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トレイルランニングを始めると、「距離の誤差」や「高低差」「コースナビ」が気になりませんか?
そんなときに頼りになるのが、トレイルランニング向けの腕時計です。
とはいえ、いざ探してみると種類が多くて、「何を基準に選べばいいの?」と迷う人も多いはず。
この記事では、失敗しないための時計の選び方と、おすすめモデルを紹介します。

ライターの『アシタカ』です。
トレラン歴12年の会社員ランナー
年間10大会程度出走、上位10%をキープ目指してトレーニングしています!
実体験を元に、トレランのギアを紹介しています。
トレイルランニング用時計を知るQ&A

まずは、トレラン用の時計を購入するときに、気になる疑問をまとめて紹介します。
ロード用GPS時計で代用できる?
短い距離や低山レベルなら代用できますが、本格的な山ではトレイル用がおすすめ。
ロード用GPSウォッチでも「距離・ペース・心拍」は計測できます。
しかし、山では標高差や天候の変化が大きく、気圧計・高度計・コンパスなどがないと現在地や天候の把握が難しくなります。
また、トレイルでは木々の陰や谷間などGPSが途切れやすい環境も多いため、複数衛星(GPS+GLONASS+Galileoなど)に対応したトレイル向けモデルのほうが精度が安定します。

安全面と快適さを考えると、トレイル対応モデルがおすすめです。
GPS・心拍・高度計など機能はどれだけ必要?

トレイルでは「標高」と「位置情報」が命。基本のGPSに加えて、高度計・気圧計・コンパスがあると、山中で現在地を把握しやすくなります。ただし、最初はGPSと防水機能があればOK。少しずつ機能を増やしていきましょう。

高価なマッピング機能やトレーニング解析も、慣れてからでも遅くありません。
サイズ(重さ・バンド長さ)はどう選ぶ?

長時間のトレイルでは、たった数グラムの違いでも腕への負担になります。軽量モデル(70g程度)なら装着していても気になりにくいです。バンドは通気性の良いものがおすすめです。

長時間・不整地・着けっぱなしになる環境を想定して選ぶのが大切です。
どこで購入できる?
スポーツ用品店やアウトドアショップでも購入できますが、モデル数が限られている場合も。
ネット通販なら、国内正規品の保証付きモデルを選ぶのが安心です。
予算はいくらぐらい必要?
目安としては、ざっくり以下の通りです。
クラス | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|
入門モデル | 4〜6万円前後 | GPS・心拍・防水機能あり |
中級モデル | 6〜9万円前後 | GPS・心拍・防水機能あり 高度計・気圧計・ナビ機能付き |
上級モデル | 9万円〜 | GPS・心拍・防水機能あり 高度計・気圧計・ナビ機能付き 長時間バッテリー |

最初の1本なら、5〜6万円台で必要十分なモデルが揃います。
トレイルランニング向け時計の特徴
トレイルランで時計を使うときにチェックしておきたいのは次の6点です。
- 防水性
- 耐久性
- バッテリー持ち
- GPS精度
- 軽さと見やすさ
- 高度計・気圧計・温度計
防水性
雨・汗・沢渡りなどもあるため、50m防水以上が安心。レース中に雨が降っても安心。
耐久性
山道では、転倒したり、枝に引っかけたり、岩にぶつけたりすることもあります。
そのため、強いガラスやチタン・樹脂ケースなど、壊れにくい素材の時計が安心です。
バッテリー持ち
長いトレイルでは、ゴールまで何時間もかかることも。
GPSを使いながら20〜40時間動くモデルなら、100kmクラスの大会にも対応できます。
普段使いだけなら、1週間以上持つタイプもあります。
GPS精度
山の中では電波が届きにくく、GPSがズレることがあります。
そのため、「複数の衛星(GPS・GLONASS・Galileoなど)に対応した時計」を選ぶと、位置がより正確に分かります。
軽さと見やすさ
トレイルでは長時間走るため、軽さは大事。
また、強い日差しの下や薄暗い森の中でも見やすいよう、反射防止加工やサンライト可読ディスプレイ(反射しにくい画面や明るいディスプレイ)を選ぶと便利です。
高度計・気圧計・温度計
山では「今どのくらい登っているか」「天気が変わりそうか」を知るのが大切です。
高度計や気圧計が付いていると、標高の変化や天候の崩れを早めに察知でき、安全につながります。

この6つを意識して選べば、「走っている途中の電池切れ」「表示が見えない」「ぶつけて壊れた」といったトラブルを防ぎやすくなります。
初心者向け!時計の選び方5つのポイント
トレイルランニング用の時計を選ぶときに大事なのは、自分の走り方に合った1本を選ぶことです。
ここでは、失敗しないための5つのポイントをわかりやすく紹介します。
- 使用目的をはっきりさせる
- 機能と重量のバランス
- ブランド・サポート体制
- ナビ・地図表示機能
- スマホ連携・データ管理
使用目的をはっきりさせる
「近くの低山を1〜2時間走る」人と、「100kmのロングレースに挑戦する」人では、必要な機能がまったく違います。
たとえば、
- 週末に里山を走る程度 → GPSと距離・心拍が分かれば十分
- 長時間レースや登山もしたい → 高度計・ナビ機能・長時間バッテリーが安心
機能と重さのバランスを考える
時計は、機能が増えるほど重くなります。
長時間のトレイルでは、たった10gでも「手首が疲れる」「重く感じる」ことがあります。「この機能、本当に使うかな?」と考えて、必要な機能だけを備えた軽めのモデルを選ぶのがおすすめです。
信頼できるブランドを選ぶ
初心者のうちは、操作や設定で迷うことも多いです。
そんなときに日本語サポートやスマホアプリが使いやすいブランドを選ぶと安心。
- COROS(カロス):軽くて電池が長持ち。アプリもシンプルでわかりやすい。
- Garmin(ガーミン):ナビ機能やデータ管理が充実。登山やロードとの併用にも◎。
ナビ・地図表示機能があると安心
初めての山や大会では、「あれ?分岐を間違えたかも」と不安になることがあります。
地図表示やルートナビ機能があると、画面上で道を確認できるので安心です。「道迷い防止」という安全面でも大きなメリットがあります。
スマホ連携・データ管理で楽しさアップ
走ったデータをスマホアプリで見ると、累積距離や高低差、走ったルートがひと目で分かります。
「この坂を前より速く登れた!」など、成長を感じられてモチベーションもアップ。
また、日常のウォーキングや睡眠ログも取れるモデルなら、健康管理にも活かせます。

トレイル時計選びで迷ったら、この3つを意識してみてください!
- 自分がどんなコースを走るかを考える
- 必要な機能だけを選ぶ
- サポートがしっかりしたブランドを選ぶ
トレランおすすめのモデルは?
トレイルランナーに人気の高い3モデルを紹介します。
COROS APEX 4:基本的な精度やバッテリーは妥協したくない
COROS APEX 4 は、「初めてのトレイルでも安心して使いたい」「基本的な精度やバッテリーは妥協したくない」という人にぴったりのモデルです。「信頼性・軽さ・コスパ」のバランスが取れたモデルです。
2025年10月下旬から11月上旬に発売予定です。
道迷い防止・耐久性・軽さという3つの安心ポイントがそろっており、「初トレイル時計」としてバランスが◎。
モデル名 | 特徴 | 価格 | おすすめタイプ |
---|---|---|---|
COROS APEX 4 2025年10月下旬発売 | 高耐久性 高精度GPS 長時間バッテリー オフライン地図 軽量 | 42mm:63,800円(税込) 46mm:63,800円(税込) | 山でもロードでも使いたい人 |
COROS VERTIX 2S:将来的に長距離・山岳トレイルをやってみたい

COROS VERTIX 2Sは、初心者でも「将来的に長距離・山岳トレイルをやってみたい」「機能も性能も妥協したくない」という方向けにおすすめの選択肢です。「信頼性・軽さ・耐久性」のバランスが取れたモデルです。
モデル名 | 特徴 | 価格 | おすすめタイプ |
---|---|---|---|
COROS VERTIX 2S | 超ロングバッテリー 耐環境性能 多衛星+高精度GPS対応 ナビ/地図機能充実 豊富なセンサーとデータ追跡 | 93,500円(税込) | 長距離・山岳志向の人 |
▼COROS VERTIX 2Sの使用感はこちらで紹介しています。

Garmin Fenix 8 Sapphire Dual Power:日常もトレランも高機能な1本

Garmin fēnix 8 Sapphire Dual Power は、日常に加えてトレイルランニングだけでなく山岳・アウトドアを本格的に楽しみたい人にとって頼もしい1本です。
モデル名 | 特徴 | 価格 | おすすめタイプ |
---|---|---|---|
Garmin Fenix 8 Dual Power | デュアルパワー充電対応 アウトドア機能が充実 GPS精度・衛星多対応 スピーカー、マイク、音声操作 | 198,000円(税込) | 日常もトレランも高機能で全て完結させたい人 |

結局、どれを選べばいいの?
- 扱いやすさとコスパ重視ならCOROS APEX 4
- 長距離、山岳志向なら、COROS VERTIX 2S
- 山から日常使いまで高機能にこだわるなら、Garmin Fenix 8
私はこれまでGarminの「Fenix 7」を使用していました。しかし、上位モデルの価格が上がったことや、周囲でCOROSを使う人が増えてきたこともあり、2025年からCOROS VERTIX 2Sを使っています。使い勝手は思った以上によく気に入っています。
まぁ、正直見た目は、Garmin Fenixシリーズの方が好みではありますが。
おわり:トレイル時計選びは「安心+快適+長く使える』がカギ
トレランの時計は、単なるタイムを測る道具ではなく、山の中で自分を守るための頼れるパートナーです。
防水性やGPS精度などの基本性能はもちろん、長時間の装着でもストレスにならない軽さやフィット感も重要なポイントです。
自分の走る距離や環境に合わせて、無理なく使い続けられるモデルを選ぶことが、結果的にトレーニングやレースの安心感につながります。

お気に入りの一本を見つけて、山を走る楽しさをさらに広げていきましょう。