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トレイルランでは、軽量化のために、
「今日はウィンドブレーカーはいらないかも」と置いていきたくなることもありますよね。
でも、こんな経験はありませんか?
- 登りで汗をかいた後、体の芯からゾクッと冷える
- 稜線で強い風にさらされて体が冷える
- 気づけば空気がひんやり、山の気温が急に下がる
トレイルランは天候や気温の変化が激しく、汗や風による体の冷えが大きな負担になります。
そんなとき、体を守ってくれるのがウィンドブレーカーです。
この記事では、トレイルラン初心者の方に向けて、
- ウィンドブレーカーの特徴と役割
- 選び方のポイント
- おすすめモデル3選
- お手入れのコツ
をわかりやすく解説します。

ライターの『アシタカ』です。
トレラン歴12年の会社員ランナー
年間10大会程度出走、上位10%目標に日々トレーニングしています。
実体験を元に、トレランアイテムの紹介をしています。
これからトレランを始める方も、「そろそろちゃんとしたウィンドブレーカーが欲しい」と思っている方も、この記事を読めば自分にぴったりの1枚がきっと見つかります。
よくある疑問|トレラン初心者のウィンドブレーカーQ&A

ウィンドブレーカーは「本当に必要?」「どれを選べばいい?」と迷うアイテムのひとつです。
ここでは、初心者がよく抱く疑問にサッと答えていきます。

時間がない方は、ここだけ読めば大体のポイントがつかめます。
Q1. ウィンドブレーカーって本当に必要?
山の天気は変わりやすく、風で一気に体温が下がることも。汗冷えや風冷えを防ぐために必携です。
Q2. レインウェアとどう違うの?
レインウェアは「防水」、ウィンドブレーカーは「防風と通気性」。雨を完全に防ぐ代わりにムレやすいレインウェアと違い、走りながら着ても快適です。
こちらの記事でレインウェアを紹介しています▼
Q3. 夏でも必要?
夏山や早朝・夕方のトレイルでは風が強く、気温差も大きいです。軽量で小さく収納できるタイプを1枚持っておくと安心。
Q4. どんなウィンドブレーカーを選べばいい?
以下のポイントをチェックすると失敗しにくいです。
- 軽さと携行性:100〜150g前後でザックに常備できる軽さ。
- 通気性・透湿性:汗をかいてもムレにくい素材(Pertex Quantum Airなど)。
- ストレッチ性:腕や肩が動かしやすい生地を
- ディテール:フード付き・ダブルジッパー・静音素材なども快適性アップに。
Q5. 手入れは面倒?
中性洗剤で簡単に洗えて、定期的にケアすれば長く使えます。
ウィンドブレーカーの特徴と役割
ウィンドブレーカーは、軽量でコンパクトながら、風や汗冷えから体を守る重要なアイテムです。
トレイルランニングでは、標高や天候が変わりやすく、短時間で体温が下がることもあります。そんなときにウィンドブレーカーを1枚持っていると、快適さと安心感が大きく変わります。
- 軽量で携行しやすい
多くのモデルは100〜150g前後で非常に軽く、ザックやポーチに小さく収納できます。走りながらでも邪魔にならず、行動中の温度調整に最適です。 - 通気性と防風性の両立
風を防ぎつつ、汗をかいたときの蒸れを逃がす素材を採用しているモデルが多いです。 - ストレッチ性がある素材
肩や腕の動きを妨げない柔軟な生地を使用しているため、登り下りや腕を大きく振るランニングでも快適です。 - コンパクト収納可能
ポケットに入れてもかさばらず、携行性に優れているため「持っているだけで安心」というメリットがあります。
ウィンドブレーカーを選ぶときのポイント
トレイルランで快適に走るには、ウィンドブレーカー選びが大切です。初心者の場合、どれも同じに見えて迷いやすいですが、まずは押さえておきたいポイントを6つ紹介します。
- 軽さと携帯性
- 通気性と浸湿性
- ストレッチ性
- サイズ感
- ディテール・機能
- 耐久性・デザイン
軽さと携行性

- 100〜150g前後でコンパクトに収納可能
- ザックやポーチに入れても邪魔にならない
走行中に急な風や気温低下があっても、軽量タイプならサッと羽織れます。私も朝トレで下りに入ったとき、この軽さのおかげで汗冷えせず快適でした。
通気性・透湿性

- 汗をかいてもムレにくい素材
- 軽量で透湿性の高い生地
通気性が高い素材を選ぶと、体温を一定に保ちながら走れます。
特に初心者は汗冷えで体調を崩しやすいので、透湿性は重要なポイントです。
ストレッチ性

- 肩や腕の動きを妨げない柔軟な生地
登り下りや腕を大きく振る動作でも快適に走れるので、長時間のトレイルでも疲れにくくなります。
サイズ感

- 基本は、通常サイズで。
- 中間着を重ねるなら1サイズ上げる
自分の着用用途に合わせてサイズを選ぶと、動きやすく快適です。
ディテール・機能

- フード付き:冷たい風や小雨に対応
- ダブルジッパー:下から換気可能
- 静音素材:走行中のシャカシャカ音を軽減
- ポケット付き・収納型:携行性と利便性アップ
- サムホール:防寒
細かい機能が、実際のトレイルでの快適さを左右します。
耐久性・デザイン
- 縫製や生地の丈夫さをチェック
- 好みのカラーやシルエットを選ぶと「着たい」と思える一枚に
初心者はまず「軽くて動きやすく、通気性のある1枚」を優先すると失敗しにくいです。
デザインや耐久性は、用途や好みに応じて選ぶと安心です。
トレイルラン初心者におすすめのウィンドブレーカー3選
トレイルラン初心者にとって、ウィンドブレーカーは「軽さ」「動きやすさ」「通気性」が重要です。ここでは、おすすめの3モデルを紹介します。
THE NORTH FACE Swallowtail Vent Hoodie(スワローテイルベントフーディ)
Swallowtail Vent Hoodie(スワローテイルベントフーディー)はノースフェイスの定番商品です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | スワローテイルベントフーディー |
| 素材 | リサイクルナイロン100% (環境配慮のPFCフリー撥水加工) |
| サイズ | S / M / L / XL |
| 重量 | 120g前後 (Lサイズ) |
| 原産国 | ベトナム |
| カラー | ブラック・ブルー・アイボリ系 |
| 仕様 | 裾・袖口・フードにゴムシャーリング、ベント |
防風性が高く、換気用のベンチレーション機能も備えています。軽量で動きやすく、初めてウィンドブレーカーを購入する方に最適です。登山やトレイルランを兼用したい場合でも使いやすく、汎用性が高いのが特徴です。
- 重量:やや軽量(Teton Bros.より少し重め)
- 特徴:防風性+換気機能、初心者向けの汎用性
- おすすめポイント:最初にお1枚に選びやすいバランス型

スワローテイルベントフーディはノースフェイス定番の商品です。
ネットで購入する場合は旧モデル(NP2228)も出てくるので注意してください。
旧モデルは安価になっている場合が多いので、新モデルにこだわりがなければおすすめです。
Teton Bros. Wind River Hoody(ティトンブロス ウィンドリバーフーディ)
Wind River Hoody(ウィンドリバーフーディ)は、ティートンブロスの定番商品です。
軽量でザックに入れても邪魔にならない一枚。肩や腕の動きを妨げないストレッチ素材で、登り下りでも快適です。素材は通気性と防風性を両立しており、汗をかいてもムレにくく、体温を一定に保ってくれます。軽さや縫製の丁寧さを重視する方におすすめです。
- 重量:約100g前後
- 素材:Pertex Quantum Air(軽量・透湿性・防風)
- 特徴:軽さと動きやすさ重視、縫製も丁寧
詳しい使用感はこちらの記事で紹介しています。
Milestone Onion Hoody(マイルストーン オニオンフーディ)
MilestoneのOnion Hoodyは、軽さ・通気性・防風性・ストレッチ性を高次元でバランスさせたモデル。フードやジッパーの工夫で走行中の快適性も確保されています。折りたたむとコンパクトに収納できるので、通勤ランや山ランの両方で使いやすい一枚です。見た目にもこだわりたい方に特に向いています。
- デザイン重視、軽量で走りやすい
- 約100g前後で携行しやすく、通気・防風・ストレッチがバランス良好
- カラー展開も豊富で、見た目も楽しめる
まずは、自分の走るフィールドや使用目的に合った1枚を選ぶと失敗しにくく、快適なトレイルランを楽しめます。
ウィンドブレーカーのお手入れと長持ちさせるコツ
ウィンドブレーカーは軽量で便利ですが、正しいお手入れをすると長く快適に使えます。ポイントはシンプルです。
- 洗濯:使用後は汗や皮脂を落とすために中性洗剤で手洗い、またはネットに入れて洗濯機で。柔軟剤はNG。
- 乾燥:脱水は短時間にし、陰干しで自然乾燥。直射日光は避ける。
- 撥水性の回復:撥水性が落ちたら、低温アイロンや撥水スプレーで簡単に復活。
- 保管:圧縮せず、通気性のある場所で吊るして保管すると型崩れや生地の劣化を防げます。
日常的に軽くケアするだけで、軽さや通気性、防風性を長く維持できます。
トレイルランでの快適さを保つために、使った後はサッと手入れしておくのがおすすめです。
まとめ|快適な1枚でトレイルも通勤ランも楽しもう
ウィンドブレーカーは、初心者にとって「安心して走れる1枚」です。風や汗冷えから体を守り、軽量で携行しやすいため、天候が変わりやすい山でも快適に走れます。
選ぶときは軽さ・通気性・動きやすさを優先。
私のおすすめは以下です。
- 最初の1枚なら、THE NORTH FACE Swallowtail Vent Hoodie、
- 軽さや縫製、上質重視ならTeton Bros. Wind River Hoody
- デザイン重視ならMilestone Onion Hoody
私は年中通勤ランをしているため、秋冬はこの3着をフル回転で使用。それぞれの特徴を活かして使い分けることで、寒い日や風の強い日も快適に走れています。
使った後は簡単にお手入れして、長く快適に活用しましょう。自分に合ったウィンドブレーカーで、トレイルランも通勤ランも安全かつ楽しく走れます。
この記事で紹介したアイテム一覧
THE NORTH FACE Swallowtail Vent Hoodie(スワローテイルベントフーディ)
Teton Bros. Wind River Hoody(ウィンドリバーフーディ)
Milestone Onion Hoody(オニオンフーディ)
トレイルの足跡
