走り終えたあとの足裏の軽さが、実際に走って良かった点でした。

同じアルトラでは、25mmのローンピーク9+も履いています。厚みで迷っている人は、そちらも読んでみてください。

アルトラ9+ アルトラ ローンピーク9+レビュー|ビブラム搭載でグリップ力が向上

メーカーをまたいで選びたい人には、トレランシューズのまとめ記事があります。

トレランシューズ 初心者のトレランシューズ|コスパ重視の選び方と幅の合わせ方

この記事で紹介したアイテム一覧

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通勤ランのシューズ選び|3足を別ブランドで回す理由と使い分けhttps://toreashi.fun/commuting-run-shoes/Sun, 20 Sep 2026 08:13:34 +0000https://toreashi.fun/?p=2081

この記事はプロモーションを含みます。 通勤ランで使っているシューズは3足です。HOKA MACH 7、ASICS NOVABLAST 6、On Cloudsurfer Next を順番に回しています。 通勤ランを始めて7 ... ]]>

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通勤ランで使っているシューズは3足です。HOKA MACH 7、ASICS NOVABLAST 6、On Cloudsurfer Next を順番に回しています。

  • 通勤ラン用のシューズは何足あればいいのか
  • 何足かあるなら、どう使い分けるのか

通勤ランを始めて7年になります。仕事帰りに片道8kmを週4回、3kgほどの荷物を背負って走っています。

シューズは、通勤ランを始めた当初からブランドの違う2〜3足を使っています。

この記事では、なぜブランドを分けて回すのか、その日によってどう選ぶのか、1足だけ買うならどれを選ぶかを書きます。

3足それぞれの詳しいレビューは別の記事で紹介しています。この記事では、いま使っている3足を並べて比べ、選び方をまとめています。

結論|通勤ランのシューズは最低2足

週に4回走るなら、シューズは最低2足は必要です。

雨に濡れる日があります。洗濯する日もあります。乾いていない靴は、さすがに履けません。1足しかないと、走れない日が出てきます。

私は7年間、ずっと別のブランドを2〜3足で回してきました。買い替えの時期が重なると2足になりますが、3足を超えたことはありません。

ブランドを分けているのには理由があります。靴が長持ちするのはもちろんですが、私がブランドを固定しないのは、もっと別の理由からです。

なぜ別のブランドで回すのか

続けて履かないほうがいい、はよく言われている

同じ靴を毎日履くのはよくない、とはよく言われます。汗が乾ききらないうちにまた履くことになりますし、靴を長持ちさせるためにも、間隔を空けたほうがいいとされています。

ただ、私がブランドまで分けているのには、別の理由もあります。

ブランドごとに、力を入れている場所が違う

これはトレイルランニングのシューズで気づきました。

アルトラは、かかととつま先の高低差がないゼロドロップで、つま先の広がりに特徴があります。ホカのスピードゴートは、剛性とクッションのバランスが中距離にしっくりきます。

100kmのレースでは、後半にアルトラのティンプに助けられました。同じ距離でも、序盤と終盤で足が求めるものは変わります。

距離や場面によって、合う靴は変わります。一つのブランドだけを履いていると、この違いに気づけません。

色々な靴を履くと、自分の得意不得意に気づける

別のブランドに履き替えると、うまく走れない場面が出てきます。そこで初めて、自分の課題が見えてきます。

足を1足の形に慣れさせすぎない。これがブランドを分けているいちばんの理由です。

試さないのは、もったいない

ブランドごとに考え方が違うのなら、試さないままでいるのはもったいないと思っています。

新しい靴を履く日は、それだけで走る理由になります。仕事が終わったあとに8km走るには、このくらいの楽しみが要ります。

3足を並べてみる

通勤ランで使用している3足のランニングシューズ
通勤ランで使用している3足のランニングシューズ
項目HOKA MACH 7ASICS NOVABLAST 6On Cloudsurfer Next
定価17,600円17,600円18,700円
重量(公式)237g記載なし273g
重量(実測)224g(26.5cm)237g(26.0cm)250g(26.5cm)
ドロップ5mm記載なし6mm
クッションしっかり効く3足でいちばん効く硬め
幅細い普通3足でいちばん広い

定価は17,000円台から18,000円台、重さは224gから250gの間です。数字の上では、大きな差のない3足です。

ただ、履くと違いははっきり出ます。クッション、幅、そして見た目です。

ASICSは、公式サイトに重量を載せていません。ここに書いた実測値は、私の手元の1足を量ったものです。サイズが違えば重さも変わります。

クッション・幅の欄は、この3足の中で比べたときの話です。一般的なランニングシューズと比べれば、3足とも十分なクッションがあります。

3足それぞれの商品ページはこちらです。

MACH 7

ASICS NOVABLAST 6

On Cloudsurfer Next

その日によって履く靴を選ぶ

順番はだいたい決めていますが、その日の気分で変わります。

脚が重い日は NOVABLAST 6

ASICS NOVABLAST 6のアウトソールと厚いミッドソール
ASICS NOVABLAST 6のアウトソールと厚いミッドソール

仕事で疲れた日、脚が重い日は NOVABLAST 6 を履きます。3足の中でいちばんクッションが効いている靴です。

軽く走りたい日は MACH 7

HOKA MACH 7の26.5cmを量った実測重量224g
26.5cmを量ると224gでした

実測224gで、3足の中でいちばん軽い靴です。軽く走りたい日に選びます。

人に会う日は Cloudsurfer Next

On Cloudsurfer Next(クラウドサーファーネクスト)の黒いアッパー
On Cloudsurfer Next(クラウドサーファーネクスト)の黒いアッパー

走ったあとに寄り道する日、人に会う日は Cloudsurfer Next です。Onは街で普段履きにしている人が多く、ランニングシューズらしさが出ません。

雨の日は、新しい靴を避ける

雨だからこの靴を避ける、というものはありません。ただ、買ったばかりの靴は雨の日に履かないようにしています。

1足だけ買うなら

始めたばかりなら Cloudsurfer Next

ランニングを始めたばかりで、続くかどうか分からない段階なら Cloudsurfer Next です。定価は18,700円ですが、後継のCloudsurfer 2が出たため値下がりしています。走らなくなっても、普段履きとして使えます。

すでに走っているなら MACH 7

ランニングを続けていて、これから通勤ランも始める人には MACH 7 です。実測224gの軽さがあります。アッパーもソールも黒い「ブラック / ブラック」を選べば、会社にも馴染みます。

走る量が多いなら NOVABLAST 6

通勤ランの頻度が高い人、片道の距離が長い人、脚への負担が大きいと感じている人には NOVABLAST 6 です。3足の中でいちばんクッションが効いています。

同じ足なのに、サイズは3足とも同じではなかった

私の足は実測25.0cmです。ランニングシューズは1.0cm大きい26.0cmを基準にしています。

シューズ選んだサイズ理由
HOKA MACH 726.5cm幅が細いのでハーフサイズ上げた
ASICS NOVABLAST 626.0cm基準のサイズで問題なし
On Cloudsurfer Next26.5cm26.0cmの在庫がなかった

同じ人の同じ足でも、選ぶサイズは揃いません。MACH 7 は幅が細く、長さではなく幅の兼ね合いでハーフサイズ上げています。

Cloudsurfer Next は、サイズ選びの結果ではありません。26.0cmの在庫がなかっただけです。ハーフサイズの差は、厚手の靴下である程度カバーできます。欲しいサイズがないときに使える手です。

同じブランドで揃えていれば、サイズは手持ちに合わせるだけで済みます。ブランドを分けると、買うたびにサイズを確かめ直すことになります。ここは正直に面倒な点です。

できれば店で試したほうが確実です。通販で買うなら、サイズ感について書かれたレビューを読んでから決めています。

それでも私はブランドを分けています。サイズを確かめる手間より、色々な靴を履いて分かることのほうが大きいからです。

走ったあとのソール

MACH 7 は約250km、Cloudsurfer Next は289km走りました。NOVABLAST 6 はまだ36kmなので、ソールについては書けません。

MACH 7|減ったのはラバーのない部分だけ

OKA MACH 7のソール。ラバーのない部分だけが削れている
HOKA MACH 7のソール。ラバーのない部分だけが削れている

MACH 7 のアウトソールは、全面がラバーではありません。接地の多い場所にラバーを置き、それ以外はミッドソールがそのまま見えています。250km走って減っていたのは、ラバーが乗っていない部分でした。

Cloudsurfer Next|289km走ってもほとんど減っていない

On Cloudsurfer Nextのソール。289km走ってもゴムが減っていない
On Cloudsurfer Nextのソール。289km走ってもゴムが減っていない

Cloudsurfer Next のソールは、289km走ってもほとんど減っていません。つま先に擦れた跡はありますが、これは走ってできたものではなく、平地を歩くときにつま先を擦る私の癖によるものです。

同じくらいの距離を走って、ソールの持ちは Cloudsurfer Next のほうが上でした。

3足それぞれのレビュー

この記事では3足を並べて比べました。1足ずつの詳しい話は、それぞれの記事に書いています。

HOKA MACH 7|実測224gの軽さ

約250km走った使用感、幅が細いためにハーフサイズ上げた話、ソールの減り方を書いています。

HOKA MACH 7(マッハ7)の黒いアッパー 【レビュー】HOKA MACH 7(マッハ7)の使用感とサイズ感

ASICS NOVABLAST 6|歩き出した瞬間に驚いたクッション

買うまでに迷ったこと、使い始めの印象、基準どおりのサイズで問題なかった話を書いています。

ASICS NOVABLAST 6(ノヴァブラスト6)の黒いアッパー 【レビュー】ノヴァブラスト6(NOVABLAST 6)の使用感とサイズ感

On Cloudsurfer Next|289km走ってもソールが減らない

硬めのクッション、在庫がなくてハーフサイズ上げた話、後継のCloudsurfer 2との違いを書いています。

On Cloudsurfer Next(クラウドサーファーネクスト)の黒いアッパー 【レビュー】On クラウドサーファーネクストの使用感とサイズ感

おわり

通勤ランのシューズは、最低2足あれば回せます。3足あると、その日の状態で選べるようになります。

ブランドを分けると、買うたびにサイズを確かめる手間がかかります。それでも、色々な靴を履いたほうが自分のことが分かります。得意なところも、うまく走れないところも見えてきます。

次はまた違うメーカーを試したいと思っています。7年続いているのは、この楽しみがあるからかもしれません。

荷物の背負い方については、通勤ラン用のリュックの記事に書いています。

TRロケット 着用画像 通勤ラン リュックおすすめ2選|何リットル必要か・揺れない選び方

この記事で紹介したアイテム一覧

MACH 7

ASICS NOVABLAST 6

On Cloudsurfer Next

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【レビュー】ノヴァブラスト6(NOVABLAST 6)の使用感とサイズ感https://toreashi.fun/asics-novablast6-review/Fri, 18 Sep 2026 22:17:30 +0000https://toreashi.fun/?p=2072

この記事はプロモーションを含みます NOVABLAST 6 を買いました。まだ4回、合計36kmです。使い始めの印象をレビューします。 私が買う前に考えていたのは、この2つでした。 仕事帰りに片道8kmを週4回、荷物を背 ... ]]>

この記事はプロモーションを含みます

NOVABLAST 6 を買いました。まだ4回、合計36kmです。使い始めの印象をレビューします。

  • 通勤ラン用にもう1足、17,600円を出す価値があるのか
  • 着地の衝撃をやわらげる靴はどれか

私が買う前に考えていたのは、この2つでした。

仕事帰りに片道8kmを週4回、荷物を背負って走っています。シューズは3足を順番に回して使っていて、NOVABLAST 6 はそのうちの1足です。

この記事では、買うまでに迷ったこと、歩き出した瞬間の印象、サイズの選び方を書きます。ソールの減りやクッションのへたりは、走り込んでから追記します。

NOVABLAST 6 が自分に合うかどうか、判断の参考になればと思います。

アシタカ
アシタカ

トレラン歴12年の会社員ランナーです。
年間10大会程度出走、上位10%目標に日々トレーニングしています!

結論|NOVABLAST 6はこんな人なら試してみる価値あり

歩き出した瞬間に、クッションの効き方に驚いた靴です。今まで履いた中でも、クッション性はいいほうでした。ただ、まだ4回・36kmです。ソールの減りもクッションのへたりも、これから確かめます。

向いている人

  • 着地の衝撃をやわらげたい人
  • クッションの厚い靴を探している人

向かない人

  • 地面の感触を確かめながら走りたい人

NOVABLAST 6の基本スペック

項目内容
定価17,600円(税込)
重量(実測26.0cm)237g
ソールの厚み最大約41.5mm
ミッドソールFF BLAST MAX + FF TURBO SQUARED の二層
アウトソール前足部にASICSGRIP
アッパー合成繊維・合成樹脂

NOVABLAST 6 は、公式サイトに重量とドロップの記載がありません。手元の26.0cmを量ると237gでした。

ASICS NOVABLAST 6の26.0cmを量った実測重量237g
ASICS NOVABLAST 6の26.0cmを量った実測重量237g

ソールの厚みは最大41.5mmです。ミッドソールはFF BLAST MAXとFF TURBO SQUAREDの二層構造で、トランポリンから着想を得た前足部の作りと合わせて弾むような反発を生む、とASICSは説明しています。

買うまでに迷ったこと

トレイル用のシューズはすでに持っています。そこに通勤ラン用をもう1足となると、17,600円は簡単に出せる金額ではありません。しばらく手が出せずにいました。

それでも買ったのは、膝が理由です。

2026 ASO VOLCANO TRAIL 1 阿蘇ボルケーノトレイル2026完走記|膝・胃腸・寒さとの死闘114km

阿蘇ボルケーノトレイル2026を走って以降、膝の調子はよくありません。着地の衝撃を少しでも分散させたくて、クッション性の高い靴を探していました。

ASICSはこれまであまり履いたことがありませんでした。NOVABLAST 6 が初めてに近い1足です。

4回・36km履いて分かったこと

まだ4回、合計36kmです。朝練で10kmを2回、通勤ランで8kmを2回走りました。

歩き出した瞬間に驚いた

足を入れたときではありません。歩き出した瞬間に、クッションの効き方に驚きました。

今まで履いた靴の中でも、クッション性はいいほうです。もっと早く試せばよかった、というのが最初に思ったことでした。

ASICS NOVABLAST 6のアウトソールと厚いミッドソール
ASICS NOVABLAST 6のアウトソールと厚いミッドソール

ローテーションを待たずに朝練で履いた

通勤ランのシューズは3足を順番に回しています。ただ、この靴だけは順番を待たずに朝練で履きました。

膝との相性を早く確かめたかったからです。

10km走って、膝に問題はなく、快適に走ることができました。

気になる点は、まだ見えていない

ひもが緩む、かかとが浮くといったことも起きていません。手持ちの靴下とも相性がよくお気に入りになる予感しかありません。とはいえ、ソールの減りやクッションのへたりは、これから確かめていきます。

NOVABLAST 6のサイズ感|実測25.0cmの足に26.0cm

私の足は実測25.0cmです。ランニングシューズは1.0cm大きい26.0cmを基準にしています。

NOVABLAST 6 は26.0cmにしました。つま先にも幅にも窮屈さはありません。

ASICS NOVABLAST 6を真上と斜め前から見た写真
ASICS NOVABLAST 6を真上と斜め前から見た写真

基準のサイズをそのまま選んで問題のなかった1足です。

おわり

クッションがいいから走りやすい、とは限りません。まだ36kmです。

これから100km、200kmと走っていく中で、自分に合っている靴なのかを確かめます。その結果は、この記事に追記します。

通勤ランではほかにも2足を使っていて、3足を順番に回しています。3足を比べた話は、別の記事にまとめました。

通勤ランで使用している3足のランニングシューズ 通勤ランのシューズ選び|3足を別ブランドで回す理由と使い分け

この記事で紹介したアイテム一覧

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【レビュー】On クラウドサーファーネクストの使用感とサイズ感https://toreashi.fun/on-cloudsurfer-next-review/Fri, 18 Sep 2026 12:48:24 +0000https://toreashi.fun/?p=2061

この記事はプロモーションを含みます。 Cloudsurfer Next を通勤ランで使い、約289km走りました。使ってみた結果をレビューします。 私が買う前に思っていたのは、この2つでした。 仕事帰りに片道8kmを週4 ... ]]>

この記事はプロモーションを含みます。

Cloudsurfer Next を通勤ランで使い、約289km走りました。使ってみた結果をレビューします。

  • Onのランニングシューズを履いてみたい
  • 黒い靴なら、会社にも履いていけるのではないか

私が買う前に思っていたのは、この2つでした。

仕事帰りに片道8kmを週4回、荷物を背負って走っています。シューズは3足を順番に回して使っていて、Cloudsurfer Next はそのうちの1足です。

この記事では、289km走ったソールの状態、サイズの選び方、後継のCloudsurfer 2との違いまで書きます。

Cloudsurfer Next が自分に合うかどうか、判断の参考になればと思います。

結論|Cloudsurfer Nextはこんな人なら試してみる価値あり

Cloudsurfer Next は、289km走ってもソールがほとんど減らない靴でした。

私が履いている通勤ランシューズはこちらです。

クッションは硬めです。ふわふわとした柔らかさはありません。かといって、地面の感触が直に伝わってくるわけでもありません。

Onは街で普段履きとして使っている人も多いブランドです。ランニングシューズらしさが出ないので、会社に履いていっても浮きません。

向いている人

  • ランニングと普段履きを兼用したい人
  • 会社に履いていける靴を探している人
  • 長く履ける靴がほしい人

向かない人

  • 厚いクッションで脚を守りたい人
  • 最新モデルを選びたい人(後継のCloudsurfer 2が出ています)

Cloudsurfer Nextの基本スペック

On Cloudsurfer Nextを真上と横から見た写真
On Cloudsurfer Nextを真上と横から見た写真
項目内容
定価18,700円(税込)
重量(公式)273g
重量(実測26.5cm)250g
ドロップ6mm
ミッドソールCloudTec Phase(Helionフォーム)
アウトソールラバーパッド
アッパー軽量ウーブン

Cloudsurfer Next の公式重量は273gです。手元の26.5cmを量ると250gでした。公式より23g軽い数字です。

CloudTec Phase は、斜めに並んだ穴がドミノのように順に潰れる構造です。着地から蹴り出しへ重心が移りやすくなる、とOnは説明しています。

通勤ランで分かったこと

通勤ランは、仕事が終わったあとの帰り道だけです。3kgほどの荷物を背負って、片道8kmを週4回走っています。

実測250g|軽さを売りにした靴ではない

On Cloudsurfer Nextの26.5cmを量った実測重量250g
26.5cmを量ると250gでした

実測250gです。軽さを売りにした靴ではありません。ただ、走っていて重いと感じたことはありませんでした。

クッションは硬め|ふわふわはしない

On Cloudsurfer Nextを真上と横から見た写真
On Cloudsurfer Nextを真上と横から見た写真

クッションは硬めです。柔らかいクッションのようなふわふわした感触はありません。

かといって、地面の凹凸が足裏に伝わってくるわけでもありません。Onの公式でも、クッショニングは「中」と位置づけられています。

蒸れは気にならなかった

通気性は普通です。ランニング用の靴下で走って、蒸れを感じることはあまりありませんでした。

289km走ったソール|ゴムはほとんど減っていない

Cloudsurfer Next で289km走りました。ソールのゴムは、ほとんど減っていません。

289km走ったあとのソール
289km走ったあとのソール

Onはこのモデルを、耐久性に優れたデイリートレーナーとして説明しています。289km走った実物を見るかぎり、説明どおりでした。

つま先の擦れは、靴ではなく歩き方の癖

On Cloudsurfer Nextのつま先の擦れとヒール内側の傷み
つま先の擦れと、かかと内側の傷み

つま先には擦れた跡があります。ただ、これは走ってできたものではありません。

平地を歩いているとき、たまにつま先を擦ってしまう癖があります。その跡です。

かかとの内側は傷んでいたが、走っていて気づかなかった

かかとの内側にも傷みがあります。写真を撮って、初めて気づきました。

289km走るあいだ、かかとの当たりが気になったことは一度もありません。靴ずれもマメも、爪のトラブルもありませんでした。原因ははっきりしません。途中で厚手の靴下に変えたので、その影響かもしれません。

Cloudsurfer Nextのサイズ感|在庫がなく、半サイズ上を選んだ

私の足は実測25.0cmです。ランニングシューズは1.0cm大きい26.0cmを基準にしています。

Cloudsurfer Next は26.5cmを買いました。26.0cmの在庫がなかったからです。

On Cloudsurfer Nextを真上と横から見た写真
On Cloudsurfer Nextを真上と横から見た写真

半サイズ大きいですが、厚手の靴下を合わせて問題なく走れています。欲しいサイズの在庫がないときは、この手が使えます。

Onはこのモデルを「レギュラー。表記どおりのサイズ」と説明しています。

幅には余裕がある

幅には余裕があります。289km走って、窮屈だと感じたことはありません。

アシタカ
アシタカ

同じ通勤ランで履いているホカと比べると、はっきり広く感じます。

後継のCloudsurfer 2との違い

2026年9月、後継の Cloudsurfer 2 が発売されました。

項目Cloudsurfer NextCloudsurfer 2
定価18,700円20,900円
重量(公式)273g261g
ドロップ6mm9mm
アッパー軽量ウーブンメッシュ

いちばん変わったのはドロップです。6mmから9mmになり、かかとが3mm高くなりました。接地の感覚が変わる差です。

アッパーは軽量ウーブンからメッシュへ、アウトソールのパターンも設計し直されています。

私は Cloudsurfer 2 を履いていません。ここに書いたのは、公式に載っている数字の違いだけです。

なお Cloudsurfer Next には、On公式で「ラストチャンス」の表示が付いています。定価18,700円が14,960円になっています。

おわり

Cloudsurfer Next(クラウドサーファーネクスト)の黒いアッパー
Cloudsurfer Next(クラウドサーファーネクスト)の黒いアッパー

289km走って、ソールはほとんど減っていません。クッションは硬めですが、走っていて不満を感じたことはありませんでした。

会社にも履いていける見た目で、普段履きと兼用できます。

Cloudsurfer Next に満足しているからこそ、ドロップの変わった Cloudsurfer 2 がどうなったのか、試してみたいと思っています。

通勤ランではほかにも2足を使っていて、3足を順番に回しています。3足を比べた話は、別の記事にまとめました。

通勤ランで使用している3足のランニングシューズ 通勤ランのシューズ選び|3足を別ブランドで回す理由と使い分け

この記事で紹介したアイテム一覧

Cloudsurfer Next

Cloudsurfer 2

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【レビュー】HOKA MACH 7(マッハ7)の使用感とサイズ感https://toreashi.fun/hoka-mach7-review/Fri, 18 Sep 2026 11:24:36 +0000https://toreashi.fun/?p=2050

この記事はプロモーションを含みます。 マッハ7を通勤ランで使い、約250km走りました。使ってみた結果をレビューします。 私も同じところで迷いました。 仕事帰りに片道8kmを週4回、荷物を背負って走っています。シューズは ... ]]>

この記事はプロモーションを含みます。

マッハ7を通勤ランで使い、約250km走りました。使ってみた結果をレビューします。

  • 17,600円を通勤用に出す価値があるのか
  • レギュラーとワイド、どちらを選べばいいのか

私も同じところで迷いました。

仕事帰りに片道8kmを週4回、荷物を背負って走っています。シューズは3足を順番に回して使っていて、マッハ7はそのうちの1足です。

この記事では、HOKA MACH 7を通勤ランで走り込んだ結果を書きます。サイズの選び方、クッションの効き方、250km走ったあとのソールの減り方まで。

MACH 7が自分の走り方に合うかどうか、判断の参考になればと思います。

結論|MACH 7はこんな人なら試してみる価値あり

MACH 7は実測224gの軽いシューズです。走っていても軽さを感じます。

私が履いている通勤ランシューズはこちらです。

ホカオネオネの特徴である厚底のクッションが効いています。一般的なランニングシューズと比べると、クッション性は高いモデルです。

性能が高く、バランスのいい靴だと言えます。

向いている人

  • 軽い靴で走りたい人
  • すでにHOKAを履いていて、サイズ選びで迷いたくない人
  • はじめてのランニングシューズを探している人

向かない人

  • 地面の感触を確かめながら走りたい人
  • 足の幅が広い人(ワイドを選ぶ)
  • 会社に履いていく靴として選ぶ人(ブラック / ブラックを選ぶ)

MACH 7の基本スペック

項目内容
価格17,600円(税込)
重量(公式)237g
重量(実測26.5cm)224g
オフセット5mm
ミッドソールスーパークリティカルフォームEVA
アウトソール前足部とかかとにラバー
アッパークリールジャカードメッシュ

MACH 7の公式重量は237gです。手元の26.5cmを量ると224gでした。公式より13g軽い数字です。

HOKA MACH 7の26.5cmを量った実測重量224g
26.5cmを量ると224gでした
アシタカ
アシタカ

手で持ってみて軽っ!って思いました。

メーカーが想定しているのは日常的にスピードのある走り

HOKAはMACH 7を「スピードある走りを、日常的に」と説明しています。普段のジョグからスピード練習まで、1足で幅広くこなすモデルです。

MACH 6から変わったのはアッパー

MACH 7はフルモデルチェンジではありません。HOKAは「実績ある素材をそのままに」と説明していて、ミッドソールのスーパークリティカルフォームEVAは前作から引き継いでいます。

変わったのはアッパーです。クリールジャカードアッパーを改良し、軽量化と通気性の向上を実現したとしています。タンの内側はガセット付きで、走っている間にずれにくい作りです。

通勤ランで分かったこと

通勤ランは、仕事が終わったあとの帰り道だけです。3kgほどの荷物を背負って、片道8kmを週4回走っています。

走っていても軽さを感じる

実測224gは、一般的なランニングシューズと比べて軽い部類です。走っていても軽さを感じます。

アシタカ
アシタカ

通勤ランで履いている3足の中では、いちばん軽い1足です。

クッションはしっかり効いている

MACH 7のクッションは、まあまあ効いています。ホカオネオネの特徴である厚底で、一般的なランニングシューズと比べれば、クッション性は高いモデルです。

蒸れは気にならなかった

通気性は普通です。ランニング用の靴下で走って、蒸れを感じることはあまりありませんでした。

250km走ったソール|減るのはラバーがない部分だけ

MACH 7のアウトソールは、全面がラバーではありません。接地の多い場所にラバーを置き、それ以外はミッドソールがそのまま見えています。

250km走ったHOKA MACH 7のアウトソールの摩耗
250km走ったHOKA MACH 7のアウトソールの摩耗

走り込んだあとに減っていたのは、ラバーが乗っていない部分でした。小指と中指の付け根あたり、白いミッドソールが三角形に見えている場所です。

ラバーで覆われた部分は、買ったときとほとんど変わっていません。

MACH 7のサイズ感|実測から1.5cm上げた26.5cmを選んだ

MACH 7は、普段のランニングシューズよりハーフサイズ上げるのが基本です。長さが足りないのではなく、幅が細いためです。

実測25.0cmの足に、MACH 7は26.5cm

項目サイズ
足の実測25.0cm
基準にしているサイズ26.0cm(実測+1.0cm)
MACH 7で選んだサイズ26.5cm(実測+1.5cm)

私の足は実測25.0cmです。ランニングシューズは1.0cm大きい26.0cmを基準にしています。

MACH 7は26.5cmにしました。長さではなく、幅の兼ね合いです。ワイドにするかも迷いましたが、ハーフサイズ上げてレギュラーにしています。

HOKA MACH 7を真上と横から見た写真
真上と横から見たMACH 7。つま先の形と幅が分かります

同じHOKAのスピードゴート7も、同じ考え方でサイズを選んでいます。すでにHOKAを履いているなら、手持ちと同じサイズで問題ありません。

ハーフサイズの差は、靴下の厚さである程度カバーできます。欲しいサイズの在庫がないときは、ハーフ上げて厚めの靴下を合わせる手もあります。

【レビュー】HOKA SPEEDGOAT 7(スピードゴート7)の特徴と使用感

幅は細め|気になる人はワイドを選ぶ

MACH 7の幅は細めです。

アシタカ
アシタカ

同じ通勤ランで履いているオンと比べると、細く感じます。

ここは気になった|白いソールは会社に履いていくと運動靴に見える

HOKA MACH 7の白いミッドソールとヒール部分
白いソールと、かかとのMACH 7のロゴ

私が買ったのは、黒いアッパーに白いソールの組み合わせです。買った店で白いソールのほうが少しだけ安く、値段で選びました。

走るぶんには気になりません。ただ、会社に履いていくと運動靴らしさが出ます。黒いソールにしておけばよかった、というのが正直なところです。

服装に合わせるなら、黒いソールのほうがしっくりきます。

MACH 7には、アッパーもソールも黒い「ブラック / ブラック」があります。少しの差額で色を選ぶより、履く場面で選ぶほうが後悔しません。

おわり

HOKA MACH 7(マッハ7)の黒いアッパー

MACH 7は、軽さで選ぶ靴です。クッションの厚さで選ぶ靴ではありません。

会社に履いていくことがあるなら、ソールまで黒いカラーをおすすめします。私が唯一後悔しているのは、そこだけです。

通勤ランではほかにも2足を使っていて、3足を順番に回しています。3足を比べた話は、別の記事にまとめました。

通勤ランで使用している3足のランニングシューズ 通勤ランのシューズ選び|3足を別ブランドで回す理由と使い分け

この記事で紹介したアイテム一覧

MACH 7

MACH 7 ワイド

MACH 7 ブラック

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九州トレイルレース難易度比較|完走率で選ぶ100Kと入門レースhttps://toreashi.fun/kyushu-trail-race-difficulty/Wed, 16 Sep 2026 02:14:55 +0000https://toreashi.fun/?p=1997

この記事はプロモーションを含みます 九州で50km以上を走れるトレイルレースを、距離・累積標高・制限時間・完走率で比べました。 実際に走った4大会(阿蘇・球磨川・霧島えびの・九州脊梁ピストントレイル)の経験を踏まえていま ... ]]>

この記事はプロモーションを含みます

九州で50km以上を走れるトレイルレースを、距離・累積標高・制限時間・完走率で比べました。

実際に走った4大会(阿蘇・球磨川・霧島えびの・九州脊梁ピストントレイル)の経験を踏まえています。

これから長距離や100Kを目指すランナーの、大会選びの参考になれば嬉しいです。

アシタカ
アシタカ

トレイルレースを選ぶとき、距離だけを見てはいけません。

この記事でわかること
  • 九州のロングトレイルレースの距離・累積標高・制限時間・完走率
  • 難易度の順番は累積標高と制限時間で入れ替わる
  • 初めてのロングと100Kに向く大会
  • 100Kの参加資格をどう満たすか

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九州の主要トレイルレース早見表

どれも各大会の公式サイトに出ているものです。距離と累積標高はおおよその値なので、表では「約」を省いています。

50km台のレース

このグループは、完走率を公表している大会がありませんでした。

【3月】五ケ山・脊振クロストレイル|ダブル

距離累積制限
64km4,400m8時間

参加資格が「同じ大会のシングル32kmを4時間以内で完走」に限られています。64kmを8時間は、この記事で比べた中で飛びぬけて厳しい設定です。

【7月】霧島・えびの高原エクストリームトレイル|ロング

距離累積制限
62km3,400m14時間

参加資格は18歳以上で、完走経験がなくても申し込めます。火山の噴火警戒レベルによって、コースが変わることがあります。

【7月】南阿蘇カルデラトレイル|ロング

距離累積制限
50km記載なし記載なし

公式サイトに「阿蘇ボルケーノトレイルの資格取得レースです」と書かれています。年2回開かれていて、50kmがあるのは夏の大会です。

【8月】九州脊梁ピストントレイル|ロング

距離累積制限
64km3,460m14時間

3つの区間を行って戻ってくる形で、最後の区間が一番登ります。コースが被災地を通るため、復興工事の進み具合で毎年変わります。

【8月】やっちろドラゴントレイル|ソロ

距離累積制限
50km3,200m13時間

坂本町復興支援チームドラゴンが開いています。2026年大会は中止が発表されました。

100K以上のレース

完走率は、公表している大会のものだけ載せました。阿蘇は2026年、球磨川と川辺川は2024年の大会のものです。

【5月】阿蘇ボルケーノトレイル|ロング

距離累積制限完走率
114km5,000m29時間88.7%

参加資格は「100km以上を1回、または50km以上を2回完走」。2026年大会から、A6エイドの場所とコースの一部が変わりました。

【11月】球磨川リバイバルトレイル|球磨川コース

距離累積制限完走率
167km9,400m41時間61.1%

九州でいちばん長いコースです。完走率61.1%は、3人に1人が完走できていない計算になります。2026年大会は中止が発表されました。

【11月】球磨川リバイバルトレイル|川辺川コース

距離累積制限完走率
102km5,800m30時間88.2%

制限時間30時間は、この記事で比べた中でいちばん余裕があります。参加資格は「過去3年で50km以上を1回完走」。2026年大会は中止が発表されました。

距離より累積標高と制限時間で決まる

距離をそろえて見直すと、早見表とは違う順番が出てきます。

登りの密度は「累積標高 ÷ 距離」で見る

累積標高をそのまま比べると、距離の長いレースが必ず上に来ます。1kmあたりに直すと、どれだけ登り続けるかの目安になります。

コース距離1kmあたりの累積標高
五ケ山・脊振クロストレイル ダブル64km68.8m
やっちろドラゴントレイル50km64.0m
球磨川リバイバルトレイル 川辺川コース102km56.9m
球磨川リバイバルトレイル 球磨川コース167km56.3m
霧島・えびの高原エクストリームトレイル62km54.8m
九州脊梁ピストントレイル64km54.1m
阿蘇ボルケーノトレイル114km43.9m

上位2つが50〜64km、いちばん下が114kmの阿蘇です。50kmのやっちろドラゴントレイルは、114kmの阿蘇ボルケーノトレイルより1kmあたり1.5倍登ります。

累積標高を見るときは、公式サイトの高低差図も開いてみてください。まとめて登るのか細かく刻むのかできつさが変わってきます。

阿蘇はいちばん緩いのに坂が終わらない

阿蘇ボルケーノトレイルは、1kmあたりの登りが43.9m。ここだけ見れば、いちばん楽なレースに思えます。

ただ、高低差図を見ると、94km地点のA6で標高550mあたりまで下り、ゴールに向けて1,200m近くまで登り返します。前半の登りがどれも400m前後なのに対して、最後の登り返しだけが600m以上あります。

時間の余裕は、完走に必要なペースで見る

キロ何分で進めばゴールできるか、という目安です。

コース距離/制限完走に必要な平均ペース
五ケ山・脊振クロストレイル ダブル64km/8時間7:30/km
九州脊梁ピストントレイル64km/14時間13:08/km
霧島・えびの高原エクストリームトレイル62km/14時間13:33/km
球磨川リバイバルトレイル 球磨川コース167km/41時間14:44/km
阿蘇ボルケーノトレイル114km/29時間15:16/km
やっちろドラゴントレイル50km/13時間15:36/km
球磨川リバイバルトレイル 川辺川コース102km/30時間17:39/km

62kmの霧島えびのが、167kmの球磨川コースより速いペースを求められます。逆に102kmの川辺川コースは17:39/kmで、ほぼ歩きのペースでも間に合います。

実際には、登りと下りで速度はまるで違いますし、エイドでの休憩も、歩いた時間も含まれます。止まっている時間まで全部ひっくるめた平均です。

登りで落ちるぶんは、下りや走りやすい区間で取り返すことになります。エイドでの滞在時間も響くので、走る前にペース配分を決めておくと迷いません。

一番上だけ、桁が違います。五ケ山・脊振クロストレイルのダブルは7:30/kmで、ほかのレースの倍の速さです。参加資格も「同じ大会のシングル32kmを4時間以内で完走した人」に限られています。九州で完走がもっとも難しいレースは、167kmの球磨川コースではなく、この64kmかもしれません。

完走率にコースの手強さが出る

コース距離完走率
阿蘇ボルケーノトレイル114km88.7%(2026年)
球磨川リバイバルトレイル 川辺川コース102km88.2%(2024年)
球磨川リバイバルトレイル 球磨川コース167km61.1%(2024年)

阿蘇は川辺川コースより12km長いのに、完走率はほぼ同じです。1kmあたりの登りが緩いという計算と噛み合います。いっぽうで167kmの球磨川コースだけが61.1%で、3人に1人が完走できていません。

霧島えびのと九州脊梁ピストンは、走ると別物

実際に走って一番驚いたのが、この差でした。

大会が出している値をそろえて並べると、この2本はほとんど同じレースに見えます。

コース公式の累積標高制限時間参加費
霧島・えびの高原エクストリームトレイル約3,400m14時間17,500円
九州脊梁ピストントレイル約3,460m14時間17,000円

参加資格を見ると、その差がはっきりします。霧島えびのは「25km以上の完走経験があるとよい」という書き方です。九州脊梁ピストンは「60km以上を2年以内に完走していること」が条件です。

九州脊梁ピストンは最後の区間が一番きつい

この大会は、五ヶ瀬ハイランドスキー場が起点です。そこから3つの区間を、行って戻ってくる形でまわります。大会名の「ピストン」は、ここから来ています。

区間折り返し地点距離累積標高
1三方山18km1,040m
2小川岳23km960m
3とんがり山23km1,460m

3つのうち、最後の区間がいちばん登ります。1,040m、960mと来て、最後が1,460mです。私が2025年に走ったときも、とんがり山がいちばんこたえました。

この区間3は、ショートコースとまったく同じ道です。つまりロングの最後で、これからスタートするショートの選手とすれ違います。すれ違う選手はみんな疲れきった顔でした。8月の脊梁の暑さが、そのまま表情に出ていました。

アシタカ
アシタカ

開催は8月です。暑さ対策も、距離の対策と同じくらい大事です。

阿蘇ボルケーノトレイル|完走率88.7%で登りは緩い

正式名称は「ASO VOLCANO TRAIL」です。私は第1回から毎回走っています。九州で100Kを目指すなら、最初に見てほしい大会です。

項目ロングショート
距離約114km約32km
累積標高約5,000m約1,200m
制限時間29時間8時間
スタート7:0012:00
定員600名300名
参加費29,000〜39,000円11,000円
エイド6か所2か所
参加資格100km以上を1回、
または50km以上を2回完走
制限なし

開催は例年5月です。2026年大会は5月9日から10日にかけて行われました。

同じ大会でも、年によってまるで違う

毎年走って分かったのは、阿蘇は年ごとに顔が変わるということです。

年当日の天気
2023年雨・風・ガスの三重苦
2024年快晴
2025年ガスと強風。前日の雨でぬかるみ
2026年昼は猛暑、夜は冷え込み
アシタカ
アシタカ

装備を決めるとき、「去年と同じ」で考えないでください。阿蘇は毎年違います。

次につながる大会でもある

阿蘇のロングは、UTMB WORLD SERIES QUALIFIERに入っています。Western States Endurance Run 2026の予選大会にもなっています。九州の大会でここまでの扱いを受けているのは、いまのところ阿蘇だけです。

装備の考え方は別記事にまとめています。

7時スタートで29時間のレースです。前の日はもちろん、終わった日も泊まれるようにしておくと体が楽です。

前泊・後泊に使える阿蘇の宿を探す

球磨川リバイバルトレイル|川辺川102kmと球磨川167km

熊本県の五木村から八代市までを走る大会です。川辺川コース(約102km)と球磨川コース(約167km)の2つがあります。私は川辺川コースを2回走りました。

項目川辺川コース球磨川コース
距離約102km約167km
累積標高約5,800m約9,400m
制限時間30時間00分41時間00分
関門3か所6か所
スタート12:005:00
定員250名250名
参加費31,000円42,000円
ITRAポイント46
参加資格過去3年で50km以上を1回完走過去3年で100km以上を1回、
または50km以上を2回完走

ITRAポイントとは、国際トレイルランニング協会(ITRA)が認定したレースに、距離と累積標高から付けられる0〜6の点数です。そのレースを完走すると、ランナーはその点数を受け取れます。

2026年大会は中止になりました

2026年の第5回大会は、地震のため中止が決まりました。2027年に開かれるかどうかは、2026年9月の時点で分かりません。

完走だけを考えるなら、時間に余裕がある

川辺川コースは、完走に必要なペースが17:39/kmです。この記事で比べた中でいちばん緩く、ほぼ歩きのペースになります。累積標高は5,800mもありますが、制限時間が30時間あるので、歩く時間を取れます。

ただし条件付きです。私が走った2024年は、11月なのに気温が20℃近くありました。雪が降るような日なら、難しさはまったく変わります。

走ってみて分かったポイント

スタートからW4(宇那川林道・22km地点)までは、歩いたほうがいいと感じました。よほど走力に自信がある人は別です。ここで脚を使うと、後半が苦しくなります。

いちばんこたえたのは、A5(67km地点)からA6(86km地点)です。山をひとつ越えたあとに、7kmほどの舗装路が待っています。真っ暗な中を走りながら、正直なところ泣きそうでした。

補給で気をつけたいのが、水だけのエイドです。ここには食べ物がほとんどありません。時間がかかる人ほど、自分で持つ量が増えます。

預け荷物を受け取れるのが、A4(31km地点)とかなり前半です。着替えや補給食を預ける人は、ここを知っておきたいところです。

川辺川コースは12時スタートで30時間。日をまたぐレースなので、前の日と終わった日の両方で泊まれるようにしておくと安心です。

球磨川コース167kmについて

この167kmは、私はまだ走っていません。

完走率61.1%(2024年)、ITRAポイント6、マウンテンレベル7。3人に1人が完走できないレースです。

霧島えびの|62kmで入口がいちばん広い

宮崎県えびの市で開かれる大会です。地元では「霧えび」と呼ばれています。私は第11回・第12回・第14回に走りました。

項目ロングショート
距離約62km約34km
累積標高約3,400m約1,700m
制限時間14時間8時間
スタート5:00記載なし
参加費17,500円11,500円
ITRA
ポイント
3—
参加資格18歳以上。
25km以上の完走経験を強く奨励
18歳以上

開催は例年7月です。2026年は7月19日に行われました。

参加資格がもっともやさしい

この記事で比べた50km以上のレースの中で、参加資格がいちばん広いのが霧島えびのです。完走経験は「あるとよい」という書き方で、なくても申し込めます。九州で最初のロングを走るなら、まずここが候補になります。

ただし完走に必要なペースは13:33/kmです。五ケ山・脊振クロストレイルのダブルを別にすれば、この記事の中では速いほうに入ります。入口は広いけれど、走力は問われます。

私が第14回で実際に走ったのは、前半が約8:45/km、後半が約10:35/km。後半に2割落ちても、制限時間にはまだ余裕がありました。

走らされるレース

走ってみると、なぜそうなるのかが分かります。コースの多くが林道とじゃり道の下りです。岩場やロープ場のような難しいところは、ほとんどありません。技術ではなく、走る力と体力がそのまま結果に出るコースです。

下りが気持ちよく走れてしまうのが、このレースの罠です。私は第14回で、30km過ぎの下りを平均5:20/kmで駆け下りました。その結果、後半に脚が残りませんでした。

第2エイドの先には、日本一と言われる枕木階段があります。第3エイドから第4エイドまでは約19kmと長く、ここが暑さとの勝負です。第12回からは、その間に水だけのエイドができました。

アシタカ
アシタカ

気持ちよく飛ばせる下りほど注意してください。前半の貯金は、そのまま後半の借金になります。

コースが毎年変わる大会でもある

霧島えびのは、火山の噴火警戒レベルによってコースが変わることがあります。公式サイトのお知らせを見ると、硫黄山の警戒レベルが上がったときのコース変更が何度も出ています。新燃岳への対応も告知されています。

実際、公式の発表も毎年変わっています。

回開催ロングの距離累積標高
第12回2024年7月21日約65.5km約3,059m
第13回2025年7月20日約63km約3,059m
第14回2026年7月19日約62km約3,400m

距離は3年で少しずつ短くなりました。累積標高は第14回で341m増えています。私も第12回と第14回を走り比べて、トレイルの割合が増えたと感じました。

昔のレポートを読むときは、何回大会のものかを確かめてください。同じ大会名でも、走る中身が変わっています。

宿と駐車場は争奪戦になる

スタートがAM5:00で、シャトルバスはAM2:50の1便しかありません。20時に寝ても、眠れるのは数時間です。

会場の近くには、宿も駐車場もあまりありません。エントリーと同時に宿を取るのが正解です。私は第12回のとき申し込みが遅れて駐車場が取れず、深夜のバスで向かうことになりました。

スタート地点に近いえびの高原の宿を探す

九州で50km以上を走れるレース|開催月

ここまで詳しく書いた3大会のほかにも、九州には50km以上のレースがあります。細かいルールは公式サイトが正確なので、ここでは全体だけ並べます。

大会開催月/県最長距離主催
KUSENBU QUEST 501月
福岡
50km記載なし
五ケ山・脊振クロストレイル3月
福岡
64km(ダブル)ユニバーサルフィールド
九州脊梁トレイルジャーニー5月
熊本
164km(4日間)記載なし
阿蘇ボルケーノトレイル5月
熊本
114kmLocal Gain
霧島・えびの高原エクストリームトレイル7月
宮崎
約62kmユニバーサルフィールド
南阿蘇カルデラトレイル(SUMMER)7月
熊本
50km南阿蘇カルデラトレイル実行委員会
九州脊梁ピストントレイル8月
宮崎
熊本
約64kmユニバーサルフィールド
やっちろドラゴントレイル8月
熊本
50km坂本町復興支援チームドラゴン
冠岳10010月
鹿児島
168kmユニバーサルフィールド
球磨川リバイバルトレイル11月
熊本
167kmLocal Gain

※距離・累積標高・制限時間・参加費は、年によって変わります。申し込む前に公式サイトで確かめてください。 ※冠岳100は、公式サイトのお知らせが2024年10月で止まっています。2025年以降に開かれたかどうか、確認できませんでした(2026年9月時点)。

2026年は、2つの大会が中止になっています

大会予定されていた日中止の発表
やっちろドラゴントレイル2026年8月29日2026年8月5日
球磨川リバイバルトレイル2026年11月14〜15日2026年8月10日

主催によって、大会の性格が違う

九州のトレイルレースを開いているのは、主に次の団体です。走ってみると、それぞれ雰囲気が違います。

Local Gainは参加費が高めです。そのぶんエイドとサポートがしっかりしています。阿蘇ボルケーノトレイルや球磨川リバイバルトレイルが、この団体です。

ユニバーサルフィールドは、アットホームな大会が多く、参加費が抑えられています。そのぶん参加賞やエイドは、あまり手厚くありません。霧島えびのや九州脊梁ピストンが、この団体です。

サポートが手厚いほうがいいならLocal Gain、費用を抑えて距離を踏みたいならユニバーサルフィールド。どちらが良い悪いではなく、選び方の軸として見てください。

差がいちばんはっきり出るのは100km級です。阿蘇のロング114kmが29,000〜39,000円、川辺川コース102kmが31,000円。ユニバーサルフィールドの大会は、これよりかなり安く設定されています。50〜60km級になると値段が近づくので、距離によって差の出方が変わります。

坂本町復興支援チームドラゴンのように、地元の人たちが運営している大会もあります。コースの整備を自分たちの手でしている団体です。

エントリー開始は大会ごとに分かれている

九州のロングレースは、申し込みの時期が重なっていません。

大会開催エントリー開始
阿蘇ボルケーノトレイル例年5月例年12月中旬
霧島・えびの高原例年7月例年3月上旬
球磨川リバイバルトレイル例年11月例年5月中旬

九州で100Kを目指すなら、申し込みの山は12月・3月・5月の3回です。この記事を読んだ時期によって、次に申し込める大会が変わります。

※確定日は毎年変わります。各大会の公式サイトで確かめてください。

まとめ|最初の1本は霧島えびの、最初の100Kは阿蘇

目標別の選び方を並べます。

九州で最初のロングを走りたいなら

霧島・えびの高原エクストリームトレイル(ロング62km)をおすすめします。

参加資格は18歳以上で、完走経験がなくても申し込めます。この記事で比べた中で、いちばん入口が広い大会です。参加費も17,500円と安いほうです。

完走に必要なペースは13:33/kmで、50km台の中では速いほうです。「走らされるレース」だという点は覚えておいてください。

九州で最初の100Kを走りたいなら

阿蘇ボルケーノトレイル(ロング114km)をおすすめします。

理由は4つあります。

  • 1kmあたりの登りが、この記事で比べた中でいちばん緩い
  • 114kmと長いのに完走率88.7%で、102kmの川辺川コース(88.2%)とほぼ同じ
  • UTMB WORLD SERIES QUALIFIERとWestern States予選を兼ねていて、次の目標につながる
  • エントリーが12月中旬で、いちばん近い

参加資格は、こうやって満たす

阿蘇ロングの参加資格は「100km以上を1回、または50km以上を2回完走」です。100kmを走ったことがない人には、ここが最初の壁になります。

その壁を越える道も、九州の中にあります。

南阿蘇カルデラトレイルのロング50kmは、公式サイトに「阿蘇ボルケーノトレイルの資格取得レースです」と書かれています。参加資格は高校生以上で、過去2年以内に30km以上のトレイルを完走していることです。アジアトレイルマスターのメンバーシップレースにもなっています。

順番にすると、こうなります。

  • 霧島えびの62km(7月) ではじめてのロングを完走する
  • 南阿蘇カルデラトレイル ロング50km(7月) でもう1本
  • 50km以上を2回完走 → 阿蘇ロングの参加資格を満たす
  • 阿蘇ボルケーノトレイル 114km(5月・エントリーは12月) で最初の100Kへ

その先へ

100Kを完走したら、次は球磨川コース167kmが見えてきます。ITRAポイント6、マウンテンレベル7、完走率61.1%。九州でいちばん厳しいレースです。

2026年大会は中止となり、2027年に開かれるかどうかは2026年9月の時点で分かりませんが、大会が戻ってきたときのために、脚を作っておきたいところです。

アシタカ
アシタカ

ここまで並べてきましたが、あくまで目安です。同じ大会でも、年によってまるで違う顔を見せます。迷ったら、まず1本走ってみてください。

装備をどうそろえるかは、こちらにまとめています▼

100K・100マイル冒険 100K・100マイルの装備|12Lザックと2灯のライト

各大会の公式サイト

大会のルールは年によって変わります。申し込む前に、必ず公式サイトで最新の情報を確かめてください。リンクは開催月の順に並べています。

大会公式サイト
【1月】KUSENBU QUEST 50公式サイトを確認できませんでした(2026年9月時点)
【3月】五ケ山・脊振クロストレイルhttps://universal-field.com/event/gsct/
【5月】阿蘇ボルケーノトレイルhttps://aso-field-run.jp/volcano/
【5月】九州脊梁トレイルジャーニーhttps://sekiryo-journey.com/
【7月】霧島・えびの高原エクストリームトレイルhttps://universal-field.com/event/kirishima-ebino-extr/
【7月】南阿蘇カルデラトレイルhttps://local-gain.com/minamiaso_trail/
【8月】九州脊梁ピストントレイルhttps://universal-field.com/event/sekiryo-piston-trail/
【8月】やっちろドラゴントレイルhttps://local-gain.com/event/dragon/
【10月】冠岳100https://universal-field.com/event/kanmuri100/
【11月】球磨川リバイバルトレイルhttps://kumagawa-trail.jp/
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サロモン「ADV SKIN 5」レビュー|実際に使ってわかる収納力と12Lとの使い分けhttps://toreashi.fun/salomon-adv-skin-5-review/Tue, 18 Aug 2026 03:55:06 +0000https://toreashi.fun/?p=1763

この記事はプロモーションを含みます。 サロモンの「ADV SKIN 5」が気になっているけれど、 と迷っていませんか? 私自身、ADV SKIN 12と5Lの両方を使っています。 この記事では、ADV SKIN 5を実際 ... ]]>

この記事はプロモーションを含みます。

サロモンの「ADV SKIN 5」が気になっているけれど、

  • 5Lで荷物は足りる?
  • 夏のレースなら5Lで十分?
  • 12Lと比べて、実際に使いやすいのはどっち?
  • 5Lはどんな場面で活躍する?

と迷っていませんか?

私自身、ADV SKIN 12と5Lの両方を使っています。

この記事では、ADV SKIN 5を実際に使ってわかった収納力やフィット感、走りやすさをレビュー。12Lとの使い分けにも触れながら、ADV SKIN 5がどんな人・どんな場面に向いているのかを紹介します。

アシタカ
アシタカ

ライターの「アシタカ」です。トレイルランニング歴12年の会社員ランナーです。

サロモンのザックは、同じモデルの買い替えも含めて10個以上使ってきました。

ADV SKIN 5の基本スペック

まずは、ADV SKIN 5の基本的なスペックを紹介します。

項目内容
ブランドサロモン
容量5L
本体重量203g
価格¥17,600(税込)
サイズ展開XS/S/M/L/XL
付属品フラスク×2
想定用途(公式)60kmまでの
長距離トレイル

※スペックや価格は執筆時点の情報です。

ADV SKIN 5は、その名のとおり容量5Lのトレイルランニング用ザックです。

必要な荷物をコンパクトにまとめられるサイズで、特に荷物が少ない場面で使いやすいのが特徴。

私の場合は、夏のショートレースなどで使うことが多く、秋冬のロングレースではADV SKIN 12を使っています。

ADV SKIN 5の外観と収納をチェック

ここからは、実物の写真を使ってADV SKIN 5の各部を紹介します。

フロント|走りながら使いやすいポケット配置

フロント部分にはボトルやスマートフォン、補給食などを収納できるポケットがあります。

走りながら取り出したいものを手の届く位置に収納できるのは、トレランザックではかなり重要なポイントです。

背面|5Lらしいコンパクトなサイズ感

背面は5Lらしくコンパクト。

実際に背負ってみると、背負うというより、ベストを着ている感覚です。

ADV SKIN 5を実際に使ってみた感想

ここからは、実際にADV SKIN 5を使って走って感じたことを紹介します。

コンパクトで走りやすい

ADV SKIN 5を使ってまず感じたのは、身軽さです。

特に夏のショートレースや、飲み物とスマホなど最低限の荷物だけ持って走りたいときに便利です。
大きなザックを背負うほどではないけれど、飲み物を手に持つのは嫌。手ぶらで走るのはちょっと不安。そんなときに、ADV SKIN 5なら必要なものをフロントポケットに入れて、サッと背負って走れます。

体へのフィット感は?

ADVシリーズは、素材の柔らかさが気に入っています。体に当たる部分も柔らかく、走っていても擦れがあまり気になりません。

以前のモデルでは、チェストベルトの着脱が慣れるまで少しやりにくいと感じていましたが、今回のモデルでは改善され、スムーズに着脱できるようになりました。

実際に走っていても、ザックの揺れやズレはほとんど気にならず、60km走ったときも快適でした。

フィット感は、サイズによって変わってくるため、サイズ選びは気をつけてください。

私は身長170cm・体重56kgで、XSを使用しています。以前、サロモンのセンスプロをSで購入したことがありましたが、ずれが気になりXSを買い直しました。サイズで迷ったら、小さいほうを試してみることをおすすめします。

サイズ胸囲
XS85〜91cm
S91〜97cm
M97〜103cm
L103〜109cm
XL109〜118cm

ADV SKIN 5の収納力|実際に何が入る?

5Lという容量を見ても、「実際にどれくらい入るの?」と思う人も多いはず。

そこで、実際に夏のショートレースで持っていく荷物を入れてみました。

夏のショートレースで入れているもの

  • 水分
  • レインウェア
  • 補給食
  • スマートフォン
  • ファーストエイド

これだけの荷物を入れて、少し余裕がありました。

5Lは、荷物をたくさん持っていくためのザックではありません。

私の場合、夏のショートレースでは5Lで問題ありません。

一方で、防寒着を持っていく必要がある場合は、5Lでは余裕がなくなる可能性があります。

必要な装備が少ない場面で、ちょうどいい容量と考えるとわかりやすいと思います。

ADV SKIN 5と12Lはどう使い分ける?

私はADV SKIN 5と12Lを、主に季節と走る距離、荷物の量で使い分けています。

まず、基本的なスペックを比較してみます。

項目ADV SKIN 5ADV SKIN 12
価格(税込)¥17,600¥19,800
容量5L12L
本体重量203g247g
付属品込み重量281g323g
付属フラスク500ml×2500ml×2
サイズ展開XS〜XLXS〜XL
主な使用場面夏・ショート秋冬・ロング(60km以上)

※スペックはサロモンの公表値

ADV5L

ADV12L

フロントポケットの5Lと12Lの比較

背面メイン収納の5Lと12Lの比較

アシタカ
アシタカ

夏のショートレースなど、荷物が少ない場面ではADV SKIN 5。

秋冬のロングや荷物が多いときはADV SKIN 12というのが、私の使い分けです。

ADV SKIN 5はこんな人におすすめ

ここまで実際に使ってみた感想を紹介してきました。

ADV SKIN 5は、特にこんな人に向いていると思います。

  • 夏のショートレースが中心
  • 荷物をできるだけコンパクトにしたい
  • 短い距離を軽快に走りたい
  • すでに12Lなど大容量のザックを持っている
  • 2個目のトレランザックを探している

一方で、

  • 秋冬のレースにも使いたい
  • ロングレースにも挑戦したい
  • 防寒着など荷物が増える
  • ザックを1つだけ購入したい

という人なら、私は12Lを選びます。最初の1個としてなら、容量に余裕のある12Lのほうが使い回しやすいと思います。

12Lの詳しい使用感は、サロモン ADV SKIN 12のレビュー記事にまとめています。

まとめ|ADV SKIN 5は夏のショートレースにちょうどいい

ADV SKIN 5を実際に使ってみて感じたのは、荷物が少ないときにちょうどいいサイズ感です。

特に私の場合は、

夏・ショートレース → ADV SKIN 5

秋冬・ロングレース → ADV SKIN 12

という使い分けになっています。

5Lという容量は、すべてのトレランに対応できる万能サイズではありません。

でも、すでに大容量のザックを持っていて、夏のショートレースなどに使える2個目のザックを探しているなら、ADV SKIN 5は使いやすい選択肢だと思います。

「5Lで足りるかな?」と迷っているなら、まずは自分が普段レースで持っていく荷物が5Lに収まるかを確認してみると、選びやすくなります。

サロモンにはADV SKINのほかに、入門向けのACTIVE SKINと、レース最上位のS/LABがあります。ADV SKINは中間にあたる定番シリーズです。ストレッチ素材でポケットが多い点が、ほかの2シリーズとの違いになります。

他のシリーズも気になるという方は、サロモン トレランザックのサイズ選び|モデル別の違いをまとめた記事がおすすめです。

アシタカ
アシタカ

サロモンのザックは500mlのソフトフラスクが2本付いてきてコスパもよくおすすめです。

この記事で紹介したアイテム一覧

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トレランのインナーおすすめ3選|汗冷えを防ぐ選び方と実際に使った感想https://toreashi.fun/trail-running-inner-wear/Fri, 14 Aug 2026 02:54:16 +0000https://toreashi.fun/?p=1754

この記事はプロモーションを含みます。 トレランで、こんな経験はありませんか? 実は、トレランでは「汗をかかない」ことよりも、汗をかいたあとにどう冷やさないかが大切です。 トレイルランニング歴12年。年間10大会ほどに出場 ... ]]>

この記事はプロモーションを含みます。

トレランで、こんな経験はありませんか?

  • 登りで汗だくになった後、稜線の風で一気に体が冷えた
  • 濡れたTシャツが背中に張り付いて気持ち悪い
  • ショップで見かける「あみあみ」のインナー、本当に必要なのか分からない

実は、トレランでは「汗をかかない」ことよりも、汗をかいたあとにどう冷やさないかが大切です。

トレイルランニング歴12年。年間10大会ほどに出場し、毎年100kmクラスのレースにも挑戦しています。普段は週4回の帰宅ランを続けています。

そんな中で、いろいろな汗冷え対策を試してきました。

その中でも、今では手放せなくなったのが「インナー」です。

この記事では、実際に使った3枚のインナーを比較しながら、汗冷え対策や季節ごとの選び方を紹介します。

「あみあみって本当に必要?」
「結局、どれを選べばいい?」

そんな疑問を解消して、自分に合った1枚を選べるようにまとめました。

アシタカ
アシタカ

ライターの『アシタカ』です。トレラン歴12年の会社員ランナー

年間10大会程度出走、実体験を元に、初心者向けにトレランの始め方を紹介しています。

迷ったらファイントラックのベーシック|3枚の比較早見表

結論から書きます。はじめての1枚で一年中使うならファイントラックのベーシックです。

項目① finetrack
ドライレイヤー
ベーシック
ノースリーブ
② finetrack
ドライレイヤー
クール
タンクトップ
③ ミレー
ドライナミック
メッシュ NS クルー
品番FUM0425FUM0823MIV01248
価格
(税込)
4,620円5,830円5,830円
汗を離す方法ナイロン+撥水加工ナイロン+撥水加工ポリプロピレン66%(
素材自体が水を含まない)
生地標準ベーシックより
約20%薄い
肉厚
網目が太い
涼しさ標準ベーシックの
約2倍
標準
保温ありベーシックより
約50%低い
あり(厚みが空気の層になる)
向く季節通年真夏のみ通年(とくに冬)
Yシャツの下着られる(帰宅ランOK)着られる着にくい(厚みが出る)
こんな人に最初の1枚。迷ったらこれ盛夏に走る人。2枚目として汗の量が多い人。山専用

3枚とも実際に買って、山とロードの両方で使っています。

汗冷えを防ぐインナーの選び方は3つの基準で決まる

商品を見る前に、選び方を整理します。ここを外すと、どれを買っても満足できません。

撥水加工型かポリプロピレン型かで選ぶ

撥水加工したインナーの生地の上で、水滴が玉のまま乗っている様子
撥水加工したインナーの生地
ミレーあみあみインナーの様子
ポリプロピレン型

機能性インナーは、大きく分けると2つのタイプがあります。

  • 撥水加工型(ファイントラック)
    生地に撥水加工を施し、汗や水を肌から離れやすくするタイプ。薄く軽く作りやすいのが特徴です。
  • ポリプロピレン型(ミレー・オンヨネ)
    水を含みにくいポリプロピレンを使ったタイプ。撥水加工ではなく、素材そのものの特性を利用しています。

ファイントラック、ミレー、オンヨネの3社を「それぞれ仕組みが違う」と紹介している記事もありますが、ミレーとオンヨネはどちらもポリプロピレンを主体とした同じタイプです。

選び方はシンプル。

薄さ・軽さを重視するなら撥水加工型。
長く使うことや、加工の影響を気にせず使いたいならポリプロピレン型。

まずはこの違いを押さえておけば、インナー選びで迷いにくくなります。

半袖?タンクトップ?選ぶ基準は「上に着るウェア」

インナーは、上に何を着るかで選ぶのがおすすめです。

一見すると、半袖タイプのほうが腕までカバーできて安心そうに見えます。

でも、トレランでは重ね着することを考えると、タンクトップタイプのほうが使い回しやすいです。

上に半袖・長袖のトップスを重ねても袖がもたつかず、お腹や背中をしっかりカバーできます。

一方、半袖インナーの上に長袖を重ねると、袖の部分が二重になって腕まくりがしにくくなることがあります。

ただし、夏にノースリーブのトップスを着ることが多いなら、タンクトップタイプがおすすめです。肩まわりがすっきりして、ごわつきにくくなります。

選び方をまとめると、

  • ノースリーブを着ることが多い → タンクトップ
  • 半袖・長袖を着ることが多い → どちらでもOK
  • 一年を通して1枚で使い回したい → タンクトップが使いやすい

インナー単体で考えるのではなく、普段どんなトップスを重ねるかを基準に選ぶと失敗しにくくなります。

サイズはぴったりを選ぶ

インナーは、肌にしっかり密着していることが大切です。

ゆったりしたサイズを選ぶと、肌とインナーの間に隙間ができ、汗をうまく外側へ逃がせません。

そのため、サイズに迷ったらジャストサイズ〜やや小さめを選ぶのがおすすめです。生地には伸縮性があるため、適正サイズなら強く締めつけられるような窮屈さはほとんどありません。

【サイズ実例】
身長170cm・体重56kgの場合、ファイントラックはS、ミレーはS-Mを着用しています。

アシタカ
アシタカ

サイズが合っていないと、せっかくの機能も十分に働きません。

迷ったら「肌に密着しているか」をチェック。

トレランのインナーおすすめ3選

紹介するのは、次の3つを満たすモデルだけです。

  1. 実際に自分で買って、山とロードの両方で使ったもの
  2. 袖のない型(重ね着するウェアを選ばないため)
  3. 国内で普通に買えて、サイズ展開があるもの

価格帯は4,600〜5,900円です。インナー1枚としては高く感じますが、3年以上使って今も現役です。トレランだけでなく、通勤ランでも同じインナーを使っています。

① finetrack ドライレイヤーベーシック ノースリーブ|一年中使える万能の1枚

4,620円(税込)/品番:FUM0425/ブラック・ペイルグレー

最初の1枚を選ぶなら、まず候補に入れたいのがファイントラックのドライレイヤーベーシックです。

3枚の中では価格を抑えやすく、季節を問わず使いやすいのが特徴。トレランだけでなく、帰宅ランや通勤ランなど、普段のランニングでも使いやすい1枚です。

生地には撥水加工が施されていて、汗を含みにくく、肌をドライな状態に保ちやすくしています。公式では「150洗80点の耐久撥水性」とされ、150回洗濯しても撥水性を80%維持するという基準です。

また、肌に当たる縫い目を外側に出したつくりになっているため、長時間走ったときの擦れを抑えやすいのもポイント。

実際にベーシックを使うようになってから、レース中の乳首やわきの擦れが気にならなくなりました。100kmレースでは念のため保護バームも併用しています。

こんな人におすすめ
  • トレラン用インナーを初めて買う
  • 春夏秋冬、1枚をできるだけ使い回したい
  • トレランだけでなく、帰宅ランや通勤ランでも使いたい
  • 普通のインナーに近い感覚で、シャツの下にも着たい
こんな人には別の選択肢も
  • 真夏、特に30℃を超える環境で走ることが多い → ②クールがおすすめ
  • 洗濯時に柔軟剤を使うことが多い → 撥水加工の性能を保つため、洗濯方法に注意が必要

② finetrack ドライレイヤークール タンクトップ|暑い季節に特化した1枚

5,830円(税込)/品番:FUM0823/ブラック

「夏の暑さがとにかく苦手」という人なら、クールがおすすめです。

ベーシックと同じ撥水加工型ですが、こちらは暑い季節に特化したモデル。公式では、ベーシックと比べて次のような違いがあります。

  • 生地が約20%薄い
  • 涼しさが約2倍
  • そのかわり保温効果は約50%低い

つまり、涼しさを優先して、保温性を抑えたモデルです。

真夏の低山や、暑い時期のロング走では、この違いを感じやすくなります。

また、抗菌防臭機能もあり、公式では「ニオイの原因菌の抑制率99.9%以上」とされています。

ただし、クールを着たからといって、ずっとひんやりするわけではありません。

ベーシックと比べて、薄くてさらっとした着心地というイメージです。「着るだけで涼しくなる」と期待すると、少し違うかもしれません。

クールには2つの型がありますが、今回はタンクトップを選びました。

夏はノースリーブのトップスを着ることが多いため、肩まわりがすっきりして重ね着しやすいからです。

こんな人におすすめ
  • 気温30℃超えの季節に走る
  • 汗をかいた後のニオイが気になる
  • ベーシックを持っていて、夏用の2枚目がほしい
こんな人には別の選択肢も
  • 1枚だけ買って一年中使いたい(保温が低いので秋冬に不向き)
  • 予算を抑えたい(ベーシックより1,210円高い)
アシタカ
アシタカ

正直、真夏の滝汗ではインナーもTシャツもびしょびしょになります(笑)。

それでも、肌にTシャツが直接張り付く感じはかなり違います。

③ ミレー ドライナミック メッシュ NS クルー|汗の量が多い人と冬の山に

5,830円(税込)/品番:MIV01248/100g/S-M・L-XL・XXL

ファイントラックとは、汗を逃がす仕組みが違います。

ミレーはポリプロピレンを66%使用しており、繊維そのものが水を含みにくいのが特徴です。撥水加工ではなく素材の性質を利用しているため、洗濯による撥水加工の劣化を気にせず使えます。

そして、最大の特徴がこの厚みと大きな網目。

厚みのあるメッシュが濡れたTシャツを肌から離し、肌とウェアの間に空気の層をつくります。この構造は、汗をたくさんかく人や、気温の低い冬の山で特にメリットを感じやすいです。

一方で、厚みはデメリットにもなります。

普通のシャツの下に着るには存在感があり、帰宅ランでは使いにくいので、私は「山を走る日のためのインナー」と割り切って使っています。

ファイントラックは普通のインナーに近い感覚で、シャツの下にも着やすいのが特徴です。

日常のランニングとトレランの両方で使いたいならファイントラック。
汗の量が多く、冬の山でも使いたいならミレー。

アシタカ
アシタカ

ミレーは普段着の下に着るには、ちょっとゴツい。

でも、山で汗をたくさんかく日は頼りになります。

帰宅ランの装備については、こちらの記事で詳しく紹介しています▼

TRロケット 着用画像 通勤ラン リュックおすすめ2選|何リットル必要か・揺れない選び方
こんな人におすすめ
  • 人より汗をたくさんかく
  • 冬の低山や残雪期を走る
  • 撥水加工のメンテナンスを気にせず使いたい
  • トレラン専用のインナーとして使いたい
こんな人には別の選択肢も
  • 帰宅ランなど、シャツの下にも着たい(厚みがあり、普段使いには向きにくい)
  • 体にぴったりしたレース用ウェアの下に着たい(メッシュの凹凸が出やすい)

インナーを着る目的は「汗冷えを防ぐこと」

「速乾Tシャツを着ていれば十分じゃない?」

そう思うかもしれません。

でも、トレランでは汗をかいたあとに体が冷える「汗冷え」に注意が必要です。

アシタカ
アシタカ

インナーを着れば、汗をかかなくなるわけではありません。

汗を外へ逃がしやすくするもの、と考えてください。

山では「汗をかいたあと」が要注意

トレランでは、登りでたくさん汗をかきます。

そのあと稜線に出たり、下りに入ったりすると、風で一気に体が冷えることがあります。

標高が100m上がると、気温は約0.6℃下がるのが一般的な目安です。標高差1000mなら、約6℃の差になります。

汗で濡れたTシャツが肌に張り付いたまま冷たい風を受けると、さらに体が冷えやすくなります。

だからインナーを使います。

インナーの役割は、汗をかかないようにすることではなく、汗をかいたあとに体を冷やしすぎないこと。

これが一番大切なポイントです。

アシタカ
アシタカ

登りでは暑くて「こんなのいらない」と思っても、稜線に出た瞬間にありがたさを感じることがあります。

ロードでも「止まったとき」に役立つ

汗冷えは山だけではありません。

  • インターバル走で休んでいるとき
  • フルマラソン後半でペースが落ちたとき

このような場面でも、汗で濡れたウェアが冷えて寒く感じることがあります。

「汗をかく → 冷える」を防ぐ。

これが、トレランでインナーを着る理由です。

インナーが汗を肌から離す仕組み

撥水加工したインナーの生地の上で、水滴が玉のまま乗っている様子
撥水加工したインナーの生地

つまり、こういうこと

汗をかく
↓
インナーが汗を肌から外へ移す
↓
速乾Tシャツが汗を受け取る
↓
Tシャツが汗を広げて乾かす
↓
肌が汗でベタつきにくくなる

これが、トレラン用インナーの基本的な仕組みです。

ポイントは、インナーが汗を吸い取るのではなく、汗を肌から外へ移すこと。

インナーには、ミレーのような「あみあみ」タイプもあれば、ファイントラックのように薄い生地と撥水加工を使ったタイプもあります。

見た目や仕組みは違っても、目的は同じ。

汗を肌から離して、上に着たTシャツへ渡すことです。

だから、インナーは速乾Tシャツとセットで使うのが基本。

この組み合わせで、汗でTシャツが肌に張り付く不快感や、汗をかいたあとの冷えを防ぎやすくなります。

アシタカ
アシタカ

なんとなく着るより、仕組みを知って使ったほうが効果を実感しやすいです。

柔軟剤はNG。インナーの洗濯で気をつけること

ファイントラックの2枚は撥水加工を使っているため、洗濯方法が大切です。

特に気をつけたいのが柔軟剤。

柔軟剤は撥水性を低下させることがあるため、使わないようにしましょう。

洗濯するときは、この4つを覚えておけばOKです。

  • 柔軟剤は使わない
  • 漂白剤・乾燥機は避ける
  • 洗濯ネットを使う
  • 撥水性が落ちてきたら専用洗剤を使う

ファイントラックの「オールウォッシュ(FCG0101)」は、撥水性を保つために使える専用洗剤です。

レインウエアの洗濯に使用している洗剤
ALL WASH

一方、ミレーはポリプロピレンを使っているため、撥水加工の劣化を気にする必要はありません。
ただし、こちらも柔軟剤は避けたほうが安心です。

洗濯方法は地味ですが、インナーを長く使うためには意外と大事なポイントです。

アシタカ
アシタカ

柔軟剤を使いたくなる気持ちは分かります。でも、撥水インナーでは我慢してください(笑)。

洗剤の詳しい使い方は、レインウェアの記事でも紹介しています▼

ストライクトレイルジャケット ストライクトレイルジャケット徹底レビュー|軽さ実測・劣化まで検証

よくある質問|トレラン用インナーの疑問を解決

インナーの上に何も着なくても大丈夫ですか?

基本的には、上に速乾Tシャツを重ねて使います。

インナーは汗を外側へ移し、上のTシャツがその汗を受け取る仕組みです。
インナーだけでは本来の機能を発揮できません。

アシタカ
アシタカ

インナーを着れば、汗をかかなくなるわけではありません。

汗を外へ逃がしやすくするもの、と考えてください。

洗濯機で洗えますか?

洗濯機で洗えます。

ただし、撥水加工型のファイントラックは、柔軟剤を使わない・洗濯ネットに入れる・乾燥機を避ける、の3つを覚えておきましょう。

詳しくは「柔軟剤はNG。インナーの洗濯で気をつけること」で解説しています。

まとめ

トレラン用インナーは、汗を吸い取るためではなく、汗を肌から外へ移して汗冷えを防ぐためのものです。

今回、実際に使った3枚を選ぶなら

  • 最初の1枚なら、ファイントラック ドライレイヤーベーシック ノースリーブ
    春夏秋冬使いやすく、トレランだけでなく帰宅ランや普段のランニングにも使いやすい1枚
  • 真夏の暑さ対策なら、ファイントラック ドライレイヤークール タンクトップ
    暑い時期に特化したモデル。ベーシックを持っていて、夏用の2枚目がほしい人におすすめ
  • 汗の量が多い人や冬の山なら、ミレー ドライナミック メッシュ NS クルー
    厚みのあるメッシュで、汗で濡れたTシャツを肌から離してくれます

どのインナーを選んでも、上には速乾Tシャツを重ねて使うのが基本です。

また、ファイントラックのような撥水加工タイプは、柔軟剤を使わないことも大切です。

迷ったら、まずは「どの季節に一番使いたいか」「トレラン以外でも使うか」で選んでみてください。

アシタカ
アシタカ

12年トレランをしていますが、今はインナーなしで走るほうが不安です。

特に長時間走るときは、汗冷え対策として欠かせない装備になっています。

下半身の汗冷え・股ずれ対策は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

機能性アンダーウェア トレランのアンダーウェア|下着・インナーパンツのおすすめ3選 ]]>
【第14回】霧えび63km完走レポート|心拍データが示した後半失速の原因https://toreashi.fun/kirishima-ebino-2026-report/Sun, 02 Aug 2026 13:20:28 +0000https://toreashi.fun/?p=1688

この記事はプロモーションを含みます。 霧島・えびの高原エクストリームトレイル、第14回大会のロングレースに出走してきました。地元では「霧えび」の愛称で呼ばれる大会です。 前回・第12回大会のレポートはこちらです。 霧島・ ... ]]>

この記事はプロモーションを含みます。

霧島・えびの高原エクストリームトレイル、第14回大会のロングレースに出走してきました。地元では「霧えび」の愛称で呼ばれる大会です。

この記事でわかること
  • 前日〜当日朝の過ごし方(宿泊・シャトルバス事情)
  • レース展開とエイドの様子
  • 心拍・パワーデータで振り返る「後半失速」の反省
  • 使用した装備の実使用感
  • 完走のためのコツ・トラブル対処
アシタカ
アシタカ

第11回はエイドのトイレ全制覇、第12回はリベンジ完走。そして3回目の挑戦となる今回……データに「前半飛ばしすぎ」をしっかり突きつけられました!

前回・第12回大会のレポートはこちらです。

霧島・えびの高原エクストリームトレイル大会レポート 霧島・えびの高原エクストリームトレイルの難易度|65km完走レポート

【大会概要】第14回 霧島・えびの高原エクストリームトレイル

霧島・えびの高原エクストリームトレイルは、『国立公園 霧島』の登山道、歩道、林道を走る大会です。

※ショートコースの概要は省略しています。

大会名第14回霧島・えびの高原エクストリームトレイル
開催日程2026年7月19日(日)
種目ロング(GPS実測:約63.8km/累積標高:約2,800m)スタート:AM5:00
制限時間14時間
開催場所スタート・ゴール … えびの高原
公式サイトhttps://universal-field.com/event/kirishima-ebino-extr/

前回出走した第12回大会と比べると、コース変更があり、トレイル区間の比率が増えたと感じました。

アシタカ
アシタカ

「走らされる林道レース」から、少し「山のレース」に寄った印象!でも下り基調で脚を削られる本質は変わりません。

大会前日|宿泊とシャトルバスが命運を分ける

前日は、えびのIC近くの「ホテルAZ」に宿泊しました。部屋のマットが固く、あまり眠れませんでした。

会場行きのシャトルバスは深夜2:50発の1本のみ。ホテルを深夜1:50に出発し、バス停まで車で20分というスケジュールで、正直かなり過酷。

会場近くの「えびの高原ホテル」に宿泊するか、駐車場を確保しないと、万全の状態でレースに臨むのは難しいと感じます。バスは山道で揺れるため、車酔いする人が多数いました。積極的にはおすすめできませんね。

アシタカ
アシタカ

宿と駐車場は争奪戦!エントリーと同時に確保するのが正解です。

ホテルAZにはトレラン参加者と思われる宿泊客が多く、隣接するステーキ店は人気店でした。行くなら17時台がねらい目です(それでもギリギリでした)。スタッフが少なく、食事が出てくるまで時間がかかる点は注意が必要です。

前日の食事
前日の食事

前日の準備|ジェルの本数と収納場所を先に決めておく

前日の準備では、行動食ジェルの本数チェックとザックへの収納場所(摂取タイミングを考えた配置)、そして睡眠時間の確保を意識しました。食事は肉中心にし、就寝は20時。

アシタカ
アシタカ

バスの時間から逆算すると、20時に寝ても睡眠は数時間……。前泊組は「いかに早く寝るか」が勝負!

【大会レポート】レース展開|前半は抑え、後半は湖を目指す我慢の展開

スタート時は雨でした。気温は寒くも暑くもなく、ちょうど良い感じでした。

序盤は、ロードの下り区間でペースを上げすぎないことを意識しました。

……意識していたつもりでしたが、後からデータを見ると最初の5kmは約6:20/km。25km通過は事前計画より約1時間も速い進行でした。この貯金が後半の借金になります(詳しくは後述)。

アシタカ
アシタカ

霧えび恒例、走りやすい下りで「走らされる」やつです!分かっていても抑えられない……。

エイドは、どこも大きな混雑はありませんでした。ただ、正直に言うとスポーツドリンクの味がイマイチで、補給の中心はフルーツになりました。

霧島えびの高原エクストリームトレイル エイド
霧島えびの高原エクストリームトレイル エイド

30〜35km|気持ちよく攻めた下りが、後半の伏線に

30km過ぎの下り区間は、自分でも驚くほど脚が動きました。約300mの下りを平均5:20/kmで駆け下り、レース中いちばん気持ちのいい時間帯!

……でしたが、事前方針は「下りで大腿四頭筋を削らない」だったはず。この快走の直後から、心拍・パワーが静かに落ち始めます。

一番きつかった区間|最後のエイドから湖が見えるポイントまで

データ上もここが最大の失速区間でした。標高差約480mの登りに1時間以上。ペースは約15:00/kmまで落ちました。苦しくて心拍が上がるのではなく、脚が動かず心拍が上がらない状態です。

アシタカ
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登っても登っても稜線が見えない……。湖が視界に入った瞬間の安堵感は忘れられません!

霧島えびの高原エクストリームトレイル 2026
霧島えびの高原エクストリームトレイル 2026
霧島えびの高原エクストリームトレイル 2026
霧島えびの高原エクストリームトレイル 2026
霧島えびの高原エクストリームトレイル 2026
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霧島えびの高原エクストリームトレイル 2026
霧島えびの高原エクストリームトレイル 2026
アシタカ
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関係者の皆様、ありがとうございました!

トラブルと対処|足つり対策に「カラシ」を初投入

足つり対策として「カラシ」と「コムレケア」を携帯しました。本来はマスタードを使う予定でしたが、近所のスーパーになく、カラシで代用しました。

海外のウルトラ界隈で知られる「マスタードを口に含むと足つりに効く」という対策の代用です。

レース中盤以降、攣りそうな感覚が出るたびに、舌の上にカラシを乗せて口腔を刺激。レース全体で4〜5回使用し、本格的な足つりに発展することなく走り切れました。足つりから意識をそらせた感覚がありました。

ただ、正直に言うとカラシの味自体がイマイチで気持ち悪くなった気もします(バス酔いの影響もあったかもしれません)。

アシタカ
アシタカ

次回は本来のマスタード(チューブタイプ)で再検証します!行動食と同じで、必ず練習で試してから本番投入がおすすめ。

足つり対策はこちらの記事にまとめています▼

足つり予防おすすめアイテム トレイルランニング足つりは怖くない!完走への近道、足つりの原因と対策を徹底解説

水分は1Lで足りたが、ジェルの補給量は不足していた

水分は1L+エイド補給で十分でした。予備の500mlボトルも携帯しましたが、使わずに済んでいます。

補給はジェルを1時間に1本。ただ、振り返るとこれでは不足でした。1本約100kcalとすると毎時100kcal程度。後半の失速には、この補給不足も絡んでいたと考えています。

アシタカ
アシタカ

ウルトラの目安は毎時200〜300kcal。「1時間1本」では全然足りませんでした……反省!

データで振り返る|後半の失速は「心肺」ではなく「脚」だった

今回はCOROSのデータをじっくり振り返ってみました。同じ失敗をしたくない方の参考になれば!

※匿名運用のため、タイムは載せずペースは概算表記としています。

5kmごとの推移|25kmを過ぎてからペースが落ち続けた

区間ペース(概算)心拍パワー獲得標高
0-5km約6:20/km151132W+22/-326m
5-10km約8:15/km156150W+287/-197m
10-15km約8:30/km151147W+282/-135m
15-20km約8:10/km156129W+169/-287m
20-25km約10:00/km158113W+211/-461m
25-30km約12:30/km159113W+368/-221m
30-35km約5:20/km156147W+0/-306m
35-40km約10:15/km155124W+256/-25m
40-45km約9:10/km146118W+164/-165m
45-50km約10:45/km14989W+108/-299m
50-55km約11:15/km145119W+317/-69m
55-60km約15:00/km141108W+481/-150m
60km-ゴール約10:15/km148112W+160/-187m

前後半の比較|ペースは21%落ち、心拍は9bpm下がった

指標前半(0-32km)後半(32km-ゴール)変化
平均ペース約8:45/km約10:35/km約21%低速化
平均心拍156147-9bpm
平均パワー129W113W-12%
ケイデンス138spm125spm-9%

注目は心拍です。後半のほうが登りが多いのに、心拍は9bpmも下がっています。

つまり「心肺が限界で苦しかった」のではなく、脚の局所疲労で出力そのものを作れなくなっていた、というのが今回の失速の正体でした。

アシタカ
アシタカ

前半の高強度×補給不足のダブルパンチ!63kmだから押し切れましたが、100kmなら確実に破綻していた配分です。

次のレースに向けて|100kmの課題は「我慢する走り」

今年5月に完走したASO VOLCANO TRAIL(114km)は、平均心拍132の「抑えた走り」で最後まで動けました。今回は平均心拍151の「攻めた走り」。

63kmを速く走り切る走りとしては成功でしたが、100km・100マイルという次の目標に向けては「気持ちよく走れるときこそ我慢する走り」が課題です。

2026 ASO VOLCANO TRAIL 1 阿蘇ボルケーノトレイル2026完走記|膝・胃腸・寒さとの死闘114km

装備の使用感|擦れゼロのT8と、下りで安心のアルトラが当たり

今回の装備で使用したアイテムをまとめました。

部位アイテム
ウェアノースフェイス ノースリーブ
パンツT8 シェルパショーツ
インナーパンツT8 アンダーウェア
インナーファイントラック インナー
ソックスフィーチャーズ(Feetures)
シューズアルトラ ティンプ6
ザックサロモン センス
補給食ワラビートなど
帽子ノースフェイス
ヘアーバンドニューハレ
サングラスAirFly(エアフライ)
ヘッドライトLedlenser(レッドレンザー)

ザック:サロモン SENSE PRO 6L|63kmでも収納力とフィット感は十分

霧えび 使用ザック
霧えび 使用ザック

収納力は十分、フィット感も満足で、気になった点は特にありませんでした。

ウェア:ノースリーブ+T8 シェルパショーツ|63km走って擦れはゼロ

霧えび 使用ウェア
霧えび 使用ウェア

暑さは感じましたが、脇が空いたノースリーブとT8 シェルパショーツの組み合わせがお気に入りです。ショーツ側の収納も十分でした。63km走って擦れは全くなく、T8のアンダーウェアの実力を再確認しています。

ノースリーブ

ベースレイヤー

ショートパンツ

アンダーウェア

T8 Ultra Sherpa Shorts T8ウルトラシェルパショーツ レビュー|100Kで使う収納と蒸れにくさ 機能性アンダーウェア トレランのアンダーウェア|下着・インナーパンツのおすすめ3選

シューズ:アルトラ ティンプ6

トレイル比率が増えたコースでも、クッションとグリップのバランスが良く、下りも安心して踏めました。

Altra Timp 6 アルトラ ティンプ6レビュー|ローンピークとの違い・GTX版も

サングラス:AirFly(エアフライ)|雨とザックの揺れでもずり落ちない

雨のスタートとなった今回も、AirFly(エアフライ)を着用しました。鼻パッドがない独自構造のため、汗や雨で顔が濡れてもずり落ちません。下りでザックが揺れる場面でも位置が変わらず、かけ直す動作が一度も必要ありませんでした。

詳しい使用感は、別記事にまとめています。

Air Fly トレラン用サングラス エアフライ(AirFly)サングラス 評判|ずれない・曇らないは本当か

行動食:「ワラビート」のレモンがうまい

霧えび 使用行動食
霧えび 使用行動食

レモン味はさっぱりしていて好みでした。もちもちとした食感が新鮮で、甘さ控えめな点も良かったです。

誰でも実践できる!第14回大会から学んだ完走のコツ

今大会を走って感じた、完走のためのコツを整理します。

  • 暑熱順化をしてから臨む:7月開催のため、事前に暑さへ体を慣らしておく
  • 宿泊は会場近く、または駐車場確保が最優先:深夜バス+車酔いのリスクを避ける
  • 前日は20時就寝を目標に:バス組は睡眠時間が数時間しか取れない
  • 序盤のロード下りで飛ばさない:前半の貯金は後半の借金。データが証明済みです
  • 下りで気持ちよく飛ばせる区間ほど要注意:大腿四頭筋を温存する
  • 補給はジェル1時間1本では足りない:毎時200kcal以上を目安に。エイドのフルーツも積極活用
  • 好みの味のドリンク粉末・ジェルを持参する:エイドのスポドリが口に合わない可能性あり
  • 水分は1Lをベースにする:晴天・高温なら+500mlで余裕を持たせる
  • 足つり対策は事前に自分で試しておく:カラシ/マスタード、コムレケアなど

よくある質問(FAQ)

Q. ロングの距離と累積標高は?

A. 第14回大会のロングは、GPS実測で約63.8km・累積標高約2,800mでした。コース変更により、以前よりトレイル区間の比率が増えた印象です。

Q. 会場へのアクセス方法は?

A. シャトルバス(深夜発・本数限定)、大会駐車場、会場近くの「えびの高原ホテル」宿泊の3択です。バスは山道で揺れが激しく車酔いのリスクがあるため、可能なら宿泊または駐車場確保をおすすめします。

Q. 水分はどのくらい必要?

A. 私の場合、雨・涼しめのコンディションで1L+エイド補給で足りました。晴天・高温の年は1.5L程度を目安に余裕を持たせると安心です。

Q. 足つり対策の「カラシ(マスタード)」は効果がある?

A. 私は攣りそうな感覚が出るたびに口に含み(計4〜5回)、本格的な足つりには至らずに完走できました。ただし味が苦手だと気持ち悪くなる可能性もあるので、必ず練習で試してから本番投入してください。

まとめ|霧えびの完走は前日の宿泊戦略で決まる

3回目の霧えびは、「前半の抑制」と「補給量」という古典的な課題をデータに突きつけられたレースでした。それでも、湖が見えた瞬間の景色は最高です。

レースそのものと同じくらい、前日の宿泊・移動戦略が完走を左右する大会です。これから出走する方は、エントリーと同時に宿と駐車場の確保を進めることを強くおすすめします。

この記事が、完走の役に立てば幸いです。

今回使用したアイテム一覧

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