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トレイルランニングシューズ(トレランシューズ)をどうやって選んでいますか?
- 軽量性
- グリップ力
- クッション性
どれを重視したら良いのか悩みは尽きませんよね。
私自身、たくさんのトレランシューズを試してきました。
中でも、HOKA(ホカ)の「スピードゴートシリーズ」は、ここ数年、履き続けているお気に入りのシューズです。
そこで今回は、2024年に発売された「スピードゴート6(Speedgoat 6)」の特徴と使用感を解説したいと思います。
- スピードゴート6の特徴
- スピードゴート6の使用感
- スピードゴート6がおすすめな人

「スピードゴート」はロングレースで頼れる相棒です。
HOKA(ホカ) スピードゴート6(Speedgoat6)の特徴
スピードゴート(SPEEDGOAT)シリーズは、HOKAが展開するトレランシューズの人気のモデルです。
スピードゴートは、一言でいうと『バランスのいいシューズ、初心者から上級者までおすすめできるシューズ』です。
重量 | 278g(メンズ28cm) |
フォアフット | 35mm |
ヒール | 40mm |
ドロップ | 5mm |
※ドロップとは、つま先と踵のソールの高さの差のことです。

「スピードゴート6」の主な特徴は、以下の3点です。
- 抜群のグリップ力
- クッション性
- 耐久性
走りに集中させてくれるグリップ力!Vibramメガグリップ

「スピードゴート6」の最大の特徴は、グリップ力です。
ソールにはVibram(ビブラム)メガグリップが採用されており、濡れた岩場や急勾配のトレイルでも安定した走りができます。
「スピードゴート6」のラグ(突起)は異なる方向に配置されています。

このラグのパターンが、岩場や砂利道などの不安定な足場でも安定した走行を可能にしてくれます。
トレランでは、下り坂でのグリップ性能が非常に重要です。
滑るリスクを減らすことができれば、怪我の予防につながります。
さらに急な勾配や不安定な地面を前にすると慎重になってしまい、スピードが出なくなるし、重心を後ろに残した(腰がひけた)姿勢でのランニングとなってしまい、転倒リスクを高めてしまいます。

しっかりとしたグリップがあれば、「滑るかも」といった心配が少なくなります。
自信を持って走り抜けためには、グリップ力がもたらす安心感が必要!
着地の衝撃が少ない抜群のクッショ性
「スピードゴート6」はクッション性(ソールにボリューム)のあるシューズです。
ミッドソールには、軽量で衝撃吸収力に優れた素材とされているCMEVA(圧縮形式EVA)が使用されています。
※ミッドソールとは、靴のソール(底)と呼ばれる部分の1つで、アウトソールの内側、アッパーとアウトソールの中間に位置する部分です。

このEVAがクッション性を高め、ランニングによる着地時の衝撃と疲労感を軽減してくれるため、長距離レースや岩場の多い環境でも快適に走ることを可能にしてくれます。
ブランド | モデル | 重量 |
---|---|---|
ON (オン) | Cloudventure Peak 3 | 243.25g |
Merrell (メレル) | MTL LONG SKY 2 | 269.75g |
HOKA (ホカ) | Speedgoat 6 | 278g |
ALTRA (アルトラ) | OLYMPUS 5 | 329.25g |
LA SPORTIVA (ラ スポルティバ) | AKASHA II | 342.25g |
Salomon (サロモン) | SPIKECROSS 6 GTX | 352.5g |
他のシューズと比較してめちゃくちゃ軽いという部類のシューズではないことが分かります。
他方で、長距離用のシューズとされており、同じくVibram(ビブラム)メガグリップが使用されているALTRA(アルトラ)のOLYMPUS 5(329.25g)と比較すれば軽量なシューズであることが分かります。

「スピードゴート6」は、他のシューズと比較して軽いというわけではないが、
クッション性(ソールにボリューム)のあるシューズの中では軽量です。
耐久性の向上で安心感UP
「スピードゴート6」では、前作から耐久性が大幅に改善されています。
特に、アッパー部分に使用されているメッシュ素材に樹脂が追加されており、これにより引っ掛かりや摩耗に対する強度が向上しています。

前作(スピードゴート5)ではアッパー部分に耐久性の問題があり、木の枝や岩に引っかかると破れやすいという声があったようですが、しっかりと対策が施されています(私自身は、スピードゴート5を2足履き潰しましたが、幸いにも破けたことはありません。)。
また、靴紐を通す部分も補強されており、長期間使用しても劣化しにくいデザインです。

このメッシュ素材と樹脂の組み合わせにより、「スピードゴート6」は耐久性と通気性の両方を備えたバランスの良いシューズとなっています。
長期間使用しても破れにくく、シューズ内のムレも軽減されるため、快適な履き心地を持続できます。
HOKA(ホカ) スピードゴート6の使用感
スピードゴート6の使用感を、以下の3つの視点で紹介します。
- グリップ力
- クッション性
- 安定感
抜群のグリップ力で攻めの走りができる

「スピードゴート6」を履いて、濡れた岩場や木の根のあるさまざまなトレイルを走ってきました。
特に下り坂では、Vibramメガグリップの効果を強く感じました(ラグの配置のおかげなのか、前作(スピードゴート5)以上のグリップ力のように思いました。)。
急な下りで濡れた岩場が続くシーンでも、足元がしっかりと地面に吸い付くような感覚があり、滑る心配をすることなくスムーズな走りができました。
この「下り坂も怖くない」と思わせてくれるのが、スピードゴートの魅力ですね。
もちろん「滑るかも」と思う瞬間が完全になくなるわけではないですが、トレラン中の不安要素は少しでも取り除くに越したことはありません。

スピードゴート6は、「走りに集中させてくれるシューズ」です。
安定感による安心の走りが可能に
「スピードゴート6」は、アッパー部分に使用されているメッシュ素材と樹脂の組み合わせにより、耐久性があります。
耐久性が上がった一方で、前作(スピードゴート5)に比べるとアッパー部分に少し硬さがあります。前作のスピードゴート5に比べると、初めは前足部分が狭いように感じることもありましたが、いつの間にか馴染んで気にならないようになりました。
「スピードゴート6」は、安定感にも優れています。トレイルの急な足捌きの変更や、方向転換にも対応でき、ふらついたり足を捻ったりしにくいと感じています。

試着の段階では、硬さを感じるかもしれません!
馴染み方は、個人差がありますが、試してみる価値はありです。


スピードゴート5は、今シーズン3足お世話になりました!
ソールの劣化を見ると走りの癖が分かって面白い。。。。
スピードゴート6がおすすめな人
「スピードゴート6」は、トレイルランニングをするすべての人におすすめのシューズですが、特に以下のような人におすすめです。
- 長距離を走りたい人
- 下り坂が苦手なランナー
- シューズ選びに悩んでいるランナー
長距離を走りたい人
- 278gの軽量設計で疲れにくい
- 厚みのあるソール(フォアフット35mm、ヒール40mm)で衝撃をしっかり吸収
- 長距離トレイルでも安定したパフォーマンスが期待できる
下り坂が苦手な人
- Vibramメガグリップのソールがもたらす安心感
- 5mmのラグで優れたグリップ力を実現
- 濡れた岩場や砂利道でも地面を掴むような走行感
シューズ選びに悩んでいる人
- クッション性、グリップ力、快適性のバランス
- 練習でもレースでも対応可能
- たいていの路面(岩場、濡れたコンディション)でも対応可能
おわり
「スピードゴート6」は、クッション性・グリップ力・快適性のバランスが取れた一足になっています。
トレイルランニングを本格的に始めたい方から、レースでの使用を考えている経験者まで、幅広いランナーにぜひ履いてほしいおすすめシューズです。
また、スピードゴートはレギュラータイプとワイドのモデルが展開されているため、多くのトレイルランナーにフィットしやすいシューズです。
この記事で紹介したアイテム一覧
【スピードゴート6】レギュラー
【スピードゴート5】レギュラー

まだ、スピードゴートを試したことがない方は1度は試してほしいトレランシューズです!