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私は、トレイルランニング(トレラン)の大会では、ザ・ノースフェイスの『エンデュリストレイルショーツ』をよく履いています。
軽量性と収納力が魅力のトレイルランニング用ショートパンツでトレイルランナーに人気があります。
今回は、実体験をもとに、エンデュリストレイルショーツの特徴、使用感、メリット・デメリットを紹介します。
- エンデュリスシリーズの比較
- エンデュリストレイルショーツの特徴
- エンデュリストレイルショーツの使用感
- エンデュリストレイルショーツをおすすめする人

ライターの『アシタカ』です。
トレラン歴10年の会社員ランナー です。年間10大会程度出走しています。
大会では必ずと言っていいほど、エンデュリストレイルショーツを履いています。
THE NORTH FACEのエンデュリスシリーズの比較
今回紹介するトレイルショーツは、エンデュリスシリーズのパンツです。
エンデュリスシリーズとは、主にトレイルランニング向けに開発されたシューズやウェアのシリーズです。
エンデュリスシリーズのショートパンツは、以下の3つのモデルがあります。※2025年5月時点

見た目が似ており、購入の際に間違いやすいので、まずはシリーズの違いを簡単に押さえておきましょう。

項目 | エンデュリス トレイルベリーショーツ | エンデュリス トレイルショーツ | エンデュリス レーシングショーツ |
---|---|---|---|
価格 | 14,300円 | 13,200円 | 12,100円 |
インナー有無 | 有 | 無 | 無 |
股下 | 10〜11cm | 17〜19cm | 17〜20cm |
収納 | ウエスト6ポケット | ウエスト6ポケット | ウエスト6ポケット |
素材 | 超軽量フリーカット ナイロン | 超軽量フリーカット ナイロン | リサイクルポリエステル |
サイズ | S,M,L,XL | S,M,L,XL | S,M,L,XL |
以前は、それぞれのシリーズを持っていましたが、最近は、『エンデュリストレイルショーツ』が丈の長さ、履き心地などが気に入っており、同シリーズのパンツをよく履いています。
【徹底レビュー】実際に使ってみた!エンデュリストレイルショーツの使用感
まずは、デザインです。※画像は2024年秋冬モデルになります。
エンデュリスシリーズの特徴として、幅広ウエストと足捌きがしやすい裾周りです。右足前後に反射材があります。

項目 | エンデュリストレイルショーツ |
---|---|
価格 | 13,200円 |
インナー有無 | 無 |
股下 | 17〜19cm |
収納 | ウエスト6ポケット |
素材 | 超軽量フリーカットナイロン |
サイズ | S,M,L,XL |
【ザ・ノース・フェイスのエンデュリストレイルショーツ】【NB22572(2025年春夏モデル)】
一番の魅力は? たくさん入るのに安定感バツグン!
エンデュリストレイルショーツのすごいところは、なんといってもその収納力と、走っている時に荷物が揺れない安定感です。
ウエスト周りの広い範囲で体にフィットするので、ポケットに入れた荷物が揺れるのを抑えてくれます。前の真ん中部分のポケットにスマホを入れて走っても、ほとんど揺れや重さを感じません。ウエストの収納(6つポケット)が細かく分かれているので、荷物の大きさに合わせてフィットさせながら収納できます。
ズレにくい設計で体にフィットするため、ウエスト部分がタイトに感じられる方もいるかもしれません。

前面中央のポケットには、6.1インチのスマートフォン(iPhone 16)がぴったり収まります。ジャストサイズで揺れも気になりません。

ジェルや補給食は2〜3本なら余裕をもって収納でき、きっちり詰めれば4〜5本入れることも可能です。

サイドポケットは中央ポケットよりもやや小さめですが、ジェルの端を折り曲げれば収納可能です。私は主にサイドポケットに食べ終わったゴミを入れています。走行中に落とす心配がなく、エイドで処分しやすいため、ゴミはウエスト周りにまとめて収納するようにしています。

写真では少しわかりづらいかもしれませんが、背面にも最も大きなメッシュポケットが配置されています。中央上部のみが固定されており、その下に滑り込ませるように収納することができます。ただし、2024年秋冬モデルでは、背面ポケットは収納ベルトで覆われているため、出し入れにはやや手間取ることがあります。

レインウェアを着て走り始めたものの、途中で脱ぎたくなることもありますよね。そんな時は、ウェアを細長く折りたたんで収納ベルトに差し込むことで、手軽に持ち運ぶことができます。※2025年春夏モデルでは収納ベルトは廃止されています。


ウエスト周りに収納できることで、ザックを下ろす手間や物を探す手間が省けとても便利です。
普段は使わなくても、エイドでもらった補給食などをちょっと収納したいときに役立ちます。
寒い時期は、補給食が冷たくなり羊羹などは固くて食べづらくなりますが、ウエストに収納することで体温で温められ柔らかくなることが期待できます。
2024年秋冬モデルと2025年春夏モデルの比較
2024年秋冬モデルでは背面ポケットが収納ベルトで覆われているため、ジェル等の出し入れにやや手間取ることがありましたが、2025年春夏モデルでは収納ベルトが廃止され、よりスムーズにアクセスできるようになっています。
※ご購入の際は、モデルごとの仕様の違いにご注意ください!

2024年秋冬モデルではウエストのドローコードが内側に配置されていましたが、2025年春夏モデルでは外側に変更され、コードストッパーが追加されました。これにより、よりスムーズにウエストの調整ができるようになりました。

【NB22572(2025年春夏モデル)】
【NB42371(2024年秋冬モデル)】
サイズ感:吸い付くような履き心地で動きやすい!
サイズはS、M、L、XLがあります。
体に沿ったシルエットで、ウエストの伸びる素材のおかげでフィット感がとても良いです。
荷物を安定させるために、少しタイトな作りです。締め付けられるのが苦手な方は、ワンサイズ大きめを履いてみてもいいかもしれません。

普段着ているランニングウェアと同じサイズが基本ですが、実際に試着して、自分の体型や入れる荷物の量に合わせて選ぶのが良いでしょう。
サイズ | ウエスト囲 |
---|---|
S | 61cm |
M | 64cm |
L | 67cm |
XL | 70cm |
生地はナイロンとポリウレタンの混ざった素材で、伸びやすくて水をはじきます。しっかりした生地ですがゴワゴワせず、少しシャカシャカした感触があります。裾のフリーカット仕様もあって、肌に優しく、気持ちよく走れます。太もも部分が細めにデザインされているため、トレイルで足を動かす際にももたつかず、裾のスリットが足さばきを快適にしてくれます。

初心者必見!エンデュリストレイルショーツのメリット・デメリット
エンデュリストレイルショーツのメリット・デメリットは以下の通りです。
- ウエストポーチやザックを使わずに、スマホなどの荷物を持って身軽に走れる
- 裾がフリーカットなので、足捌きしやすい
- レースや長い距離を走る時に、特に頼りになる
- 定価13,200円(税込)と、少し値段が高い
- インナーブリーフが付いていない(インナー付きが良い人には向かない)
まとめ
THE NORTH FACE のエンデュリストレイルショーツは、荷物の揺れを気にせず快適に走りたいランナー、特にレースや長距離のトレイルランニングに挑戦する人にとって、すごく頼りになる一枚だと思います。
値段は少し高めですが、その機能性と色々な場面で使えることを考えると、試してみる価値は十分にあるでしょう。
- ウエストポーチやザックを使わずに、スマホなどの荷物を持って身軽に走りたい人
- トレイルランニングのレースや長い距離に挑戦する人で、収納の安定感を重視する人
- 軽くて動きやすく、着心地の良いショーツを探している人
【注意】モデルによる仕様変更に注意!
エンデュリストレイルショーツは、販売されるシーズンによってポケットやウエストコードの仕様が変わることがあります定番モデルです。例えば、2024年秋冬モデル(NB42371)と2025年春夏モデル(NBW22572)では、後ろのポケットやウエストコードの仕様が違っています。買う時は、欲しいモデルの品番を確認して、仕様をよく比べてみるのがおすすめです。

トレイルランニングのウェアは消耗品です。転んだり、木の枝に引っかかることもあります。しかし、高機能なパンツはぜひ試してほしいアイテム!新モデルが発売されると、旧モデルが少しお得になるので、試してみるにはぴったりです。気に入ったら、毎シーズン買い替えることになるかもしれませんよ。私のようにw
この記事で紹介したアイテム一覧
【NB22572(2025年春夏モデル)】
【NB42371(2024年秋冬モデル)】