- 通勤ランを始めたい、どんなザックを選べばいいの?
- 走ると揺れてストレスになる
そんな悩みを抱えていませんか?
通勤ランでは、ザックのフィット感や収納力が快適さを左右します。合わないザックを選ぶと、肩や腰への負担が増えたり、荷物の揺れで走りにくくなったりすることも。そもそも、通勤ランが続かない・・・・なんてことも。
そこで今回は実体験をもとに、通勤ラン用ザックの選び方とおすすめザックを詳しく解説します。
通勤ランのザックの選び方
通勤ランを、快適に続けるためには適切なザック選びが重要です。ここでは、基本的なザック選びのポイントを絞ってご紹介します。
【容量】
着替え、貴重品などを収納できる10L~20L程度(季節による)が目安です。
【フィット感】
ランニング中の揺れを抑えるため、体にフィットするものを選びます。
チェストストラップやウエストベルトがあると安定感が増します。
【機能性】
小物整理に便利なポケットの数や配置も確認します。
通勤ランのザックは、容量、フィット感、機能性のバランスが重要です。
季節別ザック選びのポイント
通勤ランのザックは、季節によって求められる要件が異なります。以下季節ごとにまとめました。
- ハイドレーションシステムに対応したザックを選ぶ
- ボトルを収納しやすいザックを選ぶ
- 容量に余裕のあるザックを選ぶ
- 反射材付きのザックを選ぶ
- ライトを装着できるザックを選ぶ
- 撥水性や防水性の高い素材を選ぶ
- レインカバーを携帯する
- 濡れて困るものは防水スタッフバック
迷ったらコレ!通勤ランにおすすめザック徹底レビュー

通勤ランを始めるときに悩むのがザック選び。荷物を快適に運べるかどうかで、走りやすさが大きく変わります。
今回は、通勤ランナーに人気の「ザ・ノース・フェイス TR Rocket」と「パーゴワークス Rush」を徹底レビュー!どちらも軽量でフィット感が抜群なモデルですが、それぞれに特徴があります。実際の使用感も交えながら紹介します。
THE NORTH FACE TR Rocket(ザ・ノース・フェイス TRロケット)
項目 | 内容 |
---|---|
ブランド | THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) |
商品名 | TR Rocket (ティーアールロケット) |
サイズ/容量 | S/10L、M/15L、L/16L |
カラー | 3色 (ティングレー×ブラック・アンジーブルー・ブラック) |
価格 | 27,280円 |
TR Rocketは、通勤ランナーにとって理想的なザックです。
- 適切な容量
→ 通勤に必要な 着替え、タオル、小物 などを無理なく収納可能。 - 優れたフィット感
→ 3本のチェストストラップ でしっかり固定。ランニング中の揺れやずれ落ちを防ぐ。 - 多機能ポケット
→ フロントやサイドのポケットが充実! ソフトフラスクや行動食、小物をスムーズに取り出せる。 - 柔軟な収納性
→ ロールトップ式メイン気室&ストレッチポケット で、荷物の増減に柔軟に対応。 - 高い安定性
→ 重心位置が良く、体が振られにくいデザイン - 通気性抜群
→ 背面のメッシュ構造
サイズ・重量 | 容量 |
---|---|
Sサイズ(約365g) | 10L(着丈42.5×身幅35×裾幅28.5cm) |
Mサイズ(約420g) | 15L(着丈44×身幅38×裾幅33.5cm) |
Lサイズ(約455g) | 16L(着丈46×身幅41×裾幅36.5cm) |



ノースフェイスTR Rocketの詳しい紹介はこちらの記事▼

PaagoWorks Rush(パーゴワークス Rush 20)
項目 | 内容 |
---|---|
ブランド | パーゴワークス |
容量 | 19L(ポケット含む) |
重量 | 約450g |
素材 | 100デニールナイロン、ストレッチメッシュ |
色展開 | 2色 Shadow Gray, Glacier Silver |
パーゴワークスのRUSH 20は、通勤ランに最適なバックパックです。以下の理由から、快適に使用できます。
- 十分な容量と使いやすさ
20リットルの容量があり、通勤に必要な荷物をしっかり収納できます。冬場や着替えを持ち運ぶ際にも余裕があり便利です。 - 快適な背負い心地
高重心設計により、体にフィットしやすく、ランニング時の揺れを最小限に抑えます。そのため、長時間の通勤ランでも快適に使えます。 - 調整可能なフィット感
無段階調整式ショルダーハーネスとチェストストラップを備えており、さまざまな体型のランナーにフィットします。 - 便利なポケット配置
ドリンクボトル用ポケットは500mlのペットボトルが入ります。行動食・スマートフォンを収納できるポケットなどがあり、ランニング中でも素早く取り出せます。



背面のボトムトンネルポケットは、ザックを下さずしっかりと収納ができるため、途中で脱いだアウターなどを収納できます。また、背面のコンプレッションの調整もザックを下さず行うことが可能です。

パーゴワーク RUSH 20の詳しい紹介はこちらの記事▼

通勤ランザックのパッキング方法
通勤ランでのザックのパッキングは、快適な走行のために重要です。以下の3つのポイントを意識して、荷物を整理しましょう。
- 重いものは背中側、上部に配置
- 使用頻度の高いものは取り出しやすい場所に
- 衣類はコンパクトにまとめる
重いものは背中側に配置
PCや着替えなど、重いものは背中側に配置することで、重心が安定し、体の負担を軽減できます。
使用頻度の高いものは取り出しやすい場所に
スマートフォン、ICカード、ドリンクボトルなど、頻繁に取り出すものは、外側のポケットや収納しましょう。走行中でもスムーズに取り出すことができ、ストレスを軽減できます。
衣類はコンパクトにまとめる
着替えなどの衣類は、圧縮袋やスタッフサックなどを活用して、コンパクトにまとめましょう。ザック内のスペースを有効活用できるだけでなく、荷物の偏りを防ぎ、安定した走行に繋がります。
通勤ランのメリット
通勤ランは、健康増進、時間活用、ストレス解消など、多くのメリットがある画期的な移動手段です。
- 時間活用
- ストレス解消
- 経済的メリット
時間活用
通勤時間を有効活用し、運動時間を確保できます。忙しい現代人にとって、時間を有効に使えることは大きなメリットです。
ストレス解消
ランニングは、心身のリフレッシュに効果的です。自然の中や街中を走り抜けることで、気分転換になり、仕事や日々のストレスから解放されます。
経済的メリット
交通費の節約になります。定期券の購入やガソリン代の節約になるため、経済的なメリットも期待できます。
通勤ランのデメリット
通勤ランは、時間と準備、身体的負担がデメリットとして挙げられます。
- 身体的負担
- 労災
身体的負担
通勤ランは運動不足の解消や時間の有効活用に役立ちますが、一方で身体的な負担も無視できません。特に、普段からランニングに慣れていない人や、適切な準備をしていない人にとっては、ケガや疲労が大きなリスクとなります。
ランニングは膝や足首、腰などに負担をかけやすい運動です。特に硬いアスファルトの上を長時間走ることで、関節や筋肉へのダメージが蓄積され、すねの痛みといったケガにつながることがあります。
- クッション性の高いランニングシューズを使用する
- 無理のないペースで走る(最初は短い距離から始める)
- ストレッチや筋トレで体を整える
毎日の通勤ランは、特に長距離の場合、慢性的な疲労の原因になります。通勤ランをした後に仕事をするため、疲れが残ったまま業務に入ると、集中力が低下し、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。
- 走るペースや距離を調整し、疲れをためない
- 走った後にしっかりと栄養補給や水分補給をする
- 体調に合わせてウォーキングに切り替える
通勤ランは暑さや寒さ、雨や雪といった天候の影響を強く受けます。夏場は熱中症や脱水症状のリスクがあり、冬場は筋肉が冷えてケガをしやすくなるため注意が必要です。
- 夏は通気性の良いウェアを着用し、こまめに水分補給をする
- 冬は防寒対策をしつつ、ウォーミングアップを入念に行う
- 無理をせず、天候が悪い日は別の手段で通勤する
労災のリスク
通勤ランは、通常の通勤とは異なり「運動」を伴うため、労災が適用されるかどうか判断が難しいケースがあります。通常、労災保険は「通勤途中の事故」に適用されますが、ランニングをしていると「通常の通勤手段とは異なる行動」と見なされ、労災認定が難しくなる可能性があります。
労災が適用されるかどうかは、以下のような点が考慮されます。
- 通常の通勤経路を通っているか
→ 通常の通勤ルートを外れた場合、通勤とはみなされない可能性がある。 - ランニングが業務に必要な行為とみなされるか
→ 例えば、仕事の一環として運動を推奨されている場合、労災適用の可能性がある。 - 通勤手段として合理的か
→ 会社側がランニング通勤を許可しているかどうかも影響する。
通勤ラン中に転倒してケガをした場合、労災が適用されない可能性があります。また、事故に巻き込まれた際に「ランニングをしていたために適用外」と判断されるケースも考えられます。
- 会社に通勤ランをすることを事前に相談する
- 労災以外の保険(スポーツ保険など)に加入する
- 安全なルートを選び、リスクを減らす
通勤ランは健康や時間の有効活用といったメリットがある一方で、労災の適用が不明確な点には注意が必要です。事前にしっかりと確認し、安全に通勤ランを楽しみましょう。
おわり
通勤ランは健康的な習慣ですが、身体に過度な負担をかけないことが重要です。適切なザック、シューズ選びや体調管理を意識し、無理のない範囲で続けることが大切です。
この記事で紹介したアイテム
【ノースフェイスTRロケット】
【パーゴワークス RUSH20】